シャンプーやヘアケアにはとても気を使っている筈なんだけど、
なぜかフケが出たり、頭皮にかゆみが出たりなどのトラブルになっているいう人がおられます。
そういう方がご相談される場合、だいたい・・・
「シャンプーが悪いんですかね」とか、
「いいシャンプー使っているんですけど」
などとお聞きすることが多いのですけど、
その原因は実は・・・
”ヘアトリートメント”かもしれません!?
今回はそんなトリートメントが頭皮トラブルになってしまう原因について書いていきたいと思います!
〔もくじ〕
【ヘアトリートメントがフケやかゆみの原因になる!?】
トリートメントの成分
まずトリートメント剤に含まれる成分を確認してみましょう。
トリートメントの主な成分は、
水
基剤(クリーム)
カチオン界面活性剤
オイル
PPT(内部補修)
保湿成分
などです。
(あとは、保存料、香料、着色料…など)
これらのほとんどの成分は”髪の毛”にとっては有効な働きをするために配合されているのですが、
それが”頭皮”にとっても有効かというとそういうわけでもありません!
特にトリートメントの主成分である、カチオン界面活性剤は髪の毛をしなやかにし、静電気を防ぐという素晴らしい役割をしてくれるために入っているのですが、
(洗濯物であれば柔軟剤のイメージ)
そのカチオン界面活性剤が頭皮に残ってしまうと人によってはフケや炎症、痒みなどの頭皮トラブルを起こす原因となってしまうのです!
その残留性と刺激性は実はシャンプーよりもヘアトリートメントの方が高くなっているのです!
正しいトリートメントの付け方
髪が傷んでしまうと、指通りやブラッシングがしにくかったり、
ツヤが無くなり、きしみが出て、静電気が起こる、などの症状が起こります。
それらを改善したいと思いトリートメントを使用すると思われますので、
あんまり流し過ぎると効果が落ちてしまうと思い、軽くしか流さないということはありませんか?
トリートメント剤は一旦髪につけば浸透しますので、その後は充分流しても問題ありません!
もし効果をより残したいと思われるなら、すすぎを軽くするのではなく、2~3分でもいいので少し時間を置いてから流すようにしてみてください。
お風呂の湿度と混ざりあって、しなやかで柔らかく、なめらかな質感に変わるでしょう。
そしてその後は、今まで以上にしっかりとシャワーで流してあげてください。しっかりと浸透していれば流しても効果は失われません。
すすぎが不十分になっていると、前述のように頭皮や髪の毛が触れる肌などの炎症やかぶれの原因となってしまいます。
トリートメントは頭皮には付けてはいけません!
そしてトリートメントを頭皮から付けてしまっている人も注意しましょう!
上記にも書きましたがトリートメントの成分は頭皮にとって必要のないものであるどころか、残っていると悪影響を与えてしまいます。
もし付けてしまったときや、首周りなどの残りやすいところは、よりしっかりとすすぐことが大切です。
まとめ
これまで頭皮にフケやかゆみなどのトラブルがある方は、シャンプーは気にされていて優しいものに変えたり、よく流すように心がけている方も多いと思われますが、
トリートメントも頭皮トラブルになる可能性は大いにあるので気をつけてみてください。
なのでトリートメントもこれからは充分すぎるほど、しっかりとすすぐように心がけてみてくださいね!
ではでは。
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