どーもー！
髪と頭皮のことを真剣に考える美容師あっくんです。
1度傷んでしまうと、“治る”ことないとされている髪の毛。
しかし、少しずつ治すに近いことが可能になってきているのかもしれません。
〔もくじ〕
毛髪の主要成分シスチンに着目した新ヘアケア技術を開発
～シスチンを再生させる成分「ホウライシダ葉エキス」を発見～
ホーユー株式会社（名古屋市東区）は、毛髪の主要成分であるシスチン※1に着目した研究を進めた結果、「ホウライシダ葉エキス※2」に、シスチンを再生させる効果があることを発見しました。
今回、毛髪内のシスチンが、ヘアカラー、パーマ、熱などのダメージの種類の違いによって、どのように変化するか詳細を調査するとともに、様々な成分に対する影響を研究した結果、「ホウライシダ葉エキス」をダメージした毛髪に処理すると、毛髪内のシステインが減少するとともに、シスチンが増加することを見出しました。
この結果から、「ホウライシダ葉エキス」には毛髪ダメージによって生成されたシステインをシスチンへ再生する効果があることが分かりました。
ホウライシダ葉エキスに毛髪のシスチンを再生する効果を発見！
ホウライシダとは、
世界中の温帯から熱帯にかけて広く分布する。日本では四国や九州、伊豆半島などに分布するが、栽培されていたものが野生化していることもある。
常緑性で、根茎は短く這い、黒褐色の茎をのばす[3]。茎の長さは15cmほどで、茎には切れ込みのある扇形をした小葉が互い違いにつく。ソーラスは葉縁の一部が折れ返ったところにつく。
岩などに固着して生育していることが多い。
そんなホウライシダは、葉の見た目から別名「ヴィーナスヘア」とも呼ばれ、
インドのアーユルヴェーダでも髪と頭皮へ潤いを与え、健やかな頭皮環境に整える効果があるとされ、タンニンを多く含むことが特徴です。
しかし今回ホーユーが、
「ホウライシダ葉エキス」に毛髪内にあるシスチンを再生させる効果があると発表いたしました！
毛髪には大きく、キューティクル・コルテックス・メデュラという3層構造になっていますが、
その大部分ら「ケラチン」というタンパク質で形成されていて、そのケラチンは多くのアミノ酸から構成されています。
引用 hoyuサイトよりそのアミノ酸の中でも、毛髪には「シスチン」というアミノ酸が多く含まれ、
このシスチンのおかげで毛髪は硬く、弾力性があるという特性を持っています。
しかし、毛髪内のシスチンはダメージを受けると切断されたり、システィン酸という異物を発生させてしまいます。
そして毛髪は死滅細胞の集まりであるため、
一度ダメージすると元の状態、つまり壊れたシスチンを元の状態に戻すことは難しいと考えられてきました。
しかし、今回のホーユーの研究によると、「ホウライシダ葉エキス」に、
毛髪のシスティン酸を減少させ、シスチン量を増やす事ができるとわかったそうです！
今回の記事には具体的な理屈や、使用法などはまだ書かれていませんが、実際に効果が見込めるなら今後注目の成分となりそうです。
最近は「活性ケラチン」と呼ばれるシスチン結合の片割れのSを持ったケラチンなども出てきたり、
酸熱やプレックスなどと言われる酸成分なども登場してきています。
こういった新たな成分により、髪の毛のダメージを気にせずに自由なヘアデザインを楽しめる時代が早くきてくれると嬉しいですね！
ではでは。
あっくん★
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