どーもー!
髪と頭皮のことを真剣に考える美容師あっくんです。
そういえば”ノンシリコン”のフレーズは以前より聞かなくなったような気がしますね〜
〔もくじ〕
【倒産速報】ノンシリコンシャンプー「Reveur」のジャパンゲートウェイ 破産
岡昭宏氏によって2006年に設立された「株式会社室町販売委託(旧 ジャパンゲートウェイ)」は、シャンプーやボディケア製品を製造、販売していました。「ノンシリコンシャンプー」を謳った「Reveur」などが好評を博し、最盛期の売上は約217億円に達しました。
しかし、ドラッグストアとの取引による回収長期化や競合商品の増加、2014年に発覚した約3億円の所得隠しによる信用低下などで業績が悪化。2017年には他社へ事業を譲渡し社名を変更。2018年6月に破産手続開始となりました。
「1.5秒に1本売れていた」ノンシリコンシャンプー会社倒産していた
なんと「1.5秒に1本売れているノンシリコンシャンプー」のフレーズで一大ブームを起こし、
ノンシリコンシャンプーの火付け役となっていた「Reveur(レヴール)」を販売していた「(旧)ジャパンゲートウェイ」が倒産していました。
(旧)ジャパンゲートウェイの名を世に知らしめる大ヒット商品となった、2010年10月に発売されたノンシリコンシャンプー「レヴール」、
これまでの大手の市販のシャンプーは、髪の手触りをよくしたり、ツヤを出したりするための成分の1つとして『シリコン』が配合されているものが多かったのですが、
シャンプーとは”汚れを落とすためのもの“という本来のシャンプーの目的に立ち返り、
コーティング剤「シリコン」を含まない、ノンシリコンシャンプー「レヴール」発売したところ大ヒットしました!
CMにも豪華若手人気女優たちを起用した広告キャンペーンを展開、
頻繁に放映されるテレビCMなど認知度を高め一大ブームを起こしました。
そんな人気メーカーがなぜ倒産したのか?
そんなヒット商品を持つ(旧)ジャパンゲートウェイが何故倒産するようなことになってしまったのか?
いくつか理由はあるようですが、
他社のメーカーも「ノンシリコン」をウリにしたシャンプートリートメントなどの類似商品を次々と発売し始め、
ノンシリコンシャンプーブームによる競争が激化する中で差別化が図れなくなり、売上が低迷。
その後「レヴール」以外にも約20種類のブランドを次々に展開しましたが「レヴール」に次ぐヒット商品には恵まれなせんでした。
そこに高額な広告宣伝費が加わり赤字転落してしまうこととなってしまいました。
さらには絶頂期にはポルシェを乗り回していたり、経営陣の派手な生活ぶりが反感を招いたとも噂されています。
「事業と屏風は広げ過ぎると倒れる」という名言があるように、
何事も末長く続けたいと願うならば、コツコツと頑張っていくのが大切ですね。
ではでは。
こちらの記事もおススメです★
あっくん★
最新記事 by あっくん★ (全て見る)
- 広島でノンジアミン「NODIAカラーセミナー」を開催したよ! - 2024年11月21日
- YouTubeチャンネル「美容師あっくんのヘアケアちゃんねる」始まりました! - 2024年11月11日
- 大阪発のWEBメディア「オオサカジン」で紹介していただきました! - 2024年11月4日