どーもー!
昨日こんなニュースが出ていまして驚いております。
「ビフォー・アフター」原則禁止に=美容医療トラブルで広告規制―厚労省方針
このニュースを読む限りでは医療行為に対する処置のようですが、「ビフォー・アフター」として効果をうたった術前術後の写真掲載を原則禁止する方針を固ためたそうです。
(医療法は虚偽・誇大広告を禁止している)
最近は美容グッズや健康食品などの広告などの表示もかなり厳しくなっております。
もちろん一般の方が詐欺まがいの悪い業者に騙されないための処置なのですけど、こういう国からの指導や規制が広がってくると僕たち美容師もホームページやブログなどで載せるヘアスタイルや文面などの書き方もかなり厳しくなってくると思います。
〔もくじ〕
今のヘアスタイル広告の現状
以前にこんな記事を書かせていただきましたが、
スマホなどの普及によりヘアスタイルの撮影や加工なども簡単になり、”インスタ映え”などを狙ったものなどによりオーバーな表現が増えてきているとは思います。
文面だと目を引くようなフレーズとして「傷まないパーマ」やら「ダメージ9◯%カットのカラー」「やればやるほど髪が治る縮毛矯正」などなんの信ぴょう性もないような表現もアウトだと思いますし、
さらに最近はこんなものまであるんですね。
美容室向けスタイル写真販売『HAIR MODEL BANK』
ヘアスタイル画像を美容室が購入して使用するんですw
こういった大げさな加工したカラーリングをたくさん載せたり、傷まないって言って傷ませたり、矯正やトリートメントの仕上げをストレートアイロンでピカピカにしたりなど、作れもしないヘアスタイルなどの写真をホームページやブログなどに載せていて、
実際にお客様がご来店された時に「全然言ってたスタイルにならならかった!」などとなるとクレームにつながることになってしまいます。
もちろんそんな詐欺まがいのことをして集客している美容師や美容室は取り締られればいいのですけど、
まともに発信している美容師・美容室にとってはとても迷惑です!( *`ω´)
特に今回ニュースになった医療行為で禁止されるBefore〜After画像ですが、
これは美容師ブログでは定番であり、読者さんにもわかりやすく、集客としての効果は1番高いとされていて多くの美容師さんがされています。
もちろん僕もサロンワーク記事としては定番でやっているスタイルです。
もし、こういうサロンワークでの偽りの無いようなBefore〜After記事を書くことが規制されたら・・・
「何書いたらいいねん!」ってなりますよね。
それこそBeforeの無いAfterばっかり載せる方が加工し放題になって本当に技術をもった美容師さんを判断する方法が無くなってしまう気がするんですよね。
もしヘアスタイルBeforeAfterが規制された時は・・・
普段のサロンワークでのお客様のBeforeAfterを載せている美容師ブログはとても多いので、今後本当にヘアスタイルのBeforeAfterが禁止されることになったらどうしたらいいのかわからなくなりますよね。
なので、さっそくもしヘアスタイルのBefore〜Afterが規制されてしまったときの抜け穴を考えてみましたw
それは、
「記事を2つに分ける」
とかどうでしょう?
Before〜Afterを同じところに載せるとアウトだと思うので、
①ご来店時の状態から施術
②仕上がりのスタイル
の2つに分けた記事にしたらいけるんじゃないかと、
①の記事の最後に「次回(明日)に続く!」とか「仕上がりはコチラ!」みたいに記事をわけて書くとギリギリセーフになりそうじゃないですか?
(アメブロの文字数制限にひっかかったりでわけている方もよく見ますがw)
まぁこんな抜け穴を考えたりしなくてもいいように、本当に国からの指導や規制が入らないようにしなくてはいけません。
詐欺まがいの表現や大げさな加工、出来もしないヘアスタイルなどでアピールしてのちのちの自分達の首をしめないように、
美容師・美容メーカーみんなで意識を高めて、嘘偽りの無いような、広告・ホームページ・ブログの書き方を考えていかないといけませんよね!
みんなで頑張りましょうね(^_^)
ではでは。
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あっくん★
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