お湯だけで髪を洗う!?湯シャン(ノープー)の効果をわかりやすく解説!

どーもー!

髪と頭皮のことを真剣に考える美容師あっくんです。

 

今、ナチュラル志向の方の間で“湯シャン”というものが流行していることをご存知ですか?

湯シャンとは他に、お湯シャン・ノープー(ノーシャンプー)とも呼ばれ、その名の通りシャンプーやトリートメントなどを使わずに、お湯だけで髪を洗うことです。

 

お客様
えっ!?シャンプー使わないなんてどういうこと!?
お客様
絶対汚い・・・

などと考える方が大半だと思いますが、

 

実はシャンプー剤を使わずにお湯だけで髪と頭皮を洗うことで、髪の毛のダメージがなくなったり、抜け毛や地肌の乾燥などにいい効果をもたらすということで、

ナチュラル志向の方、髪や頭皮が敏感な方、そして芸能人や海外セレブの間でも実践している人もいたりと話題になっております!

 

しかし、どうしてシャンプー剤を使わずお湯だけの洗髪でそんないい効果が本当に生まれるのでしょうか?

 

今回はその湯シャンについて考えていきたいと思います。

 

 

湯シャン(ノープー)の考え方

 

そもそも、湯シャンというのは、

「汚れを取り除き過ぎないで、人の体、本来のバリア能力を高めましょう」という考えに基づくものです。

 

実は、髪の毛の汚れのほとんどはお湯だけで落とせるといわれています。

お湯だけで洗いシャンプー剤を使用しないことで、シャンプー剤の洗浄成分や余計な成分が残らないので髪と頭皮は非常に良い状態になります。

頭皮の表面には、うるおいを守ったり、刺激の侵入を防ぐための「皮脂」と呼ばれる肌のバリアがあるのですが、

シャンプーに含まれている洗浄成分が強すぎたり肌に合わない場合、肌バリアにダメージを与えてしまうケースが考えられます。

 

さらに皮脂は頭皮だけでなく髪にも伝わり、毛先まで行き渡ることで髪にうるおいやハリを与える効果もありますので、

その皮脂を必要以上の皮脂を取ってしまうと、髪の根元から毛先まで伝わるはずのオイル成分が行き渡らずに、髪にうるおいやハリが無くなり、

頭皮は乾燥してフケの原因、最悪の場合は頭皮サイクルを乱し白髪や薄毛・加齢毛の原因になってしまうこともあるとされているのです。

 

 

シャンプーをしない動物たち

 

実際に野生の動物たちを見てみると、毎日シャンプーなどをしていませんが健康的な毛に覆われていますよね。

たまに水浴びとかをするくらいでしょうか?

 

僕もウサギを飼っていたことがあるのですが、ウサギって毛や身体など洗わなくても毛はキレイですし、体臭が臭く感じることはありませんでした。
(排泄物が毛についたりするともちろん臭いですwそれは洗ってあげてました)

 

他の動物類が頭や身体を洗わなくても平気で暮らせるのに人間だけ洗剤で洗わないといけないということはないですよね!?

今でも文明が遅れてたりする国や地域ではシャンプーなどしないでしょうし、(ホームレスの人の髪がフサフサで健康的だったりw)

シャンプーなどを使っていなかった昔の人は毛のトラブルが少なかったという説もあります。

 

僕たちが毎日シャンプーをつけて頭を洗うという文化はここ50年くらいで出来たものです。それまでの日本では毎日頭を洗うなんて逆に考えられなかったでしょう。

それでもみんな平気だったんですね。

本来人間も毎日髪の毛を洗剤をつけて洗う必要なんてない生き物なんですね。

 

まずはこれで、納得はできなくても湯シャンという行動の意味合いを少しはわかってもらえたでしょうか??

 

この後、具体的なやり方もご紹介していきますが、この湯シャンは決して全ての方が出来ることではありません。

やはりシャンプーを使用する方が向いてる方もおられます。

 

何故ならやはり、現代人は”野生の動物”ではありませんし、昔とは環境や食生活も違いますし、身なりを整えたり個性を出すためにヘアカラーやパーマ、ワックスなどを付けてヘアセットなどもします。

そして洗剤を使用することが当たり前になりその環境に合わせて体もたくさんの皮脂を出すようになってしまっています。

 

なので「湯シャン」に興味を持った方でも、することによるメリット・デメリットをしっかりと理解しておかないと後から後悔することもあるかもしれません。

ということで、

 

 

湯シャンのメリット・デメリット

 

『湯シャンのメリット』

  • 髪の毛にツヤと潤いを与える
  • 頭皮の乾燥を防ぐことができる
  • 抜け毛や薄毛が改善するかもしれない
  • シャンプー代がかからないのでお財布と環境にエコ

 

シャンプーに含まれる洗浄成分があわなかったり、洗いすぎによって頭皮が乾燥しやすくなっていることがあります。フケ症の方のほとんどはこのシャンプーに問題があります。

そのフケの原因とは?美容師が教えるセルフチェック方法と対策

2017.04.16

湯シャンを続けると、頭皮や髪に必要な皮脂や保湿成分が、洗い流されずに残ります。

そうすると、以前なら皮脂分泌のために消費していた栄養などが髪に供給され、頭皮が活性化される効果もあるといいます。

また、髪本来に余計なものが付着することがなくなり頭皮が健康的になることで、過剰だった皮脂が調整され毛先まで皮脂が行き渡り、うるおいが増します。

余分な皮脂や汚れを過ぎないことで本来の正しい頭皮の状態にしてあげることで、長年悩んでいた髪のトラブルが改善したという声もあります。

 

 

『湯シャンのデメリット』

  • 洗い上がりがスッキリしない
  • スタイリング剤、アウトバストリートメントなどの油分を洗い流すことが難しい
  • 皮脂量が多い方は頭皮の匂いが気になる

という感じです。

 

これまでずっとシャンプーしてきたので、いきなりお湯だけに変えると、洗浄力が足らなくて頭皮の皮脂とのバランスがとれないケースが起こりやすいです。

突然始めるのではなく、まずは週に1〜2回くらいからスタートし、様子を見ながら回数を検討していく方がいいでしょう。

皮脂などの分泌量が多い若い方は難しい場合もあります。そのため、夏場などの汗をかきやすい時期よりも、秋冬の少し涼しい時期から始めるのが適しています。

 

頭皮や髪の臭いが気になる人や、タバコなどを吸われる方も付着した臭いがお湯だけではなかなかとれない場合があります。

そして、ヘアワックスやヘアスプレーをしている人は、さすがにお湯だけではスタイリング剤を落としきることは難しいです。

毎日スタイリング剤をしっかりと付けるという方にはこの湯シャンは向いていません。

それでもという場合はシャンプー剤を少量、頭皮に付けないように髪の毛だけに付けてあげてください。

 

 

 

以上、このようなメリット・デメリットを理解した上で、湯シャンにチャレンジしたいと思われる方に、やり方とその注意点を書いていきたいと思います。

 

 

『湯シャンのやり方』

 

お湯だけのシャンプー方法は、やり方を間違えてしまうと、ベタつきや悪臭の原因になってしまうので要注意です。

難しくはないので正しい方法でトライしてみましょう。

 

①髪を洗う前にしっかりとブラッシング!

髪を洗う前に余計な皮脂や汚れを落とす必要があります。
ブラシでしっかりブラッシングすることおすすめします。

これにより、毛先のもつれを防ぎ、また頭皮をほぐすことができます。頭皮に心地よい刺激を与えることで、血行促進にも効果があります。

 

 

②お湯の温度は38度以下に

 

湯シャンの前にお風呂の湯船につかり、身体をあたためて頭皮の汗や皮脂、汚れをとりやすいようにしておくことがいいでしょう。

シャワーの温度が高いと汚れはよく落ちるのですが、
必要な油分を落としてすぎると頭皮は無くなった油分を補おうと余計に油をだそうとするのであまり高温にするのもNGです。

お湯の温度は、36~38℃の体温に近いぬるま湯に設定して丁寧に洗髪することがポイント。

このお湯の温度は頭皮に熱の刺激を与えず、且つ皮脂汚れもしっかり落とせる最適な温度と言われています。

これは普通シャンプーされる方も同じなので覚えておくといいでしょう♪

シャワーヘッドを地肌につけながら、反対の手で優しく頭皮をなでながらしっかり時間をかけて丁寧に汚れをおとしていきましょう!

 

 

③指の腹を使って適度にマッサージ

生え際からつむじにむけて、逆放射状に洗います。

頭皮をこするのではなく、指の腹で軽く押すくらいの力加減でマッサージをする感じで洗いましょう。マッサージ洗いの間もシャワーをあてながらやると、汚れがキレイに落ちます。

 

④10分間以上しっかりとお湯で流す

お湯だけで汚れを落とすとなるとしっかりとお湯を当ててじっくりと時間をかけて流してあげる必要があります。

時間をかけて洗ってもまだベタつきが残るようであれば頭皮からの皮脂が過剰に出る状態か、使用してるスタイリング剤やトリートメントが重過ぎるためだと思いますので、その時は少量のシャンプー剤を使ってあげましょう。

 

最後にこれまでのことと注意点をまとめておきます。

 

 

 

まとめ

 

突然湯シャンに切り換えるのは危険かも!

これまで使ってきたシャンプー(特に市販のものの場合だとかなり高脱脂力です)からいきなりシャンプーをしないとなると、

これまで高脱脂に対応して分泌していた沢山の皮脂をシャンプー無しの湯シャンでは取りきれないため、過剰に残留した皮脂を餌に常在菌が繁殖して地肌環境を悪化させてしまうことも考えられます。

ですので、シャンプーの使用頻度をいきなりゼロにして、湯シャンに切り換えるのではなく、

まずは、2日に1回の頻度にシャンプーを減らし、
次は、3日に1回のペースというように、徐々に減らしていき、慣らしていくことが大切です。

その際、シャンプーの量も徐々に減らしていくと良いです。

頭皮を徐々に湯シャンに慣らしていくことがポイントですね。

 

すぐには効果がでないかもしれない

個人差はありますが湯シャンは結果が出るまで時間がかかることが多いです。

効果を感じるまで早くて1カ月、皮膚のターンオーバーを考えると3ヶ月以上かかる方もおられるみたいです。

地肌が健康だと認識するまでちょっと忍耐が必要な場合があります。

 

誰にでもできるものではないですが、、

湯シャンは人の本来の身体の仕組みを利用し、髪や頭皮を健康にすこやかに保つための方法ですが、

何度も書くように合う人と合わない人がいる方法ではありますので試してみたものの、人によって、やはりどうしても馴染むことができず、続けることが難しいかもしれません。

しかし、メリットを考えると、湯シャンに魅力を感じられる方もいらっしゃると思いますし、僕のお客様の中で実施されている方もおられますが、嫌な臭いなどもありませんし、髪のツヤやまとまりが良くなったと言われています。

テレビ番組やCMなどでは

「頭皮の皮脂を根こそぎ洗って清潔な頭皮を!」

などと過剰な表現をしていますが、皮脂は頭皮や髪に必要なものです。

なのでみなさんすべての人が湯シャンをする必要は無いですが、

毎日、洗剤をつけて頭と髪をゴシゴシと洗うという行為に疑問を持たれてもいいのかもしれません。

 

 

ちなみに僕は20年ほど洗剤(石鹸)をつけて”洗顔”をしていません。

男でメイクをしないということもありますが、お風呂の時にシャンプーなどを流すと同時にお湯で流しているだけです。あと寝起き気になれば水でバシャバシャっとするだけです。

それでも顔はいいコンディションで肌荒れや乾燥などに悩むことはずっとありませんし、顔が臭うと言われたこともありません(笑)

洗剤をつけないことに顔の皮脂バランスが整っている状態だと思います。

僕もほぼ毎日シャンプーはしていますが、湯シャンの理屈も洗顔と同じような事だと認識しています。

 

皮膚や頭皮が洗剤などに弱い方は少しずつでよいので試してみてもいいかもしれませんね。

 

 

ではでは。

 

 

 

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あっくん★

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