どーもー！
髪と頭皮のことを真剣に考える美容師あっくんです。
「若返りの薬」それがあればいつまでも若々しくみられたり病気にもなりにくいのに・・・
そんな夢みたいなものが少しずつ実現になってきているようです！？
〔もくじ〕
若返り化合物「NMN」を生産する乳酸菌を静岡大が発見、大量生産に前進
静岡大学は4月15日、若返り効果で注目されている化合物「ニコチンアミドモノヌクレオチド(NMN)」を生産する乳酸菌を発見したと発表した。
同成果は、静岡大 学術院工学領域の吉田信行准教授らの研究チームと、静岡大 グリーン科学技術研究所、大阪ソーダとの共同研究によるもの。詳細は、英オンライン総合学術誌「Scientific Reports」に掲載された。
NMNは、ワシントン大学の今井眞一郎教授らの研究において、生後2年のマウス(ヒト年齢で約60歳に相当)に1週間投与すると、生後6か月(ヒト年齢約20歳に相当)の運動能力、外観を示すまで若返った、と報告されたことで知られるようになった化合物で、現在では、その抗老化メカニズムは科学的に証明されるに至っているほか、抗老化作用だけでなく、免疫力の向上や、アルツハイマー病・パーキンソン症の改善効果についての報告もなされるようになっている。
NMNとは
「ＮＭＮ」とは、ビタミンB3の中に含まれる成分のひとつで正式名称は「ニコチンアミド・モノ・ヌクレオチド」
ヒトやあらゆる生物に存在し体内で自然に生成されている物質ですが、年齢とともに減少することで、様々な体調面の変化を感じられる様になると考えれられています。
このNMNを摂取することで、身体の見た目や機能に変化をもたらすという研究が次々と発表され、「若返りの薬」として世界中で注目を集めています。
摂取されたNMNは体内で「NAD（ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド）」に変化します。
NADはさまざまな代謝に関わる重要な補酵素で、その働きの一つに老化に関わる遺伝子である「サーチュイン遺伝子（長寿遺伝子）」の活性化をしてくれます。
ものすごく単純化するとこんな感じです。
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加齢や特定の病気で体内のNADが減少することが知られており、
何らかの方法でNADを増やしてやれば抗老化の作用や病気の予防・治療ができると言われていますが、NADそのものは分子量が大きく摂取してもうまく体内で利用されません。
NADを増やし、長寿遺伝子を活性化させるためにNMNを摂取する必要があるという事です。
NMNの研究結果
- NMNを与えられたマウスの寿命が16％延びる事が確認された
- 生後２２ヶ月のマウスにNMNを投与した場合、体の細胞が生後６ヶ月の状態に若返った
- 糖尿病のマウスにNMNを投与した場合、血糖値が正常な値に戻った
NMNはサーチュイン遺伝子に働きかけることで、生物の老化を防止し、寿命を延ばしたり、若返りが期待されています。
そのためNMNは健康食品として注目され、現在では含有するサプリメントや点滴などで体内に摂取する方法があるようですが、
NMNそのものを工業的に効率よく生産する手法がないため、いずれも今のところはかなり高価なものとなってしまっているようです。
若返り成分「ニコチンアミドモノヌクレオチド(NMN)」を生産する乳酸菌を発見
そこで吉田准教授率いる研究チームは、新しい反応を触媒する微生物や酵素を自然界から見つけ出して、産業応用に結び付けようという研究を行ってきており、
今回、NMNの高効率な微生物生産プロセスの構築を目指し、NMNを生産する「乳酸菌」を発見しました！
また乳酸菌候補株のうち1株のゲノム(全遺伝子)を解読したところ、候補株がなぜNMNを生産できるのかがわかってきたとしており、今後さらなる研究が進むと考えられます。
NMNは抗老化作用だけでなく、免疫力の向上や、アルツハイマー病・パーキンソン症の改善効果も見られている事から様々な病気などの治療にも役立つと言われています。
早くこのNMNが大量生産出来る様になり、安全で安くて老化を改善できる方法が確立されるといいですね！
ではでは。
あっくん★
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