冬の乾燥する季節、
お肌もカサカサ、髪もバサバサしやすくなります。
その乾燥で起こりやすくなるのが、
静電気!!
ドアの取っ手でバチッとなったり、ニット素材の服を着てバチバチいったり、お客さんの荷物を預かるときにバチッとなって、
「痛っ!!」
ってなることがありますw
そんなやっかいな存在の静電気ですが、静電気が起こりやすい人、起こりにくい人もおられます。
その違いはいったいどういったものなのでしょうか?!
〔もくじ〕
【バチッとなる人の原因!『静電気体質』とは!?】
「静電気とは?」
静電気とは、そのまま読むと『静かな電気』といった意味ですが、
これは、電気が帯電して物体に溜まったまま動かない電気のことをいうことから命名されたようです。
この動かない状態の電気が何かのきっかけでバランスが崩れたときに「バチッ」と放電が起こるのが、いわゆる静電気の正体です。
【静電気が起こりやすい人、起こりにくい人の違いとは】
それではその静電気が起こりやすい人、起こりにくい人の違いはなんでしょうか。
その原因のひとつは「肌の乾燥」
冬場などの空気の乾燥に加え、乾燥肌の人は肌の水分量が少なく、潤いが少ないために、静電気が起こりやすい状態になっています。
もうひとつは「静電気体質」
人には、「静電気体質」と言うものがあり、実際に静電気を感じやすい人と感じにくい人とあるようです。(正確には逃がしやすい体質と、逃がしにくい体質)
静電気体質の人は、肩こりであるとか、冷え症、そして腰痛などの症状に悩まされている人が多いそうです。
それは生活リズムの乱れからくる血液ドロドロ状態が原因の一つと言われています。
日常のストレスや食生活が不安な人ほど体内バランスが崩れ、体内にプラス電子が多くなります。
その結果、皮膚の表面はマイナス電子が多くなった状態になってしまいます。
この状態は発生した電気が自然界と循環せずに、物質内に溜まっている状態であり、静電気を逃がしにくい体質であると言えます。
一方、体の内側と外側で電気のバランスが取れている人は、静電気を受けにくく、体が健康な状態になります。
つまり健康な人ほど静電気を通しやすい物質(金属など)に触れる前に、うまく自然放電できているんだそうです。
今まであまり深く気にしていなかった「静電気」ですが、実は体の健康のバロメーターにもなるということですね!
【静電気の髪への影響】
では静電気が発生すると、髪にはどんな影響があるのでしょうか?
髪にとって静電気が起こる主な原因は、
髪の毛のダメージによる水分不足・摩擦などがあげられます。
湿気の少ない冬場などに静電気は多く発生しますし、
ニットなどの毛が多い衣類だと、静電気が多く発生することはみなさん今までに体験していると思いますが
静電気で、爪にヒビが入ったなどといった話も聞いたことはないですか?
これは爪の栄養やたんぱく質が不足しているときに静電気が起こったことによる現象です。
爪と同じように髪はたんぱく質からできていますので、その表面を覆うキューティクルが静電気によって傷ついてしまいます。
この傷ついたキューティクルの隙間から、髪にとって必要な水分や栄養分が流れ出してしまうのです。
水分が流れ出た髪は、さらに静電気を誘発しやすくなり、
ささくれ立ったキューティクルは摩擦を発生させやすくなるため、
さらに静電気を発生させてしまうといった悪循環に陥ってしまいます。
そして静電気は冬だけの問題と思っている方もおられるかもしれませんが、
一日中エアコンの効いた部屋におられる方は季節問わず、乾燥により静電気が発生したりしますので注意して下さいね。
他にもご質問などありましたらお気軽に♪
ではでは。
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