どーもー!
髪と頭皮のことを真剣に考える美容師あっくんです。
毎日のシャンプーでなかなかうまく泡立たなくてお困りの方はおられませんか?
いつもは泡立つのに、たまに泡立たないことがあったり、ある日から急に泡立ちにくくなったという経験がある方も多いのではないでしょうか!?
そこで今回は、シャンプーが泡立たないときの原因と対策についてご紹介していきたいと思います!
〔もくじ〕
シャンプーの泡立ちが悪くなる原因とは?
まずはシャンプーの泡立ちが悪くなってしまう原因について書いていきたいと思います。
間違ってしてしまっているものがないかチェックしてみてください。
①スタイリング剤をたっぷりついている
シャンプーが泡立たない原因の1つとして、整髪料が髪の毛にたっぷりついているということが考えられます。
ワックスやオイルなどのスタイリング剤は、油分やワックス成分が髪の毛に付着します。
そのため髪型をセットするためにたくさん使用するとシャンプーが泡立ちにくくなってしまいます。
いつもはちゃんと泡立つのに、今日だけシャンプーの泡立ちが悪く感じる時は、こういった整髪料のつけ過ぎが原因かもしれません。
②汗や皮脂がたくさん出ている
風邪をひいて熱を出してしまったときは、なかなかお風呂に入れなくて、
久しぶりに髪を洗おうとしたら全然泡立たない。。
といったことは誰でも経験があるのではないでしょうか?!
その泡立ちにくい理由は数日間お風呂に入れなかったために、髪や頭皮に皮脂や汚れがたまってしまっているからです。
それ以外にも、
運動したり暑い日だったりしたときに普段以上の皮脂や汗がでていることがあります。
シャンプーは、油分が多いと泡立ちにくくなると言われており、そのため皮脂や汚れによって、泡立ちにくくなってしまうのです。
③すすぎが足りない
シャンプーが泡立たない原因として、上記の油分が原因である場合も多いですが、
そもそもシャンプーの前にシャワーのお湯で髪の毛を”すすぐ時間が足りない“ということも考えられます。
さっと流しただけでは髪の毛に水分がなじみ切らず、水分量が足りないためにシャンプーの泡立ちが悪くなります。
シャンプー剤を使用する前にしっかりとすすぐことで皮脂や汚れを洗い落とすことができますので、シャンプーの泡立ちを良くすることができます。
日常の髪の毛の汚れはこのすすぎをしっかりすることで8割ほど落ちると言われています。
頭や髪が油っぽいなと感じるのであればこれまで以上にすすぐことを意識してみてください。
④泡立ちにくいシャンプーを使っている
シャンプーの特徴というのは商品によって様々ですので、もともと泡立ちの悪いシャンプーを使っているということも考えられます。
中には、泡立ちの良さを売りにしていないシャンプーもあります。
泡立ちが悪いと、あまり良くないシャンプーのように感じるかもしれませんが、泡立ちが悪いからといって悪いシャンプーだというわけではありません。(逆に市販のシャンプーの方が泡立ちが良い場合が多いです)
そのためシャンプーを新しいものに変えた時などは、そのシャンプーが原因かもしれませんので確認してみましょう。
以上がシャンプーの泡立ちが悪い原因となりますが、
泡立ちが悪いまま無理やり髪の毛を洗ってしまうと、髪同士が擦れあいダメージの原因となってしまいます。
ですので、ここからはシャンプーを泡立ちやすくするための対策を書いていきたいと思います。
シャンプーが泡立たないときの対策とは
すすぎをしっかりとする
泡立ちの悪い原因は上記のように、
頭皮からの皮脂や汗、スタイリング剤による油分などが主な原因です。
そのためにまずはシャンプー剤を使用する前にしっかりと髪の毛全体をすすいであげましょう。
最初のすすぎに必要な時間は、目安として1分半~2分、理想は5分ほどだと言われています。
美容室でシャンプーしてもらう時を思い出してみてください、しっかりと時間をかけてすすいでいると思います。
しっかりとお湯ですすぐことにより髪全体に水分をなじませ、さらに大半の皮脂や汚れを洗い落としておくことで、その後のシャンプーがスムーズに泡立ちやすくなります。
髪につける前に手でシャンプーを泡立てる
シャンプーを髪の毛につける前に先に手の中で泡立てから髪の毛に付けるようにしましょう。
シャンプー剤をそのまま髪の毛で泡立てようとしても、なかなか泡立ちにくいことがあります。
最初に手のひらに取った適量のシャンプーにお湯を足し、
空気を含ませるようにして泡立ててから髪の毛につけることで、髪にのせてからも簡単に泡立てやすくなります。
泡立っていないままの状態で髪の毛を洗おうとすると、髪同士が擦れることになり、髪同士の摩擦が起こり、髪の毛にダメージを与えてしまうことになります。
そのためにも、先にシャンプーをしっかりと泡立ててから髪の毛にのせるように心がけましょう!
一度でダメなら二度洗いをする
以上のことをしてもどうしてもシャンプーが泡立たないとき対策として、『二度洗い』をするという方法があります。
ある程度の普段の頭皮の皮脂や汚れなら、すすぎをしっかりすればシャンプーは泡立つはずですが、スタイリング剤やトリートメントオイルなどを多くつける方は、すすぎだけでは洗い落とし切れず、どうしても泡立たないということもあります。
そんな時は『二度洗い』をオススメします。
しかし、基本的には1度洗いで頭皮や髪の毛の汚れは落ちることがほとんどです。
毎日2度洗いをしてしまうと、必要な皮脂や油分まで洗い流してしまう可能性があり、頭皮の乾燥やフケなどにもつながってしまう可能性もあります。
そのため普段は一度洗いで、特別汚れが多い日や泡立ちが悪く感じる日のみ、二度洗いをするようにしてください。
まとめ
今回はシャンプーが泡立たないときの原因と対策についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
基本的に泡立ちが悪い理由は『油分」が多く残っている場合です。
これはそれぞれの頭皮環境、生活環境、ヘアケアやスタイリング方法などにより影響されます。
生活の中で油分が多くなっている原因がないか考えてみてください。そしてまずはしっかりとすすぐことで油分を落としましょう。
泡立ちが悪いからといってたくさんのシャンプーを使用するとコストもかかりますし、界面活性剤の濃度と上がりますので頭皮や髪にもよくありません。
使っているシャンプーの適量を使用するようにしましょう。泡立ちが悪いからといって新しいシャンプーにするのは以上のことを試してからにしてみてください。
今回ご紹介した対策をぜひ参考にしてみてくださいね!
ではでは。
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最初のシャンプーは、ここまでのアドバイス通りに、
しっかりとすすいだ後よくシャンプー剤を手で泡だててから付けていきましょう。
その時頭皮にはシャンプー剤があまりつかないように意識して、髪の毛だけにつけていきます。その時は髪に揉み込むようにしてまんべんなく馴染ませます。(この時点ではあまり泡立ってなくても大丈夫です。まんべんなく馴染ませておくことが大切です)
その次に、シャワーのお湯でシャンプーの付いている髪の毛をざっとだけ流します。
この時はしっかりとすすぐ必要はありません。水分を補給してあげるイメージです。
そして、2度目のシャンプー剤を手に取り、また泡立ててから髪につけ、
今度はしっかりと泡立てながら髪と頭皮をシャンプーしていきます。最初のシャンプーと違って見違えるほど泡立ちがよくなっているはずです。
1度目で髪の毛についた油汚れをざっと洗い落としておくことで、2度目のシャンプーのときはしっかりと泡立つようなると思います。泡立ちが悪い場合はぜひ試してみてください♪