どーもー!
髪と頭皮のことを真剣に考える美容師あっくんです。
今回のお客様は「円形脱毛症」でお悩みのお客様ということでお店の方にお電話がありました。
「円形脱毛症」に理解のある美容師さんを探されていたみたいで検索で僕のブログを見つけていただきお電話していただいたお客様でした。
今回の様に円形脱毛症のある方でヘアカラーをお望みの方は、脱毛箇所の状態や治療の兼ね合いなどもありますので、
必ずお医者の許可を得られた方のみさせていただいておりますのでご了承ください。
今回のお客様もこの後、無事許可を得ることができたためご来店いただきました。
〔もくじ〕
まずはBefore
もともと明るめの髪色がお好きだったそうで、いつもは2カ月くらいのペースで美容室で染められていたそうですが、
発見して美容室に行けなくなり4カ月くらい経ってしまっている状態です。
髪を下ろしていると全然わかりませんが、右側のこめかみの後ろあたりに少し大きめの脱毛箇所がありました。
だいぶ染めてないところとの差が目立っておりますので、今回のご希望は伸びてしまった4〜5cmを切って整えて、根元のリタッチのご予定でおられましたが、
僕からのご提案として、
脱毛症のせいで前より美容室に行く気が起こりにくかったり、うちのお店にも片道1時間以上かかる距離ですし、以前のペースで美容室にご来店しにくい場合もあります。
そのまま明るく染めてしまうと、また伸びてきたところの色の差が目立ちやすくなりますので(いわゆるプリン状態)
少しグラデーションをかけたカラーリングをご提案させていただきました。
お客様もこれまでグラデーションカラーはやったことがないということに加え、
せっかくなら、秋なのでちょっとピンクっぽい色にしてみたいとおっしゃられましたので、
「色が抜けて金髪になってしまっていた毛先も今回は活かしたデザインにしましょう!」ということになりました♪
ということで、
施術スタート
まずはカットから、
チョキチョキ
チョキチョキ
カットは長さを切る予定でしたが、毛先の明るいところを出来る限り活かすデザインになったので少し整える感じで、顔周りや段などを調整させていただきました
その後は
カラーリング、
根元から毛先までを三段階くらいに分けて、それぞれのカラー剤を塗布していきます。
ペタペタ
ペタペタ
万が一にもデリケートになっているかもしれない頭皮のことを考えて、頭皮にはカラー剤を直接付けないゼロタッチというテクニックを使い塗布していきます。
ちょっとハッキリとした色になっても受け入れてもらえる方でしたので
毛先には塩基性HCカラーのレッドを混ぜて少し鮮やかなピンク色を塗布しました。
このまま時間をおいて、
シャンプーして、
乾かしたら〜
はい!完成です♪
秋っぽいピンク色のグラデーションカラーになったー!(≧∇≦)
毛先の金髪になっていたところがいい感じに活かせましたね♪
根元も自然な感じで暗めに仕上げてますので根元が伸びてきても前より気になりにくいと思います。
「ありがとうございます!キレイなピンク色になって嬉しいです♪」
ずっと美容室に行けなくて悩まれてましたものね。髪型や髪色を変えることはとてもいい気分転換になりストレスの面からみてもいいことだと思います。
脱毛箇所になってあまり頻繁に美容室に行きにくくなったりして、全体を暗めの色にされる方もおられます。
それはそれで選択肢の一つですが今回のグラデーションカラーのように期間が空いても目立ちにくいようなカラーの方法もあります。
脱毛箇所が元に戻るには月日がかかりますが、それまでも無理ない程度にヘアスタイルやヘアカラーを楽しんでもらえる方が気分的にもいいんじゃないかと思っています(^^)
またいつでもご相談にのりますね♪
ではでは。
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あっくん★
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