どーもー！
髪と頭皮のことを真剣に考える美容師あっくんです。
40代頃からみるみる増え始める白髪は女性の髪のお悩みの中で大きなものだと思います。
毛母細胞の中にあるメラノサイトの機能が低下し、最終的にメラノサイトが毛母細胞から消失することで白髪になる、と考えられています。
これまでにも「白髪になる原因」については書かせていただいていますが、
メラノサイトの機能の低下の1番の原因は加齢でありますが、それ以外にもストレスや生活習慣、遺伝などが関係していますが、栄養不足も原因しているとご紹介しました。
そこで、今回は『白髪予防に最適な食べ物』についてご紹介したいと思います。
〔もくじ〕
白髪予防に最適な栄養素とは？
タンパク質
髪の毛は80%がタンパク質で出来ていると言われ、『タンパク質』は髪の毛を作るうえでもっとも大切な栄養素です。
健康な髪を作るには、良質なタンパク質をを摂るようにしてください。
食材に含まれているタンパク質と、身体をつくっているタンパク質はその構造が異なっています。タンパク質は体内で一度アミノ酸に分解されて再合成されるのですが、良質なタンパク質であればあるほど、身体をつくっているタンパク質とアミノ酸の構造が近いので、体内で効率よく吸収されて再合成することができます。
良質なタンパク質を含んだ食べ物
- 肉
- 魚
- 卵
- 枝豆
- チーズ
- 納豆
などです。
亜鉛
亜鉛はアミノ酸からケラチンを合成するのに不可欠であるという点に加え、抜け毛の原因となる酵素を抑制する効果があるといわれています。
亜鉛は、健康な皮膚や髪の毛を生成する栄養ですが、自律神経のバランスを整えてくれる効果もあります。不足しがちな栄養素なので積極的に摂取するようにこころがけましょう。
亜鉛が多く含まれている食べ物
- 牡蠣
- レバー
- 牛肉
- パルメザンチーズ
などです。
チロシン
髪の毛にはメラニンという髪の色を作る色素があります。
白髪ケアにはメラニン色素をつくり出しているメラノサイトの機能低下を防ぐことが大切です。
このメラニンの原料となっているのがアミノ酸の一種であるチロシンというものです。
つまりチロシンを摂取することが白髪を遅らせるポイントの1つになると考えられます。
チロシンを多く含んだ食べ物
- チーズ
- 納豆
- 豆腐
- アジ
などです。
フェニルアラニン
もう一つ大切なのがチロシンを合成してるアミノ酸のフェニルアラニンです。
このフェニルアラニンは必須アミノ酸、つまり人間が体内でつくり出すことのできないアミノ酸なので食品から摂取するしかありません。
このフェニルアラニンが不足するとメラニン色素の素となるチロシンが合成されなくなってしまうので、白髪予防のアミノ酸として注目されています。
フェニルアラニンを多く含んだ食べ物
- 魚
- 肉
- レバー
- 大豆製品
- アーモンド
- ごま
などです。
まとめ
このように白髪を予防する栄養素を含んだ食べ物を摂ることは健康な髪の毛を作る上で大切な栄養素になります。
しかしこれらを食べたとしても白くなった髪の毛が黒く戻るわけではありませんが、少しでも白髪の発生を遅らせるために、メラノサイトの働きを活性化させるような食事を心がけていきましょう。
ではでは。
あっくん★
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