どーもー!
髪と頭皮のことを真剣に考える美容師あっくんです。
個人的にジアミンアレルギーの方を担当することが、多いこともあるのですが、
最近お客様との会話の中でも、
野菜や果物などの「食物アレルギー」をお持ちだという話をよく聞きます。
その食物アレルギーの原因に「花粉症」が影響していることが、
あるということはご存知でしょうか?
現在では4人に1人が花粉症に悩まされている
とも言われていますが、
その花粉症の方が増えてきていることが、
さらに食物アレルギーの方を増やしてしまっている原因になっていると言われています。
〔もくじ〕
食物アレルギーと花粉症との意外な関係とは?
アレルギーには「交差反応」というものがあるのをご存知でしょうか?
交差反応とは?
交差反応 たとえば各種のイネ科植物の花粉においては、含まれる抗原の特徴がきわめて似ているため、1種類の花粉のみに感作されていても、同種のイネ科花粉にアレルギー反応を起こすことが知られている。 こうしたことを交差反応という。
つまり、アレルギー性物質によく似た特徴のあるものは、
全く別の物でも体がアレルギー性物質と見なしてしまい、
同じ様にアレルギー反応を示してしまうということです。
すなわち、もともと「花粉症」だった人が、
花粉と交差してしまう野菜や果物などを食べた時にアレルギー反応を示してしまうことになります。
花粉の種類と時期
花粉としてよく聞くのは、スギやヒノキの花粉ですが、
実はそれ以外にも花粉は年中飛散しています。
- 1~4月 ハンノキ
- 2~5月 スギ・ヒノキ
- 4~6月 シラカンバ
- 4~10月 カモガヤ、オオアワガエリ
- 8~11月 ブタクサ ヨモギ
このようにほぼ1年中なにかしらの花粉が飛んでいることになります。
そして、それぞれの花粉と交差反応を示すことがある食品があるのでご紹介しておきます。
花粉と交差反応を示す野菜と果物
ハンノキ
リンゴ、桃、苺、メロン、スイカ、大豆、キウイ、オレンジ、山芋、マンゴー、アボカド、ヘーゼルナッツ、にんじん、セロリ、じゃがいも、トマト
シラカンバ
りんご、桃、洋梨、苺、ヘーゼルナッツ、クルミ、アーモンド、ココナッツ、ピーナッツ、セロリ、にんじん、じゃがいも、キウイ、オレンジ、メロン、マスタード
スギ、ヒノキ
トマト
カモガヤ、オオアワガエリ
メロン、スイカ、トマト、じゃがいも、玉ねぎ、オレンジ、セロリ、キウイ、米、小麦
ブタクサ
スイカ、メロン、バナナ、ズッキーニ、キュウリ
ヨモギ
にんじん、セロリ、ピーナッツ、ヘーゼルナッツ、じゃがいも、トマト、キウイ、マスタード
これらの食品を食べた時に、
- 舌がピリピリする
- のど・鼻腔がかゆい
- 鼻水が出る
- 目がかゆい・涙が出る
などの症状が出た場合は、アレルギー反応であると考えられます。
さらに悪化してしまうと、
皮膚(顔や首、触った手指)が痒くなる
赤くなる、腫れる、呼吸困難になる、
など最悪アナフィラキシーショックなどの恐れもあります。
なので「花粉症」でありつつ、
野菜、果物を食べた時に
舌がピリピリする、のど・鼻腔が痒い、鼻水が出る、目がかゆい・涙が出る、
などの症状がでる場合、
「食物アレルギー」を意識したほうがいいのかもしれません。
もちろん野菜、果物アレルギーは大人だけでなく子供にもあります。
子どもの野菜、果物アレルギーの場合は、それまでに食べてきた量が関係しているとも言われています。
入手のしやすかったり子供が大好きであったりなどの理由もあると思いますが、
毎日同じものを長期にわたって食べさせ過ぎないように、バランスを心がけることも大事です。
まとめ
このように花粉症を持っている方は食物アレルギーを起こしやすいという特徴があります。
ご自身の持ってる花粉症の原因がわかっているのなら、それに対する食物を食べ過ぎないようにしておきましょう。
野菜、果物もアレルゲンとなるのだという意識を持ちながら、何か反応があったときに見過ごさないことも必要です。
こちらもご参考に
ではでは。
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