どーもー!
髪と頭皮のことを真剣に考える美容師あっくんです。
最近よく耳にするようになった「エイジング(ケア)化粧品」
年齢と共に、気になるシミやシワ、お肌のトラブル。
エイジングケアの化粧品は本当に効果があるのしょうか?シワやたるみも改善できる?お肌を若い頃の様に戻すことができるのでしょうか?
〔もくじ〕
「エイジング(ケア)化粧品」とは?
エイジングとは加齢や老化を意味する言葉です。
加齢現象により、お肌は年齢を重ねて出るシワ、シミ、たるみや肌の透明感やハリが少なくなってしまいます。
「エイジング化粧品」とは、こうした加齢現象による肌のトラブルに働きかけるものになります。
肌のシワやシミ、たるみ、くすみなどは、
生理機能の低下や、乾燥した外気や紫外線など環境の影響などが関係しています。
特に肌バリアが弱る年齢の肌は、刺激を受けやすく、十分な保湿や油分の補充、紫外線対策などが大切になります。
エイジング化粧品をつけると肌は若返るの?
厚生労働省の「薬機法」では「エイジング化粧品」の宣伝文句を制限しています。
「エイジングケアとは年齢に応じたケアのこと」
という表現までと決められています。
“年齢に応じたケア”とは肌の改善や若返ることを意味するのではなく、
その年齢に応じて現状維持を目指すための化粧品ということです。
つまり、
エイジング化粧品を使用すれば肌が若返るということではありません。
もし、その様な表現をしている化粧品があればそれは、薬機法違反の大袈裟な表現をしているか、
化粧品の範疇を超えた、成分を使用しているのか、
どちらにせよ”違反している商品”になります。
さらに「エイジングケア」とよく似た表現でよく使われる
「アンチエイジング」という言葉がありますが、
エイジング(加齢や老化)をアンチ(反~、抗~)という表現になり、
老化をさせないということはあり得ませんので、
化粧品の広告・宣伝等に使用することは禁止されています。
こういった表現方法はかなりややこしいので販売する方も、消費者も注意しておく必要があります。
老化対策はどうしたら良い?
つまりは年齢的なシワやたるみなどは化粧品では改善することはできません。。
だからこそ、日頃の「予防」が大切になってきます。
予防なら化粧品にも出来る事があります。
まずは皮膚の弾力を保ってくれているコラーゲンやエラスチンなどを作ってくれている「繊維芽細胞」を傷つける「紫外線」を避け、日焼け止めを塗ること、
そして、同じく「繊維芽細胞」を傷つける「活性酸素」を防ぐ抗酸化成分を塗ることなどです。
さらに最近では肌のターンオーバーを促してシミやシワの改善を目指す「ビタミンC誘導体」や「レチノール」などが配合されたエイジングケア化粧品も注目されているのでそういったものを使用するのもいいでしょう。
「エイジングケア化粧品」を使用しても老化自体を止めることは出来ませんが、
正しいケアをすることでシミやたるみなどを予防し、年齢に合った状態に戻してあげることは出来ますので日頃から心がけてみてください。
ではでは。
こちらの記事もおススメです★
あっくん★
最新記事 by あっくん★ (全て見る)
- Webメディア「So-gúd(ソウグウ)」にあっくんとNODIAを取り上げていただきました! - 2024年9月27日
- 「朝日新聞デジタル」にて、NODIA開発秘話について取り上げていただきました! - 2024年9月22日
- ヘアカラーのトラブルが増加中!約6割の皮膚科医が警告する理由 - 2024年9月20日