驚きの使用方法!?レインボー染料についてさらに花王に聞いてみた!

どーもー!

髪と頭皮のことを真剣に考える美容師あっくんです。

 

今回は「レインボー染料について富士フイルムに問い合わせてみた」記事からの続きになります。

これまでの「レインボー染料」についての記事を読まれてない方はこちらから。

レインボー染料は本当に凄いのか?富士フイルムに直接聞いてみた!

2017.11.29

『レインボー染料』花王と富士フイルムが新しいヘアカラーを共同開発!

2017.09.23

 

 

それでは前回に質問した内容を踏まえてレインボー染料の特徴を軽くおさらいしておきますと、

基本的な特徴として、

  • 鮮やかで立体的な発色
  • 髪には染まりやすく、皮膚には染まらない

 

そして、

  • ブリーチ剤中でも分解されない
  • アレルギーの心配は無い
  • 白髪染めに利用されるのは少し先の話

 

という事がわかりました。

ただ、実際にどんなカラー剤として使用するのかわかりにくかったので、さらに追加で質問してみることにしました。

 

レインボー染料についてさらに花王に聞いてみた!

 

 

今回追加で質問した文面はこちら

花王株式会社 広報部様

早々のお返事ありがとうございます。

それではレインボー染料について追加で2点ご質問させていただきます。

1 . こちらのレインボー染料を使用したカラー剤は分類上、化粧品もしくは医薬部外品どちらの分類での販売をお考えされていますか?

2. 非反応型持続性染毛剤と名付けられていますが、酸性染料(ヘアマニキュア)の様にそれ単品で使用するようなタイプになるのでしょうか?それとも酸化染料のように一剤と二剤を混ぜて使用するようなタイプになるのでしょうか?

お手数をおかけしますが、ご回答お待ちしております。よろしくお願いいたします。

小野

 

あれこれ細かく聞きたい気持ちはありましたがw

絞り込んでこれだけ聞けばある程度の使い方のイメージがわくだろうと思う2つの質問をさせていただきました。

 

今回の質問の意味合いを説明しますと、

 

1 . こちらのレインボー染料を使用したカラー剤は分類上、化粧品もしくは医薬部外品どちらの分類での販売をお考えされていますか?

 

一般の方にはややこしい話ですが、

この「医薬部外品」か「化粧品」分類かでカラー剤としての立ち位置みたいなものがわかります。

今の薬機法(薬事法)にしたがって作られるなら、

「医薬部外品」扱いでの販売なら、過酸化水素を使用出来るのでブリーチ力をもたせて髪の毛を明るくしながら染料することが可能なカラー剤になると思います。

「化粧品」扱いでの販売なら、医薬部外品である過酸化水素の使用は原則禁止です。ブリーチ剤に混ぜれる性質だとしても、混ぜることは禁止。

ヘアマニキュアやカラートリートメントと同じような使用方法になります。

 

 

2. 非反応型持続性染毛剤と名付けられていますが、酸性染料(ヘアマニキュア)の様にそれ単品で使用するようなタイプになるのでしょうか?それとも酸化染料のように一剤と二剤を混ぜて使用するようなタイプになるのでしょうか?

 

これまでの酸化染毛剤では1剤に含まれるアルカリ剤と2剤に含まれる過酸化水素を混ぜることでブリーチ効果をもたらせますが、

そもそも今まで使用してるカラー剤の仕組みから全く違うものになるかもしれませんし、過酸化水素を使わない可能性もあるかと思ったので、どの様に使用するタイプなのか聞いてみました。

 

この”2つの質問”によりレインボー染料の使用法とどのくらいの可能性を持っているのかを追求したいと思います。

 

 

 

花王の回答は

 

1 . こちらのレインボー染料を使用したカラー剤は分類上、化粧品もしくは医薬部外品どちらの分類での販売をお考えされていますか?

 

 

 

なんと!

この質問に対しては、答えてくれませんでした!(笑)

これがわかればどういうカラー剤になるのか明確になりそうだったのに残念です。まぁ仕方ないですね。

 

 

 

2. 非反応型持続性染毛剤と名付けられていますが、酸性染料(ヘアマニキュア)の様にそれ単品で使用するようなタイプになるのでしょうか?それとも酸化染料のように一剤と二剤を混ぜて使用するようなタイプになるのでしょうか?

 

こちらの回答は、

 

 

な、なんと!?

来春から欧米向きに発売されるレインボー染料の商品は、

 

 

酸化染料に混ぜて使用する商品です。

 

 

な、なにー!(´⊙ω⊙`)

 

酸化染料と組み合わせて使用することで、角度によって異なった色が見えるという特徴ある発色やツヤが強調されるとのこと。

 

な、なんと、僕は単独での使用がメインだとイメージしていましたが、

基本的には酸化染料(ジアミン)と混ぜて使うタイプのカラー剤となるようです。

となるとイメージとしてはやはり塩基性HCとか直接染料に近い存在だということでしょう。

 

むむむ。

ヘアデザインを売りにしている美容師さんやカラーリストさん、ビビットな髪の色合いを楽しみたいお客様にとっては鮮やかな色が簡単に出せるようになってすげー!レインボー染料サイコー!ってなるかも知れませんが、

髪や頭皮のケアを重視されたりナチュラルなデザイン推しの美容師さんからすると、う〜んもうちょっと安全で幅広い可能性を期待したのにな…という印象かもしれません。

 

 

でも可能性はまだまだありますよね。

 

ここからは個人的な推測になりますが、

1つ目の質問「医薬部外品か化粧品か?」という質問には答えてくれませんでしたが、

この「酸化染料とレインボー染料を混ぜて使用する」という事を教えてくださったことで思ったのは、

日本では医薬部外品での発売を考えているのではないでしょうか!?

現在の薬機法(薬事法)によると医薬部外品と化粧品を混ぜて使用することは原則禁止されているはずです。

もちろん現場レベルではおこなわれていたり、小さなメーカーであれば混ぜて使用するようなレシピを公開したりしてますがグレーな感じです。

 

しかし美容業界最大手の花王さんからそんな曖昧な商品は出せません。

なのできちんと定められたルールにのりながら酸化染毛剤と混ぜて使用出来るように「医薬部外品」での販売を目指しているのだと思います。
新しい染料だということもありますが日本での認可に時間がかかっているというのはこの辺りが理由じゃないでしょうか。

ちなみに医薬部外品とは日本独自の分類でヨーロッパにはありません。化粧品と比べて発売までには一定の基準をクリアしないといけません。その分日本の商品は海外のものに比べて安全であるとも言えます。 

 

そして思い出してほしいのが最初に発表されたレインボー染料のカラーチャート

上が酸化染料で、下がレインボー染料の色見本です。

酸化染料と比べてレインボー染料はとても鮮やか色となっています。

これまで黒髪からだと1度ブリーチしてからでないと出なかったような鮮やかな色合いも、1度のカラーで表現でき色持ちも優れたものになるならば、

結果的に髪のダメージを抑えながらヘアカラー出来るようになるとも言えます。

さらに酸化染料(ジアミン)カラーのみでカラーリングをしていたところに、レインボー染料を混ぜることが出来るのならば総量としてのジアミンの割合を減らすことが出来ることになり、今後のアレルギーを発症する人を減らすことにもなるでしょう。

 

一般的には鮮やかな発色が注目されるレインボー染料ですが、

このブラウン系も濃くてしっかりとした色合いにも見えます。

最初はファッションカラーからだと言われましたが、濃く艶やかなブラウンを表現できれば幅広いお客様にも対応できるでしょうし、

こちらを応用した白髪染めも研究されるみたいですし、

まだまだ可能性はあると考えれますよね。

欧米での発売は来春なのでなんだかんだでもうすぐです。まずはどんなカラー剤が登場するのか楽しみに待ちましょう♪

 

もちろん新しいことがわかれば随時このブログでもご紹介していきたいと思います。

 

 

ではでは。

 

 

 

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あっくん★

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