どーもー!
そろそろ本格的に夏らしい暑い日が増えてきましたね!
夏になって、これから海やプールに行く予定を立てている人も多いと思います!
でも、海やプールに入った後のパサパサの傷んだ髪で悩んだことはありませんか?
そこで今回は、「海やプールで髪の毛が傷む原因」について考えていきたいと思います♪
〔もくじ〕
海やプールで髪の毛が傷む原因
海やプールで髪が傷むのは、
- 紫外線
- 塩分
- 塩素
の3つが大きな原因となります!
①紫外線
髪の毛は紫外線により乾燥、強度の低下、表面の粗雑化、色素や光沢の消失などの影響を受けます。
通常、紫外線が髪の毛に当たると紫外線は吸収され、毛髪を構成しているアミノ酸が酸化されて別の物質に変化して、毛髪を構成しているタンパク質にダメージを与えます。
②塩分
海水には塩はもちろん、その他不純物がいっぱい混ざっています。
塩や不純物が髪の毛に付着した状態が長く続くと、塩もみした状態になってしまうので髪の水分やタンパク質が押し出されてしまいます。
これはどういうことかと言うと、野菜のぬか漬けやおしんこを作る際に塩をかけて水分を飛ばし、柔らかくする方法があるのですが、
これが海水で髪が受けるダメージの理由によく似ています。
海水の塩分が髪の水分を奪い、髪の毛の乾燥させ髪の毛が傷めてしまいます。
さらに海水は、普通の水道水(ph7)の中性とは違い、(ph8.2~8.7)のアルカリ性なんですが、これって普段サロンで使っているパーマ液やカラー剤と同程度くらいのパワーがあるということになります。
そう考えると髪が傷んだりカラーの色落ちがしてしまうのがわかると思います。
さらにこのような塩や不純物が付着して髪が濡れた状態で紫外線を浴びてしまうので乾いているときの何倍も紫外線の影響を受けてしまうことになります。
サーフィンをやっている人はみんな髪が茶色かったり金髪になってますが、あれこそ海水+紫外線のダメージの結果なのです。
③塩素
「プール」は海水のかわりに塩素が髪にとってダメージをあたえるものになります。
塩素はご存知のように漂白・殺菌に使われる成分。いくら濃度が薄いとはいえずっと浸かっていると髪に悪影響を与えます。
塩素はタンパク質に付着しやすいので髪にくっつきやすいものですし、紫外線に当たると塩素の漂白作用がより促進してしまうことになります。
「じゃあ海やプール自体にに入らなければ大丈夫?」
海水やプールの水に濡れたままになっているよりはダメージはマシではあると思いますが、紫外線自体が髪のダメージの原因となりますので、
ずっと日差しの強い中で1日過ごしてしまうと、もちろん髪だけではなく、頭皮も日焼けしてしまい、頭皮自体の環境も悪くなってしまうので注意必要です。
まとめ
一度傷んだ髪を完璧に修復することは現在不可能です。
一度傷めてしまったら次に生えてくる新しい髪の毛を待つしかありません。
海やプールでの紫外線、塩や塩素で傷んでしまった髪の毛は、
髪の表面のキューティクルがはがれてしまい、手触りがゴワゴワになってしまっているだけでなく、
内部のメラニン色素やケラチンというタンパク質まで傷んでしまっているので、変色してしまいます。
ひと夏の海やプールで髪の毛を傷めて秋冬になったときに後悔しないように、しっかりと対策をしてあげてくださいね!
ではでは。
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