どーもー!
髪と頭皮のことを真剣に考える美容師あっくんです。
みなさん「ヘアドネーション」という言葉をご存知でしょうか?
〔もくじ〕
「ヘアドネーション」とは、
病気や怪我等、さまざまな理由により髪を失ってしまった18歳以下の子どもに髪を寄付することを「ヘア ドネーション」と呼びます。
芸能人の方がInstagramなどでロングヘアーを突然バッサリカットした写真をあげ、
その理由が”ヘアドネーション”だったということで話題になり、ネットやニュースで取り上げられたときに知ったという方も多いと思います。
人毛のフルウィッグは高級品です。
市販のショートウィッグでも5万円以上しますが、フルオーダーのウィッグだと作るのに4~50万円くらいかかってしまうそうです。
大人であれば市販品のバリエーションが比較的多くなっているため、出来合いのものでまかなえる方も多いのですが、
子供用となると大人用と違いバリエーションがとても少ないです。
かといってオーダーウィッグは高過ぎますし、治療費などにもお金は沢山必要となりますので、無理して大人用をかぶっているケースもあるようです。
そこで髪を必要としている子どもたちのために、ヘアドネーションの団体は無料で100%人毛、オーダーメイドでウィッグを作ってあげているのです。
日本でヘアドネーションを専門に扱うNPOがJHDAC(ジャーダック:Japan Hair Donation&Charity)になります。
髪を寄付する方法は、切った髪に必要事項を書き添えて郵送するだけ。
ただし髪を寄付するときの長さ(31cm)や注意点はいくつかありますのでJHDACのサイトをご参照して下さい。
髪を寄付したいけど31cmに満たない方はこちらもあります。
そんな広がりをみせるヘアドネーションという活動ですが、
あらたな取り組みを行なっているというニュースがありました。
コカ・コーラ ボトラーズ、自販機でヘアドネーション支援
参考記事:https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00468500?isReadConfirmed=true
コカ・コーラ ボトラーズジャパンは全国初の自動販売機「ヘアドネーション支援自販機」を設置した。医療用ウィッグの原料になる毛髪を寄付する活動を支援するNPO法人「Japan Hair Donation&Charity(ジャーダック)」と連携した。自販機の売り上げの一部は、医療用ウイッグの製作に役立てられる。
病気や事故により髪の毛を失った子どもをサポートする活動を支援する。同社が活動に賛同する自販機オーナーと設置契約を結んだ上で、売り上げの一部をジャーダックに寄付する仕組み。
同自販機の1号機を総合美容商社、ガモウ(東京都港区)の東京支社に設置した。現在までに10台を展開している。
なんと!自販機で飲み物を買うだけで、
ヘアドネーション(JHDAC)に募金できる自販機が設置されたとのことです。
ヘアドネーションでの活動は高価なウィッグを製作するために、
「髪の毛」もたくさん必要なのですが、
「お金」もたくさん必要だと聞いています。
髪の毛を寄付できない方ならお金を寄付してあげることで、
ヘアドネーションの活動に協力することができます。
ジャーダックのサイトにも募金方法は書いてありますが、
そんな募金活動に手軽に協力できる自販機が設置されるということは、
募金としても世間の認知を高めるためにも
とても良いことですよね。
現在は10台設置されているそうなので(1台はガモウ東京支社に設置)
もし僕もこの自販機を見つけた時は飲み物を購入したいと思います。
さらに設置台数が増えてくるといいですね。
ではでは。
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あっくん★
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