インディゴで染めると痒くなる!?インディゴアレルギーの原因と対処法を徹底解説

 

どーもー!

大阪で髪や頭皮のことを真剣に考える美容師あっくんです。

 

天然100%のモノや成分、植物由来なら安全と思い込んではいませんか?

花粉症がわかりやすい様に、自然の植物から放たれる花粉によってアレルギーが出る方がとても多いです。ですので”植物だから”って安心してはいけません。

 

天然100%の「ヘナ」でも痒みが出たりアレルギーを症状が出る方はゼロではありません。

特に『インディゴ』 ヘナは大丈夫でもインディゴはできないって方が意外と多いので注意が必要です。

 

今回は、インディゴを使用して痒みやアレルギーが出る原因について詳しく書いていきたいと思います。

この記事を読んで分かること
  1. インディゴの特徴
  2. インディゴアレルギーについて
  3. インディゴのアレルギーでは無いが痒みを感じるケース
  4. インディゴアレルギーだった時の対応策

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天然染料の『インディゴ』でアレルギー!?

インディゴ』はジーンズなどでお馴染みの青い(藍色)色素を持った植物です。

天然の染料になりますがこのインディゴに対してアレルギーをお持ちの方がいらっしゃいますので注意が必要です!

 

このインディゴは衣類だけではなく、髪の毛をも染めるチカラがあるために、

主に同じ天然染料であるヘナの色素を補う為に毛染めとして使われる事が多いです。

それはヘナの色素はオレンジ色しかないため、インディゴの青色を使うことで、オレンジ味を打ち消し混ざりあった時に「茶〜黒」におさえるためです。

毛染めに使用されるインディゴにもいくつか種類がありまして。主にインド産の「ナンバンアイ葉」を使われている場合がほとんどです。

ただし、このナンバンアイ葉のインディゴはヘナと比べると刺激が強くアレルギー性の強い植物と言われています。

 

そしてナンバンアイ葉のインディゴはマメ科の植物なので、蕎麦アレルギーやピーナッツアレルギーのある方は注意した方が良いでしょう。

ヘナは大丈夫だけどインディゴによるアレルギーがあるという方は10%程度いらっしゃると言われています。

天然の染料にもアレルギー性が高いもの低いものがあります。

 

この様に書くとインディゴはアレルギー性を起こす危険な染料の様に思ってしまうかもしれませんが、

ジアミンなどを含むヘアカラー(酸化染料)に比べるとそのアレルギー性はとても低いので必要以上に怖がる必要はありません。

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そしてインディゴのアレルギーだと思っている方でも、実はアレルギーでは無く、

《意外な原因》である場合も多いのです。

 

インディゴのその痒みや痛み、実はアレルギーじゃないかも《意外な原因》

インディゴの葉の裏にはギザギザの無数の細かい”トゲ”の様なものがあり、

機械でかなり細かくパウダー状になるまで粉砕しているにも関わらず、そのトゲだったものが頭皮に付けたときにチクチクっと刺激を与えている事がある様です。

あっくん
ヘナのメーカーによってはこのトゲを限りなく除去する事に成功しているところもある様です

インディゴを塗った途端に痒みや刺激を感じて、流すと何ともないという方は、原因はアレルギーでは無くこのミクロのトゲによる刺激の可能性があります。

さらにヘナによる「2度染め」「ダブルヘナ」と呼ばれる、ヘナで染めたあとにすぐインディゴで染める方法を取られている方は、

ヘナを塗布後流すことで、頭皮の皮脂が一緒に流れてしまっていることが考えられ、頭皮環境が普段より水分も皮脂もない状態で刺激を受けやすい状態になっています。

その為にインディゴを塗布した時にトゲによるピリピリした刺激を感じてしまっている可能性があるのです。

あっくん
これが原因の場合はインディゴを塗布する前に”頭皮保護のオイル”などを付けておくといいでしょう

 

さらに、これは美容師も気をつけないといけない事ですが、

インディゴの「塗り方が悪い」ケース

意外と痒みや痛みの原因で多いケースなのですが髪の毛を生え方を無視した様な『塗り方が悪い』ことが頭皮の痛みの原因といった場合があります。

毛には”生えている向き”というのがあります。

生えグセ、生えている方向、ツムジ流れ、などと言いますがこれらに逆らって塗布して、長い時間放置していると、しだいに頭が痛くなってしまう場合があります。

髪の毛を長時間結結んでいたり、きつい帽子をかぶっていて毛が流れと違う方向に折れ曲がっていると、だんだん痛くなってしまうのと同じです。

 

ヘナやインディゴを塗布する時は、しっかりと染める為にたっぷりと量を塗布する事が多いので、

その塗布量が多い状態で毛穴に逆らって塗布していると、毛根に強い負担をかけます。

そして頭皮は、意外と薄く、顔の皮膚と一枚でつながっているようなデリケートな部分なので、ハケなどでゴシゴシ強く擦れば痛くもなります。

塗布の仕方や放置している時の状態に原因などがないか考えてみてください。

時間経過で痒みが出る場合は、インディゴによるアレルギーが原因と考えられますが、

塗布中のピリピリの刺激や頭が痛いなどは、もしかするとアレルギー反応ではなく刺激性のかぶれかも知れません。

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インディゴでアレルギー反応(かゆみ)が出てしまったら

まず以上の塗布方法などの注意点を確認した上で、インディゴを使用した後に痒みが出る場合にはインディゴアレルギーである可能性が高いです。

インディゴアレルギーの場合にはインディゴが使用出来なくなりますので、

今後はインディゴ、及びインド藍(ナンバンアイ葉)が配合されている製品は使わない方がいいでしょう。

そのまま継続して使い続けしまうとアレルギー反応がどんどん酷くなってしまいます。

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もしインディゴアレルギーになってしまった場合には、

  1. ヘナ単品で染める。
  2. ヘアマニキュアで染める
  3. カラートリートメントで染める
  4. インド藍(ナンバンアイ葉)でない染料で染める

など、インディゴ(インド藍)を使わない白髪染めを検討してください。

ヘナやインディゴなどにアレルギーがある方はおそらくパラフェニレンジアミンにもアレルギー反応が出る可能性が高いので通常のヘアカラーは避ける方が安全でしょう

ヘアマニキュアやカラートリートメントは「ノンジアミンカラー」と呼ばれるものです。

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それ以外には、一般的なインディゴ「インド藍(ナンバンアイ葉)」ではない、蓼藍(タデアイ)琉球藍(リュウキュウアイ)などを使用する事でアレルギー反応を起こさず染める事ができます。

大きく「インディゴ」という青色の色素の、ひとくくりになりますが、

インド藍は豆科、蓼藍はタデ科、琉球藍はキツネノマゴ科と、それぞれ全く違う植物です。

違う植物なのでアレルギーを起こさない可能性は高いです。ただし使用の際はパッチテストしておきましょう。

 

インディゴやヘナは天然由来の安全な素材であり染料です。

しかし、自然の植物にもトリカブトなどを始めとして「毒」も存在しますし、花粉症や食物アレルギーを起こす方もいらっしゃる様に必ずしも安全な素材というわけではありません。

あっくん
コアラが大好きなユーカリも人間は食べることが出来ません。

 

ここまで読んでもらえている方であればご理解していただいているとは思いますが、自然由来のものだから必ずしも安心という考えは、時に危険な場合がありますのでご注意ください。

 

 

それでは実際にインディゴアレルギーをお持ちの方への施術例をご紹介します。

 

インディゴとジアミンのアレルギーをお持ちの方への対応策

今回のお客様は転職されるということで、

面接があるので明るくなってしまった毛先を少し落ち着いた色にしたいというご相談です。

 

ただし、インディゴアレルギージアミンアレルギーの両方をお持ちになります。

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ジアミンアレルギーになってから、ヘナを勧められ、ヘナではオレンジが強くなり過ぎるのでインディゴも使用していたところ、

インディゴを使用した後に必ず痒みが出る様になってしまったそうです。

 

その後は、ヘナ単品使用は好みの色ではなかったので、インディゴもジアミンも配合していない、「ノンジアミンカラー」という存在をしり、

ノンジアミンカラーを取り扱っている美容室で何度か染めていたそうなのですが、

そのお店では一度髪を明るくしてから色を入れるというダブルカラーの工程でされていたそうです。

 

おそらくライトナーと呼ばれる染料の入っていない脱色剤で一度明るして、その後ジアミンの含まないヘアカラーで染めていた様ですが、

色を入れたその日はちょうど良く見えていても、すぐに色が抜け明るくなってしまうという事で、

出来れば一度のカラーリングで白髪を染めつつ、少し明るいカラーを楽しめる方法はないのかと、僕のところにご相談に来てくださいました。

 

まずは Before

表面の毛先が特に明るくなっているのがわかります。

ここは以前の美容室でライトナーで明るくしたところだという事がわかります。色が抜けてしまいのり明るくなってきた様です。

 

内側は白いとこがチラホラ出てきていますので、今回は「ノンジアミンカラー」をうまく使いながら、

一度の工程で、白髪を染めつつ少し明るいカラーに染めていきたいと思います。

 

髪質データ
  • 毛量 普通
  • ゆるい癖あり
  • 顔周りに白髪あり

 

施術工程

顔周りの白髪が多めのところには先に少し濃いめのノンジアミンカラーを塗布しておきます。

そのあと全体の根元に少し明るくなる調合したノンジアミンカラー、

明るくなった毛先には、少し暗くなるように調合したノンジアミンカラーと、

3種類のノンジアミンカラーをそれぞれ塗り分けながら塗布し、時間を置きました。

 

After 仕上がり

おおー! ノンジアミンカラーで落ちついた綺麗な色に染まりましたー!(≧∇≦)

一度のシャンプーで放置時間も短くなり、ご希望通りの色合いになり喜んでいただけました♪

 

内側の白いところもしっかりカバー出来ました。

後から確認しましたが、今回のカラーの後に痒みなどは一切出なかったそうです♪

綺麗な髪になり、これで面接もバッチリですね!

 

まとめ

天然染料である「インディゴ」でも、花粉症や食物アレルギーなどがある様に、インディゴで染めた時にアレルギー反応が出られる方は少数ですがいらっしゃいます。

ただし、アレルギー反応だけでなく、頭皮の状態や塗布方法などによっても頭皮に痛みが出る場合がありますので注意が必要です。

もし実際にインディゴアレルギーの場合には今後はインディゴを含む毛染めを使用するのは危険ですのでやめましょう。

 

もし天然染料「ヘナ」などで引き続き染めたいと思う方は、ヘナ単品で染めるか、蓼藍琉球藍の取り扱いがある美容室で染めてもらいましょう。

暗めや白髪を活かしたヘアスタイルがご希望ですと、へアマニキュアに変えてもいいでしょう。

明るくしながら染めたいとなると、ジアミンも含まないノンジアミンカラーがオススメです。

 

アレルギーの方でも対応できるヘアカラーの種類は少しずつ増えてきています。

インディゴでの痒みやアレルギーでお困りの方はぜひご相談ください。

 

 

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あっくん★

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大阪、京阪千林駅すぐ、ART FOR ART`S千林店で美容師をしている、あっくんこと小野敦之(オノアツシ)です! ヘアケア・ヘアスタイル・美容に関わる正しくて為になる情報を楽しく発信しています。 特に髪の毛の傷みや、ヘアカラーにおけるアレルギーやかゆみなどの知識・経験においては同業者や美容メーカーからも厚い信頼をいただいき、ノンジアミンカラー「NODIA(ノジア)」をプロデュース。全国でセミナー開催し好評を得る。

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