どーもー!
髪と頭皮のことを真剣に考える美容師あっくんです。
新型コロナウイルスの感染拡大で、マスクや消毒用アルコールの品薄状態が続いています。そんな中、
酒造メーカーからなぜかアルコール度数70度前後のスピリッツが続々と発売されるようです!?
〔もくじ〕
酒造メーカーからアルコール度数70%前後のスピリッツが続々と発売されることが決定!
高濃度のスピリッツ「アルコール77」を製造開始
日本酒や焼酎、リキュール、ラム酒などを製造する菊水酒造は、このたびアルコール度数77度の高濃度スピリッツ「アルコール77」の製造を開始。関係省庁のご指導のもと、4月10日から出荷開始を予定しています。
■製品概要
品名:アルコール77/原材料:醸造アルコール、香料/アルコール度数:77度
発売日:4月10日/価格:希望小売価格1,200円(消費税抜)
酒税:385円/本を含んでいます。※当商品は消毒用アルコールと同等のアルコール分を含んでおりますが、消毒や除菌を目的に製造されたものではありません。
65%の高濃度アルコールの商品を全国へ配送開始。送料一部を自社で負担。
日本酒、梅酒などを製造する、茨城の老舗酒造メーカー、明利酒類(本社:茨城県水戸市)は、このたび、65度の高濃度アルコールの商品を製造し、4月6日(月)夜から、オンラインショップにおける送料の一部を自社で負担し、全国へ配送することを開始しました。
本商品は、弊社が製造している、アルコール商品製造ラインを利活用し、より高アルコールで、極力不純物のない商品として開発いたしました。
※本商品は、一般的な消毒液と同程度のアルコール度数でございますが、消毒や除菌目的で製造された商品ではございません。アルコール度数:65%
主成分:エタノール
容量:360ml
品目:スピリッツ
品名:ウォッカ
価格:1,000円(税別)/1本 ※酒税、234円が含まれております。大量のアルコールを扱う酒造メーカーだから出来ることを、日々考えてきました。
必要な人に届けたい。
今、弊社が社会に出来ることを考え、今後とも商品開発をして行きます。
若鶴酒造、消毒用アルコールと同等のエタノール分を含む「砺波野スピリッツ77」
富山県砺波市の若鶴酒造は、高濃度エタノールを含むスピリッツ「砺波野スピリッツ77」を13日に発売する。税別価格は880円。
製造本数が限られるため、北陸を中心としたドラッグストア、医療機関、若鶴酒造直営店に優先的に供給するという。
お酒だから絶対に消毒・殺菌に使うよなよ!絶対だぞ!wwww
酒税法上、スピリッツに分類
これらの酒造メーカーからから発売されるアルコールは、原材料は醸造アルコールと香料で、酒税法上「スピリッツ」に分類されます。
また、スーパーやコンビニで販売されている、ウオッカやジンなどのアルコール度数が40度前後なのに対し、菊水酒造の「アルコール77」は、度数が77度と非常に高い度数です。
厚生労働省は新型コロナウイルスの感染対策の一つとして、手指など皮膚の消毒には消毒用アルコール(70%)が有効としているので、
今回の酒造メーカーの高濃度アルコールの発売は、手指消毒などに使われるアルコール度数と偶然にも同じになってしまったと考えられます。
ここからは独り言・・・
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これらのお酒は各社、
「消毒や除菌を目的として製造されたものではない」とはしていますが、
原材料は醸造アルコールなので、手指消毒剤として販売されている消毒用アルコールの原料と同じです。
それならばなぜ、このアルコール不足の非常事態に「手指消毒剤」や「消毒アルコール」として販売しないのでしょうか??
これにはお酒に適用される法律と、手指消毒剤に適用される法律の違いがあります。
手指消毒剤は工業用アルコールに分類されてアルコール事業法の適用になり、経済産業省への許可申請が必要になります。
許可申請して認可を受けるまでにかかる時間を考えれば、「お酒」として販売したほうが早いのです。
課税の面では、
酒税法では、お酒の種類、アルコール度数などによって課税額が変わります。
例えば菊水酒造の「アルコール77」は、「スピリッツ」に分類され、アルコール度数が37度未満までは1000リットルにつき37万円、37度を超えると1度ごとに1万円ずつ加算されます。
工業用アルコールは免税されますが、ドラッグストアで販売されている純粋エタノールや、実験用エタノールは原料がお酒と同じため、不正にお酒に転用されないように酒税相当額が加算されます。
消毒効果が変わらないのに、店頭の手指消毒剤に価格差があるのはこのためです。
そのため、これまで薬局でしか売れなかった70%エタノールが、やや高値になるけど流通力の余っている酒屋やコンビニ、スーパーなどで売れるようにするための商品だと想像できます・・・
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いち早く「アルコール77」の発売を発表した菊水酒造は、「消毒や除菌を目的として製造されたものではない」とのことですが、
菊水酒造代表取締役社長 春田和城から、
「当社は、2018年7月豪雨により甚大な被害を受けましたが、各方面から多大なご支援をいただきました。
当社の有する製造設備等を活用して、皆様のお役に立てる製品を提供することで、恩返しにつながればと考えたものです。
今後も各界のご指導のもと改善を尽くした製品を順次製造して参りたいと存じます。 」
とのメッセージ😘
たまたま消毒用アルコールと同じ濃度だけど飲めるし、お酒やぞ! !
ってことや !!
ダチョウ倶楽部か(笑)
追伸(4/13)
この後、厚生労働省から特例として認められたそうです。
お酒を消毒液として使っていいよ!
ではでは。
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