市販の白髪染めカラーの恐怖!黒くなった髪は明るくできない!?

 

さて、今回のお客様は上品でおっとりとした雰囲気が素敵なHさんです。

 

白いところが多いために市販の白髪染めでご自宅でこまめに染められていることが多いのですが、

 

今回はカラーカットでご来店してくださいました★

 

 

【市販の白髪染めカラーの恐怖!?黒く染まった髪は明るくなりにくい?】

 

 

カットは、いつもある程度の長さの気分だけお聞きして、後はだいたい僕の好きな感じにさせていただいています♪

今回は暑くなってきていますのでさっぱりとしたショートボブにさせていただいて、

 

その後、カラーをしていきます♪

 

 

ではカラー前のBeforeから、

 

 

 

 

画像ではちょっとわかりにくいかもしれませんが、

ホームカラーの白髪染め繰り返しのために色が少しムラになっています。

 

白髪が伸びた根元

染まりの悪かった明るめの中間

繰り返しそめられて暗くなっている毛先

 

といった感じの三段階に分かれている状態です。

 

いつも毛先くらいの真っ黒に染められていることが多いので、以前から少し明るくした方が軽く見えますし、Hさんの雰囲気に合うとお伝えしていました。

なので今回は、いつもお家で染められている暗い色よりほんのり明るくした髪色にさせていただくことをご提案させていただいたのですが、

 

明るくすることで問題なのは、

 

そう、

 

この繰り返し染められて暗くなってしまっている

この毛先です。

 

ホームカラーの”濃い染料”が繰り返し染められているので、簡単には明るくなりにくそうな感じがします。

 

おそらくここには普通の明るいブラウンのカラー剤を塗っても明るくなりません。

黒の色素を削ってくれる脱色剤=ブリーチ」のパワーが必要になってくると考えられます。

『ヘアブリーチ』髪を脱色するブリーチっていったいどんなもの?

2017.03.22

 

「ブリーチ!?」

と思われる方もおられるかもしれませんが、こういったセルフで市販の白髪染め黒染めをされている場合そのくらい強いパワーを持つ薬剤を塗布しないとこの黒く染まった濃い染料を取ることができないのです。

自分で黒染めする前に知っておいて!【絶対に市販の黒染めで染めてはいけない4つの理由】

2017.03.28

 

といってもHさんに関しては「絶対に明るくしたい!」というより

「ちょっと明るくなればいいかな~」といったくらいのご要望でしたので、

 

パワーを少し抑えたブリーチで、できる限り傷ませないように気をつけながら、毛先を明るくしていきたいと思います。

 

参考に

ここに実験で作ったブリーチのパワーを調整した毛束があるのですが、

左のブリーチ単品の強さで、右にかけて少しずつパワーを弱めていった実験です。

照明などのせいで③が明るく見えますが、実際には①が一番明るいです

普通のバージン毛に塗布して20分ほど置くと、このくらいまで明るくなるという目安です。

 

今回はこの中の「④」を使って黒くなった毛先を明るくしたいと思います。

 

このブリーチのパワーを少し抑えたでも、

そこそこの明るさです。もちろん”仕上がりをこの明るさ”にしたいわけではありません。

しかし最低でもくれくらいのパワーのあるものを使わないと明るくすることはできないのでは?と思い使用していきます。

 

Hさんにも、

強いパワーのブリーチで無理して明るくするよりも、できる限りダメージを抑えた方法でさせてもらうので、もしかしたらあまり明るくならない可能性もある。

 

ということをお伝えした上でカラーさせていただくことになりました。

 

ということで、

 

 

施術スタート!

 

まずは根元の伸びているところから

 

 

ペタペタ

 

 

ペタペタ

 

 

根元は自然な6レベルのブラウンで染めていきます。

その後、上の「④のブリーチ」を毛先に、

 

 

ペタペタ

 

 

 

ペタペタ

 

 

これでしっかりと時間を置いてから〜

 

シャンプーしたら〜

 

 

 

はい!完成です♪

根元から中間が染まりムラがなくなりましたー!(≧∇≦)

が、

毛先はほんのりしか明るくなりませんでした(´Д` )

 

そうなんです!

『ブリーチ』を使って、

このくらい明るくなる強い薬剤を使用したのにも関わらず”この程度”しか明るくならなかったのです!

 

そのくらいホームカラーの白髪染めや黒染めの染料は濃いものになっているのです!

 

Hさんには、説明の上で行ったことと、ほんのりだけでも明るくなったことで了解を得ましたが、

僕的にはもうちょっと明るくなってほしかったという結果になりました。

 

 

いやはや、本当に市販のカラー剤を明るくすることは難しい・・・

 

みなさんもこの結果を見ると、安易に市販のカラーで黒く染めてしまうと、それを明るくするのに相当なパワーのいる薬剤を付けないといけないということがお分かりになると思います。

 

パワーの強い薬剤を使うということは、それだけ髪の毛が傷んでしまうということです。

もし明るくしたい色を変えたいと思った時になかなか変えることが難しかったり、髪の毛を必要以上に傷ませてしまう原因にもなってしまいます。

今まで大切にしてこられた髪の毛を台無しにしてしまう可能性もあるので、安易に市販のカラーで染めるは避けてもらえたらいいなと思います。

コチラもご参考に

自分で黒染めする前に知っておいて!【絶対に市販の黒染めで染めてはいけない4つの理由】

2017.03.28

 

黒く染まってしまった髪をできる限り傷ませずに明るくしたい時は、他にもいくつか方法がありますので、ご相談にのらせていただきます。

 

ではでは。

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