[完全保存版]ノンジアミンカラーの種類と特徴を徹底解説!

 

現在、花粉症や食物アレルギーをなどたくさんアレルギー物質により困っている方が増えてきています。

今後ヘアカラーでのアレルギー、つまり「ジアミンアレルギー」の方もさらに増えていくという可能性があります。

 

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そしてアレルギーの方や事故が増えてしまったときに、国からの規制や制度が変わる可能性もゼロではありません。

その時に美容室・美容師としてヘアカラーを何もできない、染めれないでは困ります!

そこで、アレルギー対策として出来るカラーとその方法を考えていきたいと思っているのですが、

その中で今回はノンジアミンカラーとはどんなものがあるのか、その種類と特徴についてまとめておきたいと思います。

現在日本で使用されている”ノンジアミンカラー”は、ほぼすべてこれらの内のどれかにあたると思います。

 

 

「ノンジアミンカラーの種類と特徴」

 

それではジアミンを使っていない「ノン・ジアミンカラー」とはいったいどんなものなのでしょうか?

まずはカラー剤の種類として現在このように分類されているのですが、

 

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この中からさらにノンジアミンカラーを分類していきたいと思います。

 

 

ジアミンアレルギーを起こさせない、ノンジアミンカラーと呼ばれるカラー剤として

  1. ヘアマニキュア 
  2. ヘナ
  3. カラートリートメント
  4. 脱色剤・脱染剤
  5. ノンジアミン酸化染毛剤

 

の5つに分類させていただきました。

順に解説していきましょう。

 

 

①ヘアマニキュア(酸性染毛剤)

 

ヘアマニキュアとは、、「マニキュア」という言葉が示すとおり、

手足の爪に使うマニキュアと同じようなイメージです。

 

ヘアカラーとは違い、イオン結合によって髪の表面にだけ色素を吸着させる方法です。

ヘアマニキュアは髪の内部にまで入ることはないため、大きなダメージはありません。

しかしブリーチ作用が無いため黒髪に対してはどんな色を選んでもほとんど色味がみえません。

主に白髪を染める時や、ハイトーンのカラーでビビットな色を出したい時に使います。

また頭皮にヘアマニキュアがつくとなかなか取れにくく施術では根元の1~2mm開けて塗るので、根元から染めることはできません。

といった特徴があるヘアマニキュアですが、

髪の毛を明るくせずに白髪を隠したい方には今でも人気のカラー剤ですね。
まずノンジアミンのカラー剤として第一候補にあがるのはこのヘアマニキュアになるでしょう。

 

 

②ヘナ


ヘナはインドをはじめ、アフリカ、西南アジアに自生する植物で、植物染毛剤や薬剤、防腐剤として古来より使用されてきました。

天然のヘナは脱色(ブリーチ)作用はないためにヘアカラーのように髪の毛を傷めることはありません(明るくすることもできません)。

むしろオレンジの色素が傷んだ髪にできてしまっているダメージホールの穴埋めをしてくれるために、ハリコシやツヤが出やすくなり、くせ毛なども落ち着きやすくなるといった効果があります。

そのため最近ではヘナをカラーリングだけでなくヘアトリートメントを目的にヘナを使う人もおられます。

ヘナは植物の粉なので、酸化染料だと頭皮がかぶれる、ジアミンアレルギーが出るといった方にでも使えます。

ただし、ジアミンなどの化学染料の入っているヘナも巷には溢れていますので、使用するものは信頼のおけるヘナを使用するようにしましょう!

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③カラートリートメント(塩基性・HCカラー)


カラートリートメントと呼ばれる塩基性染料は、もともとは白髪染めなどヘアカラーには使うことが出来なかった染料なのですが、2001年の化粧品規制緩和によって、白髪染めにも配合することが可能になった比較的新しい染料です。

 

・塩基性染料とは?

塩基性染料はプラスの電荷を持っているという特徴があり、
髪の毛の表面にあるケラチンタンパク質のマイナス部分とイオン結合します。
(ヘアマニキュアとは逆の性質(電荷)です)

結合することで染料が付着し色が付くのですが、分子サイズが大きいため、髪には浸透しません。 ですから、ほかの染料と違って、髪の毛の表面に付着するダメージの少ない染料となります。

 

・HC染料とは?

HC染料はこれは分子が小さいため、髪のキューティクルを開く必要なく、髪の内側まで染めることができます。

しかし分子が小さいがゆえに、色の落ちも早いのです。

 

 

よってこの塩基性カラーHCカラーはだいたい混ぜられて一緒に使用されることが多く、混ぜることで髪の毛の中と外の両方をしっかりと染まるように組み合わされています。

これまで、ジアミンの入っていない毛染めの代表は①の『ヘアマニキュア』でした。

ただ、ヘアマニキュアは地肌から染めれないという欠点があります。

こちらの塩基性HCカラーは、マニキュアと似た染料ですがこちらは皮膚に付いても、わりと落ちてくれるのです。(多少落ちにくい色もあります)

髪の色落ちに関して早いところもありますが、カラートリートメントと呼ばれるようにトリートメントやアルカリカラー(※)に混ぜれたりと使い勝手のいいカラー剤であるという特徴もあります。

塩基性HCカラーの種類によっては混ぜると色が変わってしまうものもありますので、混ぜても大丈夫な商品がどうかは事前に確認しておきましょう。そしてジアミンアレルギーの方にジアミン入りのカラー剤と混ぜて使用するのももちろんダメです。 

 

 

④脱色剤・脱染剤(ブリーチ・ライトナー)

いわゆるブリーチやライトナーと呼ばれるものです。

名の通り髪の色素を抜く『脱色剤』です。もともと染料が入っていないのでノンジアミンです。

髪を明るくすることはできますが、他のヘアカラーと違い”色味”を入れること、暗くすること・白髪を染めることはできません。

中にはライトナーと名乗っていても染料が入っているものもありますので、成分は確認しておきましょう。

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⑤(ノンジアミン)酸化染毛剤

 

こちらはちょっと特別な商品になりますが紹介しておきます。

基本的にジアミンの入っているとされている「酸化染毛剤」でありながら”ジアミン”が配合されていないタイプのヘアカラーになります。

”ジアミン”は入ってはいませんがジアミン以外の酸化染料が入っています。

この意味と区別ができない方は理美容師さんでも使用しない方がいいと思います! 

ジアミンではありませんがよく似た構造の染料が入っていますので刺激やアレルギーの心配も多少あります。

 

「ノンジアミンの酸化染毛剤」は色味や明るさに多少のバリエーションはありますが、

やはりジアミンという黒やブラウンを表現する染料が入っていないため、暗めの色味や白髪染め、明るく髪を暗くすることは苦手です。

 

 

まとめ

 

以上5タイプの「ノンジアミンカラー」をご紹介させていただきましたが、

勘違いしやすいのは、オーガニックカラーとか植物性カラーみたいなネーミングで肌に優しいみたいな打ち出し方をしているカラー剤です!

 

オーガニック認証や天然由来であろうが肌に優しいことと、ジアミンアレルギーであることは関係ありません。ジアミン染料が入っていればアウトです。

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不安があればパッチテストの必要性がない化粧品分類のカラー剤も事前にパッチテストで大丈夫かどうか確認しておきましょう。

 

「ノンジアミンカラー」と呼ばれるものは、

現在のところジアミンの含まれるアルカリカラーと比べると、明るくすること、染めることにおいては確かにデメリットが多いです。

このデメリットがあるために「ジアミン」がアレルギーを起こしやすいとわかっていてもなかなか他のカラーに変えることができない方もおられるかもしれません。

 

しかし、これらの種類のノンジアミンカラーの特徴をうまく利用することで、それぞれの方の希望に合わせた色や明るさをノンジアミンでも表現出来るようになってきました。

 

完全にすべてのお客様の状態や要望には合わせることは出来ないかもしれませんが、

出来る限り、リスクと手間の少ない方法と薬剤を選ばせていただきますので、今までアレルギーでカラーができないと思っている方でもぜひ一度ご相談ください。

 

 

もし今後他のタイプのノンジアミンカラー剤もわかりましたら追加していきたいと思います。

「お歯黒式」とか「光で染まるヘアカラー」とかは問題外なので書きませんけどね笑

 

ではでは。

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