どーもー!
髪と頭皮のことを真剣に考える美容師あっくんです。
今回は新しい処理剤を手に入れましたので実験していきたいと思います。
「処理剤」というのは簡単に言うとパーマやカラーの前後などに髪の毛に使用する補助剤とか栄養剤のことです。
昔は大好きで色々と試して使ってたんですけど、最近は出来る限りシンプルな施術を心がけているので昔ほど使わなくなっていました。
それでも最近はひと昔前よりいい処理剤がたくさん登場しているみたいで、知り合いの美容師さんから聞いたり、各SNSで見たりしているとそろそろまた色々と試していきたいなーとか思っていた矢先に、
どん!
ナッシュの『R(アール)』を手に入れました!
(Sさんありがとうございます♪)
こちらの処理剤はカラーやパーマの時に使用すると髪の毛のダメージを押さえることができるという逸品です!
RカラーやRブリーチなどの名称でメニュー化してる美容室も多いです。(千林界隈では無さそうですがw)
最近は他のメーカーからも似たようなモノが出ていまして、
ブリーチサプリ、ファイバープレックス、来年発売予定のオプレックスなど特にヘアカラーの時に使用することで驚きの効果が出ると噂には聞いております。
すでに実験され使用されている美容師さんも多いと思いますが、やはり自分で実際に試してみないことにはその良さがわかりませんからね!
ということで、
〔もくじ〕
『R』を実験してみた。
試すのはこちらの毛束。9レベルの明るさです。
こちらに、美容室のメニューの中でも一二を争うダメージを与えるブリーチを数回して、その結果を見ていきたいと思います。
ブリーチ1回目
ブリーチ+過酸化水素6%(三倍) ・右の青いカップの毛束(白いゴムの毛束) ブリーチ+過酸化水素6%(三倍)+R(20%) こちらで40分時間を置きました。 そしてシャンプー後、Rを入れた毛束には”フィニッシャー”と呼ばれる後処理剤を揉み込んで2〜3分、そして流して終わり。(トリートメント類は付けていません) 見た目にはほとんど違いはありませんが、何も入れてない左の毛束はちょっと柔らかい質感、 それに比べて右のR入りの毛束はまだ髪に張りを感じるような気がします。 まだ差がわかりにくく、誤差と思い込みの可能性もあるので、先ほどの毛束をもう一度薬剤と同じ工程でいきます。 40分放置後、 毛先を引っ張れば簡単に伸びるくらい柔らかくなってしまいました まだ引っ張っても伸びにくく、ハリと弾力が残っているのがわかります。 さらに行きましょう。 もちろん3回目も今までと同じ薬剤と工程でいきます。 40分放置後、 切れ毛が出来て溶け始めています。もちろん引っ張ればどんどん切れそうな柔らかさです。 柔らかくなってきたもののまだ芯の硬さは残っている感じです。 ここでドライヤーで乾かしてみます。 乾かしてみるとさらに一目瞭然でした! 乾かすと毛に水分を保持することが出来なくなってギシギシのバリバリ、もうクシも通りません。 !? こ、 これは!! ツルツル!サラサラ! クシも全然通りますし、なんならまだブリーチすることも可能なくらい髪がしっかりとしています! これはスゴイ!!(´⊙ω⊙`) ある程度の差はつくだろと予想はしていましたが実際に試してみてここまでの差がでるとは思ってはいませんでした。 見比べてみてもブリーチ力が特に落ちているようにも感じませんし、使用方法も混ぜて、シャンプー後に揉み込むだけととても簡単。 これは今後ブリーチする方にとっても強い味方になりそうな処理剤です。 この『R』もイタリア製ですし、こういったタイプの処理剤は海外では当たり前に使われているそうです。 どこかに実験させてくれるモデルさんいないかな〜?(笑) ではでは。
・左の赤いカップの毛束(紫ゴムの毛束)
1回目仕上がり
ブリーチ2回目
左の何も入れてない毛束
右のRを入れた毛束
ブリーチ3回目
左の何も入れてない毛束
右のRを入れた毛束
結果
左の何も入れてない毛束
いわゆるビビり毛と呼ばれるような髪としては終わってしまった状態になりました。そして、右のRを入れた毛束
まとめ
もちろんブリーチだけでなく普通のカラー剤やパーマなどにも組み合わせることが出来るみたいなのでさらに色々と試していきたいと思います。こちらの記事もおススメです★
あっくん★
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