どーもー!
大阪でジアミンアレルギー、ノンジアミンヘアカラーについて真剣に考える美容師あっくんです。
ヘアカラーを楽しみたいけど、髪の毛は出来るだけ傷ませたくない、頭皮に負担の少ないヘアカラーが良いと思われる方は多いと思います。
髪の毛へのダメージや頭皮への刺激は、ヘアカラーに配合されている「アルカリ剤」が原因である場合が多いです。
〔もくじ〕
頭皮刺激と髪のダメージを抑える『低アルカリカラー』
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今回のお客様は、以前のお店ではヘアカラーのたびに頭皮にピリピリとした刺激を感じられていました。
ヘアカラーを頭皮に塗布されている最中にピリピリとした刺激を感じる方は「刺激性かぶれ」という症状である場合が多いです。
ヘアカラーでこの「刺激性かぶれ」が起こる原因は、
ヘアカラーの1剤に配合されている「アルカリ剤」と2剤に配合されている「過酸化水素」が原因であることが大変多いです。
この「アルカリ剤」と「過酸化水素」が混ざり合う事で、ブリーチ(脱色)作用が行われて、髪の毛を明るくする事が出来たり、
配合されている「酸化染料」を綺麗に発色させるためや、髪の毛のキューティクルを開かせて薬剤が浸透しやすくなる様に「アルカリ剤」は必ずといっていいほどヘアカラーには配合されている成分です。
髪の毛や肌は「弱酸性」というのは一般の方でも聞いたことがあるんじゃないかと思いますが、
「アルカリ剤」は、髪の毛や肌をアルカリ性に傾けるほどのパワーがあるために、髪の毛が傷んだり、頭皮に刺激を感じてしまったりするのです。
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それでも、ヘアカラーの染料が髪の毛の中にしっかりと染まるようにするには、その「アルカリ剤」が必要不可欠なのですが、
その中でも出来るだけ、アルカリ剤が少ないヘアカラーを選んで使用する事で、髪の毛のダメージや頭皮への刺激や臭いなどを減らす事ができるのです。
そんなアルカリ剤の量が少なかったり、pHなどが低めのヘアカラーの事を『低アルカリカラー』と呼んでいます。
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「低アルカリカラー」は髪の毛が傷みやすい方、頭皮がピリピリする方にとってオススメのヘアカラーとなります。
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お客様 Before
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くせ毛でパサつきやすい髪質で、前回のカラーカットから2ヶ月ちょっと経過しているために、
髪の毛の広がりと、根元の白髪、そして既染部が褪色して明るくなっているのがわかります。
今回も低アルカリカラーを使用し、髪と頭皮の刺激を抑えながらカラーリングしていきたいと思います。
- 毛量 普通
- 髪質 やや硬め
- 癖あり
- 白髪あり
施術工程
【カット】
ウルフベースのレイヤーが入って、ネープはやや長めで軽い感じがお好きなお客様ですので、
レイヤーを入れ直し、重さを取り、毛量の多いところはセニングとスライドカットで軽く動きをつけていきます。
【カラー】
頭皮刺激が起こりやすいお客様ですので、カラーリングの前に頭皮用オイルを塗布しておきます。
その後、『低アルカリカラー』を頭皮に付かない様に丁寧に塗布していきます。
ただカラー剤を変えるだけでなく、その前の準備や塗布方法なども大切になってきます。
褪色していた毛先には、低アルカリカラーにプレックス系トリートメントを使用する事で、ヘアカラーのダメージを抑えながら髪の毛にツヤとまとまりを与えます。
時間を置いた後は、流してシャンプーして、
余計な成分が頭皮や髪の毛に残らない様に薬剤除去、トリートメントで仕上げます。
お客様 After
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おおー! 綺麗なブラウンベースで軽くてスッキリとしたレイヤースタイルになりましたー!(≧∇≦)
低刺激でダメージを感じさせないツヤのある仕上がりになりました♪
お客様も、以前はカラーの時はいつもピリピリと滲みていたけど、僕のところに来てからは滲みなくなったとおっしゃってくれています。
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様々なお客様の頭皮や髪の毛の状態に合わせたカラー剤や対応方法を準備しております。
![]( https://atussy.com/wp-content/uploads/2017/06/IMG_5080.jpg)
ではでは。
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あっくん★
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業界誌「経営とサイエンス」でも理美容師様向けにヘアカラーでの頭皮刺激対策について特集を組ませていただきました。
https://www.shinbiyo.com/経営とサイエンス-2021年2月号/その他メディア掲載情報
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