さて髪の毛の生え際などに生えている、薄くて軟らかい毛。
この毛が何なのか、あなたは正しく説明できるでしょうか?
今回はそんな「おでこの毛」についてのお話です。
〔もくじ〕
「おでこの毛」の正体とは?
と思ってる方も多いとは思いますが、
産毛(うぶ毛)とは?
生まれたときの赤ちゃんに生えている毛や人の顔などに生えている柔らかい薄毛のことを「産毛」といいます。
うぶ毛は『産毛』とも『生毛』とも書きますが、ほとんどの哺乳類に見られる体毛が退化しながら残ったものと言われています。
特にお母さんのおなか(子宮)の中で胎動する時に皮膚がすれたりしないよう、羊水でふやけすぎないようになど、機能的な理由で産毛は生えています。
3歳くらいから抜けていくのは、脳の発達と共に体温調節がうまくできるようになるからではないか?と考えられています。
それじゃあ体毛とは?
「体毛」には、
- 男性ホルモンの影響を強く受けて生えるひげ・胸毛・背中・手足等の硬い毛
- 二次性徴の時に見られやすい、男性・女性両方のホルモンの影響を受けて生えるわき毛や陰毛
- まつ毛、眉毛などあまりホルモンの影響を受けないもの
の3種類があります。
「産毛」に関していえば男性と女性で大きな差はないと思われますが、目に見える硬毛(こうもう)といわれる毛に関しては、一般的に男性の方が多く生えていることが多いですね。
しかし男性でも体毛がとても薄い方もいれば、女性でも背中の模様のように硬毛が残る方もいます。これは遺伝による影響が多いとされています。
大人になっても生え際や背中にある毛は、
産毛ではなくホルモンの影響を受けた体毛として残っています。体毛が残る人もいれば、残らない人もいます。
ということで、
“おでこの毛”は、れっきとした「体毛」になります!
つまり、ホルモンに影響を受ける毛なんです。
確かに、産毛だと「透明な毛」のはずです。
男性ホルモンの影響がある体毛は、前髪と頭頂部の頭髪や髭、胸毛、背中、陰部であるといわれています。
女性は一生のうちホルモンバランスが変化する時期があります。(妊娠・出産・閉経など)
その度にか体毛が濃くなったり薄くなったり、髪の毛であればクセが強くなったり弱くなったり、白髪が増えたりすることがあります。
特に、体毛が濃くなる主な原因の1つとして、男性ホルモンが体内中に過剰に分泌されるというものがあります。
男女問わず、人間がストレスを感じると勝手に分泌され始めるという性質を持っているのです。
最近少し体毛か濃くなった気がする・・・など感じる方はストレスが原因かもしれませんので気をつけてみてくださいね。
おでこの毛の処理について
そして、実際にお客様から生えている「おでこの毛」についてどうしたら良いか質問されることもありますが、
一般的には、毛は多少あった方が、ナチュラルで愛らしい印象になります。
とあるアンケートによると、顔の産毛を処理している女性のうち、
おでこのケアをしている女性は22.5%。
女性全体から考えると約15.8%となり意外と少数派のようです。
上戸彩さんもナチュラルな「おでこの毛」がありますね。
しかし、妙に濃かったり範囲が広かったりと、困っている方には剃ることをオススメしています。
毛が硬く立ち上がったり、本数も多いと前髪がうまくセットできなかったり、おでこを出したスタイルも顔周りがスッキリしている方がキレイに見えます。
そしてすでに顔の産毛処理をしているひとならわかると思いますが、毛が無いことで化粧品がきれいに塗れるし、モチもよくなります。
- 前髪の分け目から短い毛がピンピンでてくる
- 顔周りがなんか野暮ったい
- なんとなくいつも顔色が悪い
- 肌がくすみがち」
という人は、一度おでこ周りの毛を剃ってみるのもいいかもしれません。
肌のカラーが明るくなり顔周りもスッキリした印象になりますよ♪
ではでは。
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