どーもー!
髪と頭皮のことを真剣に考える美容師「あっくん」です。
大阪の寝屋川市で「hair’s LOG(ヘアーズ ログ)」という美容室をやっています。
hair’s LOG公式ホームページ
あっくん(小野敦之)プロフィール
髪の毛には、
「白髪には黒ごまがいい」「ワカメが効く」という噂もありますが、そればかり食べていても白髪はなくなりませんし、薄毛の改善は難しいです。
生命維持活動には直接関係のない髪の毛の毛根にまで栄養を届けたいと思うなら、
バランスのいい食事を摂った上で、無理なダイエットなどはしない様にしましょう。
今回は、髪に関わる栄養素として積極的に摂りたい4つの栄養素をご紹介します。
〔もくじ〕
白髪や薄毛を予防! 髪に必要な4大栄養素
![](https://i0.wp.com/atussy.com/wp-content/uploads/2021/10/2278F381-0F0D-408C-95DD-3A0D6515A4E0-450x404.jpeg?resize=450%2C404&ssl=1)
①たんぱく質
![](https://i0.wp.com/atussy.com/wp-content/uploads/2021/10/86FD0E12-F90C-46C4-89F3-F2F40BE79C2F-450x294.jpeg?resize=450%2C294&ssl=1)
髪の8割は「ケラチンタンパク質」というたんぱく質からできています。
食事で摂取したたんぱく質は、体内でバラバラの「アミノ酸」になり、髪のために再合成されてケラチンタンパク質になります。
また、髪の成長に必要な成長ホルモンや睡眠ホルモンのメラトニンもアミノ酸が原料です。
肉、魚、卵、乳製品といった動物生たんぱく質から、大豆などの植物性たんばく質まで幅広く摂りましょう。
②亜鉛
![](https://i0.wp.com/atussy.com/wp-content/uploads/2021/10/152F3604-CB0D-44F1-9AE9-764A991C09CD-450x277.jpeg?resize=450%2C277&ssl=1)
アミノ酸からケラチンタンパク質を再合成するには、ミネラルが不可欠。
「亜鉛」は髪を生み出すような細胞分裂の盛んなところには必須のミネラルです。
牡蠣、レバー、牛肉、エビ、カニなどに多く含まれます。
③鉄分
![](https://i0.wp.com/atussy.com/wp-content/uploads/2021/10/8E926861-1102-4636-8A99-59A28A9C9D62-450x297.jpeg?resize=450%2C297&ssl=1)
髪は「血余」といわれるとおり、血液と血流が重要です。
その血液を作るのに欠かせないミネラルが「鉄分」
ナッツ類や、赤身の肉、卵、ブロッコリー、ほうれん草などに多く含まれます。
鉄分を多く含む食材は「亜鉛」も含むことが多いので、前述の食材を摂れば一挙両得です。
④ビタミンC B 群類
![](https://i0.wp.com/atussy.com/wp-content/uploads/2021/10/093DEA67-92E6-46C6-8E4D-2273B9B2CD57-450x347.jpeg?resize=450%2C347&ssl=1)
ケラチンタンパク質の再合成に関わって、亜鉛の働きをサポートします。
特にビタミンBの「ビオチン」は、白髪や脱毛に関わるといわれています。
ビタミンCは抗酸化成分となります。
直接髪に働きかけるというより、細胞を健全に保つ役割をします。
「ビタミンC」は緑黄色野菜や果物などに多く含まれ、
「ビタミンB群」は、肉類、魚介類、豆類、卵、乳製品などに多く含まれているので、たんぱく質を含む食材から摂取できます。
つまり、
たんぱく質をケラチンタンパク質に再合成し、
毛包まで届けるために必要な栄養を摂る、
それが健康的な髪を作る食生活です。
毎日の食事で過不足なく摂るのは大変という人には、
これらの栄養素がひと通り入っている髪のためのサプリもあります。
食生活が不規則になりがちな人は、取り入れてみるのもひとつの手です。
運動・睡眠・ストレス対策も大切!
![](https://i0.wp.com/atussy.com/wp-content/uploads/2021/10/5A07C895-70C4-4E74-9194-CA388F133CAB-450x285.jpeg?resize=450%2C285&ssl=1)
2020年に化粧品メーカーのポーラは運動習慣のある人は、運動不足の人と比べて
肌のバリア機能が高いという調査結果を発表しました。
化学的刺激に強く、ホルモンバランスも良好で、おまけに花粉などの大気の汚れにも強い美肌だということになります。
ということは、ヘアカラーなどの刺激にも強い可能性があるとも考えられます。
適度な運動を習慣化させて、体はもちろん、肌(頭皮)も元気にしたいところです。
また、丈夫な髪ができるまでには、女性ホルモンなどが関連しているのですが、
髪を丈夫にして頭皮も健やかに保つ成長ホルモンや、夜になると眠りへ誘うホルモン「メラトニン」の分泌も重要です
この「メラトニン」がしっかり分泌きれてピークを迎えると、深い眠りが得られます。
つまり成長ホルモンが分泌され、肌や頭皮の新陳代謝も高まり、美しい髪が育つ土壌ができるのです。
またメラトニンそのものにも、活性酸素を除去する作用があるといわれています。
残念ながら、成長ホルモンもメラトニンも加齢によって分泌は減少します。
朝は明るくなったら起き、寝る直前にはスマホやPCなどを避けて自然に眠りについて、できるかぎり良質な睡眠をとるよう心がけましょう。
さらに「ストレス」が白髪の原因になると言われています。
自律神経の緊張状態から、呼吸の浅さにつながり、血流が滞ったりしてしまうからです。
毛髪治療と栄養バランスに詳しい医師も、髪の黒色を作り出すのに大切な色素細胞メラノサイトはストレスに弱い印象があるといいます。
ストレスは活性酸素が発生する原因でもあるので、可能なかぎり軽減したいものです。
まとめ
白髪や薄毛に対して気をつけたいと思われるならば、今回ご紹介した4つの栄養素
- タンパク質
- 亜鉛
- 鉄分
- ビタミンC、B類
を毎日の食事でバランスよく摂取するように心がけながら、
(毎日の食事からは難しいという方はサプリメントで補うようにしましょう)
さらに、適度な運動と、しっかりとした睡眠をとる事で、ストレスの少ない生活をおくることで髪にも体にも良い状態をおくる事ができます。
ぜひ少しずつでも意識してみてください。
ではでは。
寝屋川市香里園駅から徒歩3分の美容院
hair’s LOG(ヘアーズ ログ)公式ホームページ
アクセス
お問い合わせ方法
メニュー料金
こちらの記事もおススメです★
あっくん★
最新記事 by あっくん★ (全て見る)
- 顔の2倍以上の紫外線!?髪と頭皮の紫外線対策が必要な理由 - 2024年7月12日
- 『THE TIME,』で取り上げられた革新的ヘアケア成分「トステア」 - 2024年6月26日
- 髪のうねりに革命!新成分「アミノエチルチオコハク酸ジアンモニウム(トステア)」 のメカニズムが解明! - 2024年6月25日