さて全国的に連日猛暑日を記録するなど、
毎日のように暑い日が続き、
強い日差しがビシビシと降り注いでいますね。
これだけ強い日差しなのでみなさん紫外線対策などそれなりに意識してされていると思います。
女性の方であれば紫外線対策のアイテムの『日傘』が大活躍していると多いと思いますが、
(今年は男性用も売れているみたいですね)
しかし、
毎日、ちゃんと日傘をさしていても少しずつ日焼けしているような気がしていませんか?
「日傘をさしているから日焼け予防はバッチリ!」
と思っている方もおられるかもしれませんが、
間違った日傘選びや使い方をしていると、日傘をしているのに知らない間に日焼けしてまっていかもしれません!?
そこで今回は、日傘の選び方と紫外線対策について注意しておきたいことについて書いていきたいと思います。
〔もくじ〕
日傘をしていても日焼けする!?日傘での紫外線対策の注意点とは?
まず日傘に記載されているものに
- 紫外線カット率
- 遮光率
というものもあります。
なんとなく、「紫外線カット率」と「遮光率」と言われも同じ様なものに感じると思いますが、いったいどう違うのでしょうか?
①紫外線(UV)カット率
その名の通り『紫外線』をカットする率のこと。これが高いほど日焼けしにくく、シミができにくいのです。
②遮光率
遮光率とは、『可視光線』を遮断する率のことです。
可視光線とは、人間の目に見える光のことです。つまり、遮光率はどれだけ濃い影をつくるか、ということになります。
引用 https://shieldkoubou.com/cut-2
”日焼けの原因となる紫外線を通したくない”というなら「紫外線カット率」にこだわらなければなりませんし、
”日よけとして暑さを防ぎたい”場合は「遮光率」にこだわりる必要があります。
つまり、焼けたくないと思って買った日傘が「遮光率」は高いが「紫外線カット率」が低いものだったとするなら日焼けはしやすくなりますし、
反対に春のポカポカ陽気くらいの中で、あまりにも「遮光率」の高い日傘を使用すると少し寒く感じるかもしれません。
日焼けをしたくないのか、日差しから守りたいのか、出来れば両方なのか、目的に合った日傘を選ぶことが大事だといえます。
紫外線カット率は信用できる!?
実際、日傘に限らず色々な商品に「紫外線(UV)カット率」というものが記載されていたりします。
その中には『紫外線99%カット』などと書かれている商品もありますよね!
しかし、本当に紫外線を99%カット出来ているのでしょうか?
その答えとしては、
繊維1本1本のカット率が99%の素材や加工を使っているだけで、
実際に降り注ぐ紫外線の99%を防ぐことが出来るわけではありません!
なぜなら繊維同士の隙間からでも紫外線は入ってくるからです。
そしてアスファルトなどの地面からの「照り返し」があることを忘れてはなりません。
紫外線は、上から降り注ぐだけのものではありません。地面に反射し、照り返しというかたちで顔や体に返ってきます。
紫外線は、届き方が色々あり、真昼の総紫外線量の6割近くを「散乱光」というものが占めます。
引用 http://www.nikon-lenswear.jp/products/coating/seeclearpremium3.htm
これはあらゆる方向からやって来るので、上からの光にしか対応できない日傘では防ぐことができません。
気象庁のホームページによると、アスファルトでは10%、砂浜では25%の紫外線が反射するそうです。
考えているよりもずっと照り返しは強いです。
つまり、日傘の表面だけに紫外線カット加工がされていればOKというわけではありません。
なので紫外線から身を守りたいと思うならば、裏地にも紫外線カット加工がされている日傘を選びましょう。
ただし裏地が光沢のある色や白っぽい色だと、照り返しによる紫外線を集めやすくなります。
黒や紺色のような暗い色のものを選ぶことをオススメします。
日傘だけに頼らない
どんなに”紫外線率99%カット”などと書いてある良い日傘を使っていても、それだけで全ての紫外線をカットすることは不可能です。
日傘をする時でも、『日焼け止め』はきちんと塗っておき、
できれば紫外線カット加工がされたシャツやカーディガンの様な長袖を羽織るようにしましょう。
目からの紫外線の侵入を防ぐためにサングラスを着用するなども効果的です。
日傘だけに頼らず、「日焼け止め」などを併用することが一番の対策になります。
まとめ
「日傘をさしても日焼けする」ということについての注意点について書きましたが、
日傘選びは、つまり紫外線から守りたいか、暑さを抑えたいかで選ぶものも変わります。
日焼けを防ぎたい方は、「紫外線カット率」の良い物を使用しましょう。
ただし、この紫外線カット率、寿命は約2年と言われています。
お気に入りだからといって何年も使っていると実は紫外線効果がなくなってしまっているかもしれませんのでご注意ください。
そして、紫外線は360度どこからでも浴びてしまうので日傘をしていても完全に防ぐことは不可能です。
日焼けを防ぎたい方は、日傘だけでなく日焼け止めや長袖の服なども併用することが大切です!
ぜひこれらのことを日焼け対策の参考にしてみてくださいね♪
ではでは。
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