2021年、大阪府寝屋川市に美容室「hair's LOG(ヘアーズ ログ)』を独立オープンさせていただきました!

美髪をつくるための正しいブラシ選びとブラッシングの方法とは?

 

どーもー!

髪と頭皮のことを真剣に考える美容師あっくんです。

 

みなさん毎日髪の毛をブラッシングされていますか?

綺麗なヘアスタイルを保つためには、ブラッシングをして髪の絡まりをほどいておくことは重要です。

ただし間違ったやり方などをしていると逆に髪の毛を傷めてしまう原因にもなりかねません。そこで今回は正しいブラッシングのやり方について書いていきたいと思います。

 

 

〔もくじ〕

美髪をつくるための正しいブラッシングの方法とは?

 

毎日きちんとブラッシングされている方、ほとんどされていない方とおられると思いますので、まずはブラッシングの目的と効果について書いていきたいと思います。

 

ブラッシングの目的と効果

髪をブラッシングする目的としましては、

  1. 毛髪環境や頭皮環境を整える
  2. 皮脂を行き渡らせるうるおいを与える
  3. 髪の毛のからまりをとかす

などがあります。

 

髪の毛はよく見てみると、実は汚れやほこり、スタイリング剤などがたくさん付着しています。
また、一定のヘアサイクルで髪の毛は生え変わっていますので、寿命で抜け落ちる前の髪の毛や抜け落ちた髪の毛が他の髪の毛に絡まっていることもあります。

ブラッシングにより、ほこりや汚れ、そして抜けた髪の毛を取り除く事ができ、頭皮にも刺激を与え毛髪環境と頭皮環境を整えます。

そして髪の毛には本来、ヘアクリームやオイル、トリートメントに頼らなくても、天然の皮脂という”潤い成分”が備わっています。

しかし、頭皮だけに皮脂がとどまっていては、髪の根元の部分くらいにしか皮脂は行きわたりません。傷んだ髪の毛ほど毛先まで油分が伝わりにくくなるためバサバサした質感になってしまいます。

ブラッシングをすることで、毛先にまで皮脂が届くようになり、髪の毛に潤いとツヤが生まれるのです。

 

しかし、とかせばとかすほど髪がうるおいサラサラヘアになるというほど単純なものではありません。

既にご存知のように髪の毛のキューティクルは摩擦に弱いのです。
そのためには無理矢理とかさないことが大切になります。

 

 

正しい髪のブラッシングのやり方

 

気をつけたいのはいきなり根本からとかさないこと、女性は長い髪の毛の方が多いので毛先が絡まりやすくなります。

髪の毛をとかすポイントは毛先から丁寧にとかすことです。

頭皮の上から毛先にかけて一気に梳かしたいところですが、そうすると無理に毛先を引っ張ってしまい切れ毛や枝毛ができてしまいます。

優しく毛先から溶かしていきましょう。毛先がきれいに整ったら徐々に上の方とかしていき最終的に根元から毛先に向けて柔らかくブラッシングします。

一気にたくさんの髪をとかそうとするのではなく、いくつかの毛束に分けて少しずつ丁寧にとかしていってください。

そうすることで髪がひっかからないようにうまくとかすことができます。

 

髪をとかす時のポイント

  • まずは毛先のほつれを滑らかにしましょう
  • 次に頭皮から毛先にかけて優しくブラッシングしましょう
  • 途中で引っかかりを感じたときも無理にブラシを通してはいけません。

 

どんな時でも丁寧に優しくブラッシングするのがコツです。

 

ただし濡れた髪にブラッシングするときは注意が必要です!
髪は濡れているとき、キューティクルが開き、摩擦に弱い状態になっています。

そのため力任せにガシガシ髪をとかしてしまうと、間違いなく切れ毛や枝毛が増える原因となります。髪が濡れているときは摩擦を軽減する歯の粗いブラシやクシを使いましょう。

 

 

ブラシやクシの選び方

 

「豚毛や猪毛のブラシを使うと髪にツヤでるのでキレイになる」と雑誌やネットで書かれているのをよく見るかもしれません。

 

『日本毛髪科学協会』が行ったブラッシングによる毛の摩擦試験のデータでは、

毛先加工していない「アイロン製」のもの、「ポリエチレン製」のもの、そして「豚毛ブラシ」の3種類を使い髪の毛をブラッシングしてみたところ、

「豚毛ブラシ」が1番髪の損傷が少なかったそうです。

 

とは言え豚毛ならば安心なのかというとそうとも言えません。

なぜならば上の実験はバージン毛を対象に行った実験です。
(バージン毛とはパーマやカラーリングなどを一切していない毛髪)

豚毛や猪毛のブラシは髪を引っ張る力が強いのが特徴です。
髪質によってはたしかにツヤが出ることもあります。
しかし髪が細い人や薄い人が使うと逆に髪を傷つける原因になってしまうこともあります。

ブラシに限らずヘアケア用品はあくまで髪質との相性や今の髪の状態に合わせたものを選ぶことが重要です。

自分の髪に合った、歯の粗いすべりのよい素材でできたブラシやクシを選んであげましょう。

1日に何度も行うブラッシング適切な方法で、できる限り髪を痛めずに行いたいものですね。

 

 

 

 

まとめ

 

ブラッシングをすることは、髪の毛のからまりをなくし、根元の皮脂を毛先までつたわらせることができるので美髪をつくるためには大切な作業になります。

ただし、合わないブラシで一日に何回もやりすぎると頭皮や髪を傷めつけてしまう可能性があるので、朝のブロー前、シャンプー前に丁寧にブラッシングをすることをオススメしています。

 

まずは毛先かは優しくといていき、毛先の絡まりがなくなったら、髪の中心あたりから根元の順番にブラッシングをしていきます。

ゆっくりじっくり丁寧にブラッシングすることで抜け毛や切れ毛を防ぐことができますよ。最後に頭頂部分から毛先に向かうようにブラシを入れたら完了です。

優しく継続しながらブラッシングをしてみてくださいね。

 

毎日のヘアケアに丁寧なブラッシングをプラスして、指通りなめらかなサラツヤ髪を手に入れましょう!

 

 

ではでは。

 

 

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大阪 寝屋川市 香里園駅 徒歩3分「hair's LOG(ヘアーズ ログ)のオーナーあっくんこと小野敦之(オノアツシ)です! ヘアケア・ヘアスタイル・美容に関わる正しくて為になる情報を楽しく発信しています。 特に髪の毛の傷みや、ヘアカラーにおけるアレルギーやかゆみなどの知識・経験においては同業者や美容メーカーからも厚い信頼をいただいき、ノンジアミンカラー「NODIA(ノジア)」をプロデュース。全国でセミナー開催し好評を得る。

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