どーもー!
髪と頭皮のことを真剣に考える美容師あっくんです。
毎日とても暑い日が続きます。
さらに今年は新型コロナの影響でマスクの着用がエチケットとなってしまっているために、その体感は例年以上になっているでしょう。
暑いのを無理していると「熱中症」になってしまいますので、こまめに水分を取ることが大切です。
しかし、気をつけたいのは水分の取り方。
多量の糖質を含む清涼飲料水を飲む過ぎると「ペットボトル症候群」を引き起こす場合があるので注意が必要です!
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暑い日はペットボトル症候群に注意
気温の高い日は汗をかき、のども乾くために、自動販売機やコンビニを見つけるたびに冷えたジュースやスポーツドリンク、炭酸飲料などの清涼飲料水を購入し、
ついつい飲みすぎてしまうという方も多いのではないでしょうか?
しかし、多量の糖質を含む清涼飲料水を飲む過ぎると「ペットボトル症候群」を引き起こす場合があるので注意が必要です。
「ペットボトル症候群」とは
「ペットボトル症候群」という名称は俗称で、正式には「ソフトドリンク(清涼飲料水)ケトーシス」と呼ばれる症状です。
「糖」を多く含む清涼飲料水(ソフトドリンク)を大量に飲むことで高血糖になり、そのために喉が渇いてまた清涼飲料水を飲むという悪循環を繰り返し、急性糖尿病の症状が現れることを言います。
全身の倦怠感や嘔吐、ひどい場合は意識がもうろうする事もあるので注意が必要です。
肥満や糖尿病など、高血糖などを意識しない若い世代の人達が起こりやすく、
全身の倦怠感や眠気、多尿、のどの渇きといった自覚症状が現れて医療機関を受診し、はじめて糖尿病の一種だとわかるケースもあるようです。
ペットボトル症候群になる原因とメカニズム
清涼飲料水に含まれている炭水化物は多くは糖類で、体内への吸収が早い果糖などの単糖類がほとんどです。
市販されている清涼飲料水の多くに、1ボトル当り15グラムから30グラムの糖分が含まれています。
1.5リットルのペットボトルの場合は60〜130グラム。これはグラニュー糖の6グラム入りスティックで10本以上と相当な量だとわかります。
糖質の過剰摂取が習慣となった人が高血糖の状態になると、のどが渇くためより多くの水分を摂取しようとしてしまいます。
のどが乾くために、そのときに水やお茶などの糖質の含まれない飲み物であればいいのですが、そこでもさらに糖質を多く含む清涼飲料水を飲んだ場合、さらに多尿となり、のどが渇くという悪循環に陥ってしまうのです。
その結果、インスリン作用が不足し、からだがブドウ糖を利用できない状態になると、代わりに脂肪や蛋白質がエネルギー源として使われます。
そのとき「ケトン体」と呼ばれる毒性をもった代謝成分が血液中に発生します。
体内にこの「ケトン体」が蓄積すると、全身の倦怠感のほか、腸痛や嘔吐、場合によっては意識障害から昏睡に至ることがあり、早急な治療が必要となる。
また、高血糖によりトイレの回数が増えたり、汗をたくさんかいて脱水をきたすと、さらに血液の水分濃度が薄まり、高血糖になってしまいます。
血液の浸透圧が上昇すると、からだの細胞の機能に異常が現れやすく、脳は高浸透圧の異常による影響を受けやすい。ひどい場合には意識がなくなるので、やはり早急な治療が必要となります。
ペットボトル症候群を予防するには?
予防法は、糖分の多い清涼飲料水のガブ飲みは避けることです。
ただし連日の猛暑日、マスク着用による体温の上昇などにより熱中症対策として、水分補給は重要なので、水やお茶など糖分のないものを積極的に飲むように心掛けましょう。
汗をかいた後に冷たくて美味しいジュースをたくさん飲みたくなる気持ちはわかりますが、
健康のことを考えて、1日500ミリペットボトル一杯までにするなど飲む量を決めるようにしておきましょう。
ではでは。
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