どーもー!
大阪の千林からノンジアミンカラーの研究、発信をしているあっくんです。
先日、いただいていた新しいノンジアミンカラーをモデルさんで試すことができました。
〔もくじ〕
今回のモデルさんは、
うちの店のオーナーです!
うちのオーナーは現在髪を真っ黒に染めているのですが、
白髪の割合としては少ない箇所は10〜20%くらいなのですが、写真のこめかみ辺りなどは100%に近いくらい白髪があります。
そして軽度の”ジアミンアレルギー”のためヘアマニキュアで染めたり、新しい白髪染めのサンプルが届いたりすると我慢してアルカリカラーでも染めたり(自己責任)と色々としています。
そんなオーナーにこの新しいノンジアミンカラー(塩基性HC染料)のサンプルが届いていましたので、試させていただくことにしました!
エルコスキュプアスカラーバター「ナチュラルブラウン」
こちらカラーガイド
こちらのナチュラルブラウンで染めていきたいと思うのですが、
ちなみになぜ、オーナーがジアミンアレルギーがあるのに塩基性HC染料を使わず、
ヘアマニキュアやジアミンカラーをしているのかというと、
塩基性HC染料では白髪が真っ黒には染まらないからです。
白髪がチラチラあるくらいの方ならほぼ黒っぽく目立たないくらいには染めることができるのですが、
オーナーのように白髪率が100%のような方(箇所)を真っ黒に染めるのはとても難しいのです。
さらにオーナーの髪質として塩基性HC染料をはじきやすく、かなり染まりにくい髪質で、この白髪箇所を真っ黒に染めるのはなかなか至難の技なんです。
このオーナーの白髪を塩基性HC染料で真っ黒に染めることが出来ることが出来れば僕の塩基性HC染料への追究の物語は終わりを迎えるのかもしれない。
そう、
まるでラスボスをような存在
そんなラスボスをなんとかやっつける(!?)ためにw
こちらのエルコスのカラーバター「ナチュラルブラウン」にアルカリ剤10%とカチオン性の処理剤を5%塗布して(染まりをよくするため)、
施術スタート
根元からベタベタに塗布!(カラーバターコンクは濃厚のため地肌に残りやすいので注意)
ベタベタ
ベタベタ
その後、加温15分して〜
放置10分して〜
シャンプーしたら〜
はい!完成です♪
染まった!
と一見みえますが、
よく見るとやはりちょっと薄い・・・(画像ではわかりにくいですが)
「真っ黒」とは呼べない色です。
根元の伸びが5mm程度だったので目立ちにくいですが、もし数cm伸びてる場合だともっと明るさが目立ったと思われます。
しかしこのカラーバターのナチュラルブラウンの「濃さ」というのはこれまでに使った塩基性HC染料よりも濃いであろうことはわかりました!
オーナーほど白髪率が高くなく、塩基性HC染料が染まりにくい髪質で無い方や少し明るめの仕上がりでいい方などであれば、十分満足した結果になると思います。
もちろんしみたり、かぶれたりなどの頭皮トラブルは一切なく染めることができました♪
まだ半分ほどサンプルも残ってますし、他の方法、薬剤を含め今後もいろいろと試してみたいと思います。
ラスボス攻略への道のりは続く・・・
To be Continue…
ではでは。
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