どーもー!
髪と頭皮のことを真剣に考える美容師あっくんです♪
今回のお客様、Oさんはあるお悩みでネットで検索をされていたところ、僕のこのブログを見つけて、LINE@の方にメッセージをくださいました。
〔もくじ〕
「多発性円形脱毛症がある状態ですがヘアカラー出来ますか?」
『多発性円形脱毛症』があり、病院で治療中のようですが、カラーリングをご希望ということです。
多発性の円形脱毛症になっておられるということは頭皮も敏感な状態でありますし、実際の状態も見ていない状況では、
医者でない僕からは安易に「できます」とは言えません。
今回はその旨をお伝えして、”通院されているお医者様に確認をしてもらい、ヘアカラーしても良いという許可”が出たのであれば、
実際にお店に来ていただき、状態を見させていた上でどういった行程でヘアカラーするか相談させていただくことになりました。
それから1週間後くらいに、
「お医者さんからカラーリングの許可が出ましたー!」と、とても嬉しそうなメッセージが届きました!
ということで、実際にご来店いただいて状態をみさせていただくことになりました。
まずはBeforeの状態です
ぱっと見、円形脱毛があるようには見えないロングヘアですが、
メッセージからお聞きしていた様に、頭全体に大小合わせて8コくらいの脱毛箇所がありました。
とてもオシャレなOさんは、それまで毎月きちんと美容室に通われヘアカラーを楽しんでおられたのですが、
3か月ほど前に、この「円形脱毛症」になっていることがわかり美容室に行けなくなってしまっていたそうです。
円形脱毛の原因として、環境が変わったり、ストレスを感じるようなことがあったわけではないようなので、具体的な原因はハッキリとわかっていません。
しかし、ご両親が「甲状腺』の病気を持っていたり、家族の方も以前に円形脱毛症になっていたりされていたようで、体質的な遺伝である可能性が高いとのことです。(血液検査もされたようですが今のところ異常なしとのこと)
他にも色々とお聞きしたうえで、実際に患部から少し小さい毛が生えてきていることは確認させてもらい、ずっと我慢されていたカラーリングをさせていただくことにしました。
ヘアカラーのご希望としては、
褪色し過ぎていて明るくなり過ぎてしまっている髪を落ち着かせたいのと、脱毛箇所が治るまではマメにカラーリングするのは控えたいということがありますので、
暗めの色にして長持ちするようなヘアカラーにしていきたいと思います。
施術スタート
ということで根元から毛先まで全体的にカラーを塗布していくのですが、
根元側は地肌にカラー剤が付かないように「ゼロタッチ」(ゼロテク)と言われる方法で塗布していきます。
(Oさんの許可を頂いて撮らせていただきました)
このように脱毛がある患部はもちろんのこと、他の地肌にも付かないギリギリのところからカラー剤を塗布していきます。
この後、毛先までお薬を塗って、
時間を置いて、
色が入ったら、
シャンプーしていきます。
このシャンプーのときには、微かにでも付いてしまったかもしれないカラー剤の除去と頭皮の血行促進を促すために、『ヘッドスパ』のメニューもさせていただきました。
頭皮の状態を良くすることも元気な髪の毛が生えてくるのには大切なことです♪
そして、ヘアスタイルも伸ばし中とのことでしたが3か月切っていなかった毛先の不揃いなところも少し整えさせていただいて、
はい!完成です♪
ずっと染めれなく明るくなっていた髪がキレイに落ち着きましたー!(≧∇≦)
円形脱毛症の原因が「ストレス」でなくても、
脱毛が起こる、髪の毛が染めれない、髪の毛を切りに行けない、
などとなってしまうとそれがストレスになってしまいますよね。
それが美容室に来れて少しでも解消してもらえたようでよかったです。
焦らずゆっくりと治しながらヘアスタイルを楽しんでいきましょう
遠いところからのご来店ありがとうございました!
またお待ちしております♪
ではでは。
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あっくん★
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