どーもー!
大阪でジアミンアレルギー、ノンジアミンヘアカラーについて真剣に考える「hair’s LOG(ヘアーズ ログ)」の美容師あっくんです。
ヘアカラー(白髪染め)を長く続けていくために知っておきたい、ヘアカラーによるかぶれ予防のための9の対処方法をまとめました。
もしすでにアレルギーになってしまっているならば、使用するカラー剤をアレルギーの出ないものに変える必要がありますが、
でもまだ、「ときどきしみる」「ときどき痒みがでる」という状況であれば、
今回ご紹介する「ヘアカラーでしみさせない為の9の対策方法」を確認して、本格的にアレルギーになってしまう事を予防しましょう。
〔もくじ〕
ヘアカラーでのしみる、かゆいを回避する9のポイント
①自分の持っているアレルギーを改めて確認してみる

花粉症、アトピー性皮膚炎、食物のアレルギーなど、何かのアレルギー体質をもっている人は、ほかのアレルギーも起こしやすい傾向があります。
花粉症などのアレルギー症状は軽いと治療せずに放置する場合が多く、思いがけずヘアカラーのかぶれ症状が出てしまうことがあります。
特に現在アレルギー症状が出ているときは、過剰に反応しやすいのでカラーをするのは控えましょう。
②体調は万全か、薬を飲んでいないかを確認

風邪をひいて免疫機能が弱まっていないですか?
最近体調の悪い日はなかったですか?
ここ数日の間に体調の変化がなかったかをよく思い出し、思い当たる節があるなら染めるのは見送ったほうが無難です。
またあらためて体調がよくなってからヘアカラーを行いましょう。
③頭皮と肌は敏感になっていませんか?生理中ではないか確認

頭皮のコンディションをチェックしてみてください。
頭皮が乾燥してフケやかゆみが出ていたり、吹き出物や掻いたりした傷はできていませんか?
健康な頭皮の色は、青白~透明感のある白色をしていて潤いも感じます。
反対に頭皮の色が黄色や赤みくすんだ色に乾燥を感じるのであれば注意が必要です。
また生理中も肌が敏感になりやすいときです。
体が過敏に反応して、アレルギーにつながる可能性があります。
ともにコンディションが整うのを待ちましょう。
④ヘアカラーのパッチテストをする

ヘアカラーでのアレルギーを確認するために最も信頼できる方法が「パッチテスト」です。
パッチテストは、当日使用するカラー剤を綿棒などで薄く腕のうち側に塗布し、
鉾創膏やテープなどで閉鎖をしないで、まずは30分以内に変化ぎないか確認しましょう(即時型アレルギーの確認)
塗布した直後の反応と、翌日、2日目と、時間が経ってからの反応についても確認してみてください(遅延型アレルギーの確認)
パッチテストはホームカラーをするときは毎回必ず行い、美容院でも行えばベストです。
⑤ヘアカラーをする間隔をなるべくあける

「いつもリタッチにして、半年に一度くらい全体を染めるようにしているので大丈夫」などと思っていませんか?
根元の伸びたところだけにカラー剤を塗布する「リタッチ」は髪の毛へのダメージ対策であり、かぶれやアレルギー予防にはなっていません。
肌のターンオーバーは28日周期と言われており、頭皮はそれより早いといわれていますが、
年齢と共にこのターンオーバーの周期は長くなってくるといわれています。
その為、マメ過ぎるヘアカラーは頭皮への負担を与えてしまうと考えられます。
1ヶ月に1度を目安に、それより頻繁に染めないと我慢出来ないというのであれば、
美容室で頭皮にカラー剤をつかないように「ゼロテク」や「ゼロタッチ」などと呼ばれる方法や、化粧品分類や低刺激のヘアカラーを利用して負担を減らすようにしましょう。
頭皮に付けないようにカラー剤を塗布する技術は美容室ならではの技術です。
手慣れた美容師さんはかなりギリギリのところから塗ってくれますので仕上がりも自然です。
化粧品分類のヘアカラーは低刺激なのですが、合わないものを使ってしまうと、次のカラーの邪魔になったり、暗くなり過ぎたりなどのデメリットもあるので、
担当の美容師さんとどういったカラー剤を使うのがいいのか相談してみましょう。
⑥染める直前に髪を洗わない

美容室に行く前に、頭皮が汚いとか臭いがあると思われたら嫌などの理由から、
気をつかって朝シャンしたり、来店前などに頭を洗ってくる方がいらっしゃいますが、
髪を染める前には頭は洗わない方が良いです。
頭皮の毛穴の皮脂腺から出ている「皮脂」は、頭皮をプロテクトしてくれる作用があります。
きちんと皮脂がある状態の方がヘアカラーの刺激から頭皮を守ってくれます。
ヘアカラーをする予定のできれば12時間くらいは洗わないでおきたいところです。
シャンプー時には必要以上にこすったりしないようにやさしく洗って。頭皮に傷をつけない洗い方を日頃から心がけましょう。
もし、どうしても洗ってからすぐにカラーリングしなければならない時には、「頭皮保護のオイルを塗ってください」と美容師さんに告げるのが良いでしょう。
⑦「肌が弱いです」と美容師さんに伝えておく

これまでヘアカラーでの刺激を感じていないとしても、
肌の弱い方や、調子が優れない時、更年期世代の方はかぶれるリスクが高くなります。
今は、頭皮がデリケートな状態になっているかもしれないということを美容師さんにアピールしておくのが得策です。
アルカリ濃度の低いマイルドなカラー剤や、アレルギー性の低いカラー剤、頭皮の保護オイルや頭皮にカラー剤をつけない技術で、最大の注意を払ってカラーリングしてくれるはずです。
⑧カラーをしている最中に食事はしない

ご自宅などでホームカラーをされている場合などでは、放置時間中に食事やおやつなどを食べながら待つ方も多いのではないでしょうか?
しかし、ヘアカラーの最中に何か食べていて、その後アレルギーを起こしたというケースが数例あるそうです!
食べることは体内の血液循環をよくする行為です。
血液循環がよくなれば体温が上がります。
体が温まると、かゆみを伝える神経の活動が活発になりアレルギー発症のリスクが上がってしまいます。
ヘアカラーをしている時は出来れば食事などを行わないようにしましょう。
⑨染めた後はカラー剤をしっかり洗い流す

ヘアカラーは当然のごとく染めた後は洗い流すように作られており、洗い流すから配合を許されている成分も入っています。
だから頭皮に残らないよう、薬剤をしっかりすすぐことが大切です。
大人の頭皮と髪のことを真剣に考えている美容院には、カラー後の「ヘッドスパ」を提案するところも多いです。
美容院でしてもらう「ヘッドスパ」なら毛穴に残った皮脂と同時に落としきれない薬剤までしっかりすすぎ、クレンジングができるのでオススメです。
その他に薬剤除去などのメニューなども用意されていたりしますので確認してみましょう。
ホームカラーなどをされていて、ご自身でシャワーで流すときは、
ただ上から流すだけではなく、後頭部、襟足などは髪をめくり上げて裏側からもしっかり洗い流しましょう。
頭皮をこすりすぎないように、十分に洗い流すことが大切になります。
まとめ

美容院でも自宅染めでも、ヘアカラーにはアレルギーやかぶれのリスクがあります。
「しみる、かゆい」の主な原因は、ヘアカラー(アルカリカラー)に配合されている成分。
髪と頭皮の健康を考えるなら、染める間隔はターンオーバーに合わせた1ヶ月に1回程度を目安に。
ご自身の体調や頭皮の状態にも大きく左右されますので、デリケートな状態の時はヘアカラーするのをやめておきましょう。
ではでは。
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https://www.shinbiyo.com/経営とサイエンス-2021年2月号/その他メディア掲載情報
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