どーもー!
髪と頭皮のことを真剣に考える美容師あっくんです。
イギリスで驚きの『保険』が始まりました!
〔もくじ〕
ハゲきる前に毛包を摘出して保管、培養して頭皮に戻す。将来に備えた髪の保険「ヘアバンク」が運用開始に(イギリス)
イギリスのヘアクローン(HairClone)社は、頭皮から毛包を摘出・保管するというヘアバンクを構想している。
ヘアバンクに毛包を預けてしまえば、万が一、髪の毛が薄くなってしまっても心配無用だ。培養・増殖させた元気な細胞を移植し、髪の成長を促すことができるからだ。
こうした類のバンクとしては初となる試みで、ヘアクローン社は「その後の人生の保険」と宣伝している。
将来の髪への保険「ヘアバンク」
「ヘアバンク」は、自分自身の毛包を若いうちに摘出しておき、培養・増殖してもらい、
将来髪の毛が薄くなってきたときに、自分の頭皮に戻してあげるという「髪の毛の保険」になります。
今でも自分の髪の毛の一部を植え替える植毛という技術もありますが、
若い頃の髪の毛の細胞を培養してもらえれば、薄い範囲が広がってきても、残りの髪を気にせず植え付けることができそうです!
気になる仕組みや、お値段は?
ヘアクローン社が採用する方法では、毛包に含まれている「真皮乳頭」という細胞を利用して髪を増殖させます。
薄毛が進行するのは、真皮乳頭という髪の毛を形成する機能を持った細胞が失われてしまうことが原因です。
そこで患者の頭皮から毛包を100個ほど摘出し、
これをマイナス150度に保たれた特別な容器で保管しておきます。
そして!
患者の髪がいよいよ薄くなり始めたら!!
毛包を解凍し「真皮乳頭」を増殖させます。
そして生えて来なくなった頭皮の毛包に増殖させた「真皮乳頭」を毛包に補給させます。
こうすることで、患者の頭皮を若返らせ、髪の成長を促すという方法です。
そして気になるその金額ですが、
最初の施術に2500ポンド(約37万円)、
その後保管料として毎年100ポンド(約1万5000円)かかるとのこと。
さらに肝心の移植にかかる費用はまだ明らかにされていません。
そしてきちんと髪をふさふさに保つには、年に3~5回ほど治療を受ける必要があるとのこと。
保管してある自分の毛包を利用するにも結構なお金がかかりそうです。。
まとめ
毛包の摘出は、患者が将来に備えておきたいと思ったときにいつでもできるそうですが、
若いときの方が毛包が元気なため、早いうちに準備しておくことがオススメだそう。
将来の万が一に備えて、今ある毛包を摘出してヘアバンクに預けておく、
生命保険や火災保険、自動車保険、そして今後は「髪の毛に保険」をかけることが普通な時代がやってくるかもしれませんね?!?!
ではでは。
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あっくん★
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