どーもー!
髪と頭皮のことを真剣に考える美容師あっくんです。
今回見つけた驚きのニュースは!
〔もくじ〕
ハゲに朗報!合成ビャクダンを頭皮に「嗅がせて」発毛促進:英研究
人の頭皮組織に存在する嗅覚受容体にビャクダンの合成香料を適用すると、発毛が促進される──。ハゲ・薄毛の画期的な治療法の開発に役立ちそうな、新たな研究成果がこのほど発表された。
合成香料を使って発毛促進!?
こちらの記事によると、
脊椎動物の鼻腔内には嗅覚受容神経があり、この表面にある嗅覚受容体が「におい分子」を認識すると、においを感じる。ただし、嗅覚受容体は体内の別の細胞にも存在することがわかっており、嗅覚以外の細胞機能を調節ているという。
パウス博士ら研究チームは、ヒトの毛包上皮に嗅覚受容体「OR2AT4」が発現していることに気づいた。OR2AT4は過去の研究から、ビャクダン系合成香料「サンダロア(サンダロール)」の成分で活性化することが知られている。そこで、頭皮組織片をサンダロアで処理すると、毛包の角化細胞の細胞死が減少し、頭皮内の成長ホルモン分泌が25〜30%増加した。
パウス博士らはその後、女性ボランティア20人を対象に、ごく短期間の臨床試験を実施。頭皮の一部にサンダロアを適用したところ、1日あたりの脱毛量に減少がみられたという。
なにやら、”細胞機能を調整する機能”を持つという嗅覚受容体「OR2AT4」がヒトの毛包細胞にもあるということがわかりました。
この嗅覚受容体「OR2AT4」はビャクダン系の合成香料である『サンダロア』によって活性化することがわかっています。
つまり、、
毛包が存在する”頭皮”に『サンダロア』の匂いを嗅がすと、細胞が活性化され発毛を促進するということですね!
実験では成長ホルモンの分泌がアップし、脱毛量の低下が確認されたそうです!
ところで「ビャクダン系」ってどんな香り?
ビャクダンとは「白檀」と書き、インドや東南アジア、太平洋の島々に生育している香木になります。
ビャクダンの香りでわかりやすいのが、
日本の「お香」です。
アロマオイルなどでは英語名の「サンダルウッド」がこのビャクダンの香りになります。
しかもこのビャクダンは、古代インドの医学アーユルヴェーダでも自然治癒を促す薬としても用いられているそうです。
抗菌作用と免疫力を高める効果があり、気管支炎や咳・痰などの呼吸器系の疾患、皮膚炎、膀胱炎や性病などの下半身の疾患に効くといわれています。
古来から人類はビャクダンの香りに癒され、不思議な力があることを感じとっていたのかもしれませんね。
どう利用される?
このニュースではまだハッキリと使用方法や応用方法は書かれていませんが、
合成香料である「サンダロア」を配合し、
ビャクダン系の香りがするようなスタイリング剤やシャンプー、トリートメント、そして育毛・発毛剤などが発売されれば毛包は自然とその香りを感じ、細胞を活性化させることが出来そうです。
もともとリラックス効果もあり、受け入れやすい香りではありますので今後そういった商品が増えてくるかもしれませんね!?
ではでは。
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あっくん★
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