2021年、大阪府寝屋川市に美容室「hair's LOG(ヘアーズ ログ)』を独立オープンさせていただきました!

新型コロナによるストレスで髪の毛を抜く子供が急増その対処法は!?

 

どーもー!

髪と頭皮のことを真剣に考える美容師あっくんです。

 

新型コロナウイルスの影響で、メンタル不調におちいってしまう方が増えています。

コロナ鬱、コロナ不調、コロナブルーなどといわれている様に、

今後のこと、コロナに感染するのではないか、コロナにより業績が悪化してこの先が不安など、

ストレスを感じる続く状態が続くと、次第に気持ちが落ち込み、

何もやる気にならないなど、気分の落ち込みや、不眠など、うつ病の症状が出てきている方がいらっしゃいます。

 

“大人でも”こんなに不安になってしまっているのに、、

子供たちなら・・・

 

大人以上に思い通りに過ごせないストレスを抱えている子供たちは、その不安な気持ちをうまく処理できずに思わぬ行動に出てしまう場合があります。

 

〔もくじ〕

自ら髪を抜いた娘、気づけなかった母 3カ月は長かった

新型コロナウイルスが、ある小学生の女児に暗い影を落としていた。

何があったのか、親子に聞いた。

休校が続いていた5月のある夜。宮城県内の40代のシングルマザーは、夕食の準備に忙しかった。小学6年の娘がそばへ寄ってきた。その日、久々の登校日だった。「友達にばれた」と娘。何が?

「髪の毛のこと」

何を言っているのかわからなかった。照明の下に連れて行き、まじまじと見て息をのんだ。娘のつむじの横の毛が全くなくなって、白い地肌が見えていた。大きさは500円玉大。周囲の髪も、途中からちぎれてぼさぼさになっていた。

こちらのニュースでは、新型コロナによる休校・自宅待機による小学生の女の子が、

学校に行けない、友達に会えないストレスから、

“頭髪を抜いてしまっていた”という事件が起こりました。

この小学生の女の子に限らず、

今回の新型コロナによる自粛により子供達が髪の毛や、眉毛、まつ毛などを抜いてしまう事例が増えているそうです。

 

この自身で髪の毛を抜いてしまう行為は、

抜毛症』『トリコチロマニア』と呼ばれる症状になります。

 

『抜毛症』は病気?なぜ毛髪を抜いてしまうの?

「抜毛症(ばつもうしょう)」とは、あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが(脱毛症とは違います)

繰り返し自身の毛髪を抜き、さまざまな程度の脱毛状態に至る慢性疾患です。

衝動や思考を制御するために意図的に行う“自覚型”と、何かをしているときについ行ってしまう“無意識型”二つの型があります。

 

さまざまな要因が関わっており、原因不明なケースも多いのですが、多くの場合はストレスが関連していると言われています。

 

大人とは違い、子どもの場合は自分で環境をコントロールできないケースがほとんどです。

学校という決められたルールの中で何年も過ごし、
クラスも1年間変わらないため、

勉強やクラブの成績、友人関係の悪化など様々なトラブルが起こっても、

基本的には同じ環境で過ごさなければいけません。

 

学校や住む場所も選べないし、自分の意思で引っ越しすることもできません。

大人になると色々な選択肢を選べるようになりますが、
子ども達はそうはいきません。

 

子供のコロナ自粛によるストレス

今回の新型コロナによる自粛も、

子供達も頭では仕方のない事だと理解しつつも、

  • 学校にいけないストレス
  • 友達に会えないストレス
  • 遊びにいけないストレス
  • 習い事にいけないストレス
  • お留守番ばかりのストレス
  • マスクをしないといけないストレス
  • 受験、将来の不安のストレス
  • 病気になるかもしれないストレス

突然これまでに感じた事のなかった様々なストレスを一斉に感じている事になります。

もともと子どもの抜毛症の事例が見られるのは、小学校中学年〜からといわれています。

低学年や未就学児の場合、コントロールできないことで生じる葛藤を、処理できるほどの自我がまだ形成されていないようです。
ただし抜毛以外の症状が出る場合もありますので注意は必要です。

 

自分でコントロールする事が出来ない”、悩み・ストレスを抱えた子供達が、

“自分でコントロールできること”の一つとして抜毛があります。

抜こうと思ったら抜けるということは、

自分でコントロールできる行動に対する結果、努力に対する報酬が必ずもらえる行為

という理由だと言われています。

 

子どもの抜毛症を見つけた時の対処法

子どもの抜毛行為を見つけたら、親御さんはまず、何かのストレスでやっているのかどうかを本人に聞いてみてください。

今回のコロナ自粛などはハッキリわかりやすいケースですが、

学校での問題、人間関係など、子どもの身の回りに、

本人が受けとめきれない環境になっていないか一緒に考えてみましょう。

原因が、親からのプレッシャーや押しつけ、孤独、虐待のケースもありますので、親御さんは自分自身にも原因がないのか考える事も必要です。

 

そして、間違った親御さんの対応としては、抜毛してる場面を見たり、してしまった後を見た時に、やみくもに叱って抜毛行為を止めさせることは避けましょう。

ただクセで抜いている子どもならまだしも、

ストレスから逃げるために行っている場合、その逃げ場さえも閉ざすことにつながります。

抜くことで心のバランスを保てている場合があるからです。

 

誰かと一緒に過ごしている時間は抜毛行為をしなくなるケースもよくあります。

1人で家にお留守番をさせたり、部屋にこもる時間を出来るだけ短くしてあげて、一緒に過ごす時間を出来るだけ作ってあげましょう。

 

もし抜毛行為をする原因が特定できているケースなのであれば、問題解決が最優先になります。

その原因を探し出して環境的な問題を解決すれば抜毛行為も治るでしょう。
しかしながらその環境を変えることは親にとっても難しいこともあると思います。

その場合であれば、その代わりに子供がストレスを感じない様に、相談をしっかりと聞いてあげる時間を設けてあげたり、代案の提示をしてあがたりと、

まずは親御さんが、お子さんとコミュニケーションをしっかりとり、子供目線で守ってあげることが1番大切だと思います。

 

あっくん
僕も小さな子供を持つ親ですので気をつけたいとおもいます

 

ではでは。

 

 

 

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大阪 寝屋川市 香里園駅 徒歩3分「hair's LOG(ヘアーズ ログ)のオーナーあっくんこと小野敦之(オノアツシ)です! ヘアケア・ヘアスタイル・美容に関わる正しくて為になる情報を楽しく発信しています。 特に髪の毛の傷みや、ヘアカラーにおけるアレルギーやかゆみなどの知識・経験においては同業者や美容メーカーからも厚い信頼をいただいき、ノンジアミンカラー「NODIA(ノジア)」をプロデュース。全国でセミナー開催し好評を得る。

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