どーもー!
髪と頭皮のことを真剣に考える美容師あっくんです。
日本人ってなんとなく欧米人に憧れるとこってありますよね。
ファッションや食べ物など、
オシャレで意識高くて、
欧米で人気のものが日本にやってくるとすぐに大ブームを起こしたりします。
そういった人気はヘアスタイルやヘアケアでもあります。
今は少しブームも落ち着いてあまり聞かなくなりましたが、
昨年くらいまで「外国人風カラー」という、外国人(欧米人)の様な赤みの少ないヘアカラーが流行りました。(今はもう定番化した印象ですね)
プレックス系、酸熱トリートメントなどと呼ばれる新しいタイプの処理剤なども欧米から入ってきて今注目を浴びています。
コスメなどではオーガニックなんかは欧米の方が関心が高く、日本より進んでいるせいか、
オーガニックコスメやオーガニックシャンプーなんてものが入ってきたり、オーガニックブランドが日本でも人気です(そんな心理をうまく利用されることもあります)
でも実際の欧米のヘアケア事情はどうなんでしょう?
〔もくじ〕
アメリカ人のヘアケア事情
実は先日までアメリカ人の留学生が我が家にホームスティに来ていました(この辺の経緯は直接聞いてくださいw)
こちらのキュートなアメリカ人の女の子なのでどんなヘアケアをしているのか気になっちゃいますよね??
アメリカ人女の子はどんなシャンプー使ってるんだろ?
その子が実際にアメリカから持ってきてお風呂に置いていたシャンプーがこちらです。
『TEA TREE』
と書かれた、オーガニックっぽいネーミングとデザインのシャンプーです。
髪と肌そして環境にも良さそうなイメージがしてますよね〜
悪趣味だと思いつつw職業柄どんなシャンプーを使っているのか気になってしまいましたww
なので勝手に検証していきたいと思います(笑)
こちら裏の成分表。
ふむふむ、
ほほぉ〜
なるほどね〜
って、
でも現代には『Google翻訳』という便利なアプリがあるのですw
そのアプリで翻訳してもらうと〜
おおー!
なんとなくわかるー!
シャンプーなので、
水(Water)、
などの後ろが界面活性剤などの主成分ですね!
これを見ると!
おおー!
日本でも洗浄力が強く髪や頭皮にあまりよくない界面活性剤の代名詞となってしまっている「ラウレス硫酸ナトリウム」ではないですか!www
そしてその後ろは、
ラウレス硫酸ナトリウムよりもさらに洗浄力や刺激が強く、日本のシャンプーではほぼ配合されていない「ラウリル硫酸アンモニウム」まで配合されていますww
つまり、
髪や肌にはあまりよろしくない、洗浄力めっちゃ強めのシャンプーということですねww
コソッと一回だけ洗ってみたら髪の毛ギッシギシになりました
これだとね、
ドラックストアで普通に売ってる日本のシャンプーの方がよっぽどマシだと思いますねww
しかも、この子はシャンプーだけしか持ってきてなくて、
リンスやトリートメントしてないんですw
さらに、
ロングヘアなのに、
ドライヤーで髪の毛も乾かさず自然乾燥でしたww
前にも留学生の受け入れをしましたが、その時の女の子も髪の毛乾かしてませんでしたw
まとめ
ということで、
欧米人のヘアケア製品が必ずしもいいモノというわけではありませんし、
日本人の方が髪の毛を大切にしているのかもしれません。
ヘアカラー剤でも日本では6%までの過酸化水素しか認められていませんが、海外では10%以上のものも認められています。
コスメなどに関しても配合できる成分や濃度でいうと日本製品の方が厳しく、安全性は優れている場合も多いです。
もちろん髪質、肌質、気候に風土、生活習慣、香りの文化、なども全て違いますので、
必ずしも、どちらの国の方が優れているなどということは決めれないと思いますが、
日本人が開発した、日本人のコンプレックや悩み、どう見られたいかなどを知った上で開発された商品の方がよっぽどいい場合があると思います。
単純に、欧米のものだからオーガニックで安全で、優れているだろうとか、思ってしまうのは危険だと思いますね。
でも16、17歳でこんなに大人っぽくオシャレだとそりゃアジア人は憧れちゃいますよねwww
ではでは。
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あっくん★
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