どーもー!
髪と頭皮のことを真剣に考える美容師あっくんです。
女性の方でも抜け毛や薄毛のお悩みをもった方はたくさんおられると思います。
そういったときに間違ったケアをしていると知らずに悪影響を与えてしまっていることもあるかもしれません!?
今回は元気な髪の毛がしっかりと生えてくるためには何が必要なのかを考えていきたいと思います。
〔もくじ〕
髪の毛はどうやって育つの?
正しいケアをするためにまずは髪の毛とはどういったものなのかしっかりと理解しておきましょう。
とても基本的なことになりますが、髪の毛が一体どのように育つのかの仕組みを知っておかないと、抜け毛や薄毛に悩んだ時に何が必要なのかがわかりません。
今の髪の毛はこれまでの生活の積み重ねで成り立っています。
みなさん毎日、食物を食べたり飲んだりしているとは思いますが、その体内に取り込まれた食物は胃腸で消化吸収され栄養となり、血液に乗って毛細血管を通じて毛をを作る組織に取り込まれます。
取り込まれた栄養は、毛を作る組織で細胞分裂を繰り返しながら髪(角質)となり成長していきます。
つまり、
「必要な栄養素」が「血液として毛細血管を巡り」「毛髪を作る組織で正しい細胞分裂」を繰り返すことで健康的な髪の毛が育ちます。
だから「髪の毛」とはあなたの体内で作られたあなたの細胞そのものなのです!
よく髪の毛と頭皮の関係を、
「髪の毛=植物」「頭皮=畑(土)」
の様にわかりやすく例えることがありますが、
正確にいうとこれは違います!
髪の毛と頭皮は両方とも同じ身体の一部ですが、
植物と畑は全く別の異物同士の関係になります。
畑であれば上から肥料をまいてあげると簡単に栄養を与えてあげることができますが、
髪の毛はあなたの身体の中から産まれる細胞そのものです。
頭皮の環境を整えてあげることも大切ですが、畑の土のように上から肥料をまいても簡単に栄養を与えることはできません。
「あなた」の体内から変えてあげることが大切になります。
肌を綺麗にしたいからといってあれこれ塗ったりするのは、便秘で悩んでいるのにお尻にあれこれ塗って出そうとしているようなものだ。って誰かが言ってました(笑)
今の髪は全て過去に作られたもの
今あなたの頭に生えている髪の毛は全て過去の頭皮環境と心身の状態で育った過去そのもの結果になります。
毛は切っても痛くはないし血も出ないのは神経と血管が通っていない過去に作られた角質の塊(死滅細胞)だからです。
すでに生まれたものは変えることができません。
変えることができるのはこれから生えてくる髪の毛からです。
傷んだ髪の毛が治らないように、今生えている毛そのものを太くしたりハリコシを出すということは基本的に無理なことになります。
東洋医学では毛を「血余」と呼ぶ
古来、東洋医学では毛は「血余=血の余りもの」と考えられたそうです。
全身に血が巡り、そのうちの余ったものが毛になっていると考えていました。
全身の血流がとても良く、心身ともにエネルギーに満ち溢れていて、元気いっぱい活動できている状態で初めて元気な髪が育つと言うことです。
反対に「血虚」という言葉もあります。
字面の通り、血やエネルギーが不足している状態です。
体質的や生活習慣により血流が悪くなりやすい方はこの「血虚」の状態だといえます。
「血虚」を招くような習慣・環境で過ごした結果、血流が低下して薄毛になっていると考えられます。
血流の低下は薄毛以外にもだるさや肩こり、冷え性など身体に様々な悪影響を及ぼしますので注意が必要です。
まとめ
髪の毛は体内から作られ、
「必要な栄養素」が「血液として毛細血管を巡り」「毛髪を作る組織で正しい細胞分裂」
を繰り返すことで健康的な髪の毛が育ちます。
薄毛を改善するためには、ご自身で頭皮と心身の問題点を把握して、血流が低下している状態をご自身で動いて改善していくことがなによりも大切になります。
こちらもご参考に
ではでは。
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