カラー後の髪と頭皮に大切な『乳化』美容室できちんとされていますか?

 

どーもー!

髪の毛と頭皮のことを真剣に考えてる美容師あっくんです!

 

ノンジアミンカラー『NODIA』をプロデュース
ヘアカラーやジアミンかぶれの方への知識や実績が認められノンジアミンカラー『NODIA(ノジア)』をプロデュースさせていただいました。

全国で理美容師向けのアレルギー・ノンジアミンカラーのセミナーも行っています。お気軽にお問い合わせ下さい。

 

ヘアカラー後に大切な『乳化』してもらっていますか?

みなさん美容室でヘアカラーをしてもらった時に、

染め終わって、シャンプーをする前に、

 

シャンプーボウルにお湯をためて、カラー剤とお湯を混ぜ合わせながら、

くちゃくちゃと頭皮や髪をマッサージみたいな事をされていませんか?

 

お客様
いつもされてる!

と思った人は、ちゃんとした美容師さんに担当されていますので安心してください♪

 

しかし、

お客様
あれ、そんなことされてないかも?

と思った方は、されていないのか、短すぎて気がつかないくらいのなら、、

もしかするとその美容室・美容師は、ちょっと注意したほうがいいのかもしれません!?

 

いつもされている方は、なぜカラー剤をつけたままマッサージみたいなことをするんだろうと思ったことはありませんか?

くちゃくちゃと頭皮を揉むような作業の目的はマッサージなんかでは無く、

『乳化』と呼ばれるヘアカラーを流す前にするとても大事な工程になるのです。

 

『乳化(にゅうか)』とは?

【乳化】にゅう‐か〔‐クワ〕

[名](スル)互いに混ざり合わない液体の一方を微粒子にして他方に分散させること。撹伴(かくはん)などの方法を用い、保存するためにふつう乳化剤を加える。
混ざらない2種類の液体の一方が他方の中に分散している状態,もしくは分散させること。

引用:コトバンク

乳化」という言葉の意味はこんな感じです。

読むとややこしく感じるかもしれませんが、ざっくりとした意味合いとしては、

2つの物質を混ぜること。特に水と油を混ぜることを示します。

 

ヘアカラーにおける「乳化」の役割とは?

美容室ではシャンプー台で水(お湯)油(ヘアカラー)を混ぜることを美容用語としての「乳化」と呼んでいます。

カラー剤をそのままお湯で流す前に、

シャンプーボウルにお湯をためてから、お湯と髪や頭皮についたヘアカラーとを混ぜるようにくちゃくちゃとする作業です。

 

時間にして約2〜5分間くらいなんですが、

この数分の作業をすることがヘアカラーでの大切な工程になるのです!

 

ヘアカラーでの「乳化」の目的とは

ヘアカラーの後に行なう「乳化」には大きく2つの役割があります。

 

頭皮に付着したカラー剤を取り除きやすくする。

頭皮に染まってしまった染料を落とすため、またはカラー直後で毛髪表面にある不安定な染料を落としきるために「乳化」を行います。

特に白髪染めなどでは、根元や頭皮からしっかりと塗布することが多く、濃い染料になりますので地肌に付いたカラー剤は、そのまますぐにシャンプーしても落ちにくいのですが、

付着したカラー剤にお湯を足しながら混ぜることで柔らかいクリーム状にして、その状態で軽くマッサージの要領で頭皮をもみこむと、

地肌に残っているカラー剤がなじみ、染料が地肌から落ちやすくなります。

 

②カラー剤の色を髪に馴染ませる。

こちらは頭皮ではなく、髪の毛に付いたカラー剤とお湯を乳化することによって、

カラー剤の塗布ムラ、塗ったとこと塗ってないとこの境目を馴染ませたり、もみこむことで色がしっかりと入り、ムラを防ぎ色濃く色持ちもよくすることができます。

 

 

「乳化」で地肌に付いたカラー剤を落とせるメカニズム

この乳化をすることでなぜ地肌についたカラー剤が落ちるのかというと、そのメカニズムはメイクなどを落とすオイルクレンジングと同じ原理になります。

カラー剤が落ちる原理

乳化のメカニズム

地肌や頭皮に付いたカラー剤は、図1のように地肌についたカラー剤Aと同じカラー剤Bとを、よくなじませることで、地肌に付着した汚れ(カラー剤A)を除去されます。

効率的に乳化を行う方法としては、あらかじめ水分を足しながら、カラー剤のクリーム粘度をゆるめてマッサージするように汚れを取り除きます。水分を足すことで、AとBのなじみをよくさせ、頭皮・地肌からカラー剤を落ちやすくさせます。

引用:http://www.demi.nicca.co.jp/salonsupport/faq_detail03.html

 

つまり、カラー剤に含まれている「」と「界面活性剤」がお湯と混ざりあい、頭皮に付着したカラー剤(油)と「乳化」をすることで、

頭皮についてるカラー剤を浮かせ取り除いてくれるのですね!

界面活性剤とは、もともと水と油という異なる性質のものを混ぜ合わせる成分で、ほとんどの化粧品に含まれています。

 

まとめ

このようにヘアカラーを流すときにこの「乳化」というひと手間をかけてあげることで、

頭皮へのカラー剤の残留も防げますし、カラーの色持ちもアップし、ダメージも防げると言われています。

ただ、このひと手間をないがしろにしている美容室・美容師も多いと聞きます。

 

実際に2~5分くらいの作業ですが、この乳化に別料金・追加料金を取ってる美容室はあまり無いと思います。

基本的にお湯のみで行なうので特別なコストはかかりません。

お客様の髪と頭皮のために、地味な作業にたった数分費やすだけです。

 

ただ、それが薄利多売でスピードばかり重視されているような美容室ではこの数分のひと手間さえも惜しんでタイムアップを優先されているようです。

 

あっくん
あなたの行かれてる美容室ではカラーの後、きちんと『乳化』されていますか?

もし乳化をされていなかったり、ほんの一瞬しかしてなかったりで、

いつも色落ちが早いとか、頭皮に残ってる気がする、カラーの後痒くなる、など感じられるようなことがあればちょっと他の美容室に変えられることも考えてみてもいいかもしれませんよ。

 ただし、ハイライトやグラデーションカラーなどの複数のカラー剤を使用するデザインカラーを行っていて、あえてカラー剤同士を混ぜ合わせたくない場合や、

頭皮にカラー剤を付けない方法で塗布している場合は、あえて乳化を行わない場合もあります。

疑問があれば担当の美容師さんに聞いてみてくださいね。

 

そして、市販のカラー剤でご自分で染められている場合も、この「乳化」を一般の方がすることはとても難しいものです。

 

ちゃんと髪や頭皮からヘアカラーが落とせていないと、髪の毛の傷み、頭皮の痒みの原因になったり、

ヘアカラーのアレルギーになってしまう可能性もあがります。

警告!家で毛染めをするとジアミンアレルギーになりやすくなる4つ問題点

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髪と頭皮のために、ヘアカラーはぜひ美容室染めてもらい、

洗い長さ時もちんとした「乳化」をしてもらいましょう♪

 

ではでは。

 

 

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大阪、京阪千林駅すぐ、ART FOR ART`S千林店で美容師をしている、あっくんこと小野敦之(オノアツシ)です! ヘアケア・ヘアスタイル・美容に関わる正しくて為になる情報を楽しく発信しています。 特に髪の毛の傷みや、ヘアカラーにおけるアレルギーやかゆみなどの知識・経験においては同業者や美容メーカーからも厚い信頼をいただいき、ノンジアミンカラー「NODIA(ノジア)」をプロデュース。全国でセミナー開催し好評を得る。

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