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子供のヘアカラーって何歳から?ヘアサイクルから考える染めてもいい年齢とは

 

どーもー!

髪と頭皮のことを真剣に考える美容師あっくんです。

 

最近は小さなお子様でも髪を染めている子を見かけたり、外国人の子供の様な髪色に憧れることもありますが、
いったい子供は何歳くらいから毛染めをしてもいいのでしょうか?

 

そこで今回は、子供のヘアカラーはいったい何歳からしてもいいのかについて書いていきたいと思います!

 

 

〔もくじ〕

子供のヘアカラーいったい何歳からしていいの?

 

子供のヘアカラーに適した年齢とその理由を書いていきたいと思うのですが、

カラー剤の取り扱い説明書を読んでみても、実際カラーの年齢に関して規定はなどは特にありません。

 

正確にヘアカラーをしてよい年齢、してはいけない年齢などは定められていないようです。

 

ただし、僕は小学生以下のような小さなお子様にはオススメさせていただいておりません!

 

その理由について説明していきたいと思います。

 

 

小さいお子さんに毛染めをさせない方がいい理由とは?

 

まず髪の毛というのは、もちろん個人差もありますが、
生まれる前、お腹の中にいる7ヶ月くらいの時期から生えてくると言われています。

 

 

 

幼少期

そして出産後、生まれて来た時の髪の毛の量や太さは個人差が大きいですが、2歳くらいまでは乳児の時の髪の毛が生えています。

その時の髪の毛は、細い毛だったり、クセ毛が強かったり、明るい色をしていたりしています。

それから小学生になる頃までに、少しずつ太くなり、幼児の毛髪になっていきます。

 

生まれてきたときに髪がフサフサの赤ちゃんもいれば、そうでない赤ちゃんもいて、思わず心配になってしまう親御さんも多いですが、

産まれてきた時の髪の毛の量や太さは心配はありません! 

 

身長もずっと伸びなくて小さかった男の子でも中・高学生くらいになって急にグングン大きくなる子もいてますよね!

子供の成長は人それぞれ、髪の毛も早く生える子もいればそうでない子もいてます。小学生になる前くらいの年齢まであまり伸びない子もたまにおられます。

心配し過ぎないでちょっと待っててあげてくださいね♪

 

児童期

小学生を過ぎてくるとそこから性別が大きく関係してきます。

児童期くらいまではあまり差は感じられにくいのですが、男性の方が早くしっかりした髪に成長し、女性は比較的ゆっくりと成長していきます。

 

なので平均的には、

乳児(〜2歳)

幼児(〜6歳)

児童期(〜12歳)

思春期(〜18歳)

成人期(〜24歳)

 

くらいの周期で髪質が変化していきます。

約6年ごとの周期になっているのは髪の毛のヘアサイクルが関係しているためです。

思春期になるまでが一つの区切りだと言われ、17歳から18歳くらいになるまで成長をして大人の毛になっていきます。

 

 

髪の毛のヘアサイクルの関係

引用 http://www.kao.com/jp/haircare/thining_01.html

髪の毛は1カ月で約1cm伸びるとされています。しかしその髪は永遠に伸び続けるわけではありません。

一定の期間で自然に抜け落ちる→抜け落ちたところからまた新しい髪が生えてくる、という周期をくり返しています。

この髪が伸びはじめてから抜け落ちるまでの周期を「ヘアサイクル」といい、約4~6年の周期で繰り返しています。

ということは約6年ごとくらいを目安に髪の毛は全て新しい髪の毛に入れ替わっていることになります。

この入れ替わりのタイミングで髪質の変化(太くなった、細くなった、癖が強くなった、弱くなった)が起こりやすくなっています。

このヘアサイクルの仕組みから考えると小学生くらいまでは児童の髪ということでまだまだ髪の毛の発育途中ということになります。

 

 

補足説明になりますが、

ヘアサイクルは男性ほど短く約4〜5年、女性は約6年と言われており、

ゆっくりと成長していく女性の髪のピークは、22〜23歳くらいと言われていますが、

 

男性のピークはなんと18歳前後!

 

あっくん
確かにカットしてても中高生の男の子の髪が1番硬くて強い気がしますw

 

男性の髪は女性と比べて早くしっかりとした髪の毛になりやすい反面、20代を過ぎてくると一般的に良くて現状維持、あとは老化の一途を歩んでいくと考えられます。

なので、男性の方が女性に比べて、薄毛やコシのない髪になってくるのが早い理由もこのヘアサイクルが関係しているのです。

 

 

 

ヘアカラーをオススメできる年齢は

 

それでは、いったい子供は何歳くらいからならヘアカラーをしても大丈夫なのでしょうか?

ここまでのヘアサイクルの仕組みを考えると、児童期くらいまでは髪の毛が一番成長する時期だと考えられますので、髪や頭皮に刺激のあるヘアカラーをすることはあまり良くないことだと思われます。

児童や幼児の髪は細く(中には太くて多いお子様もいますが…)、あまり早いうちからカラーリングをすると大人以上に髪の毛を傷めてしまいますし、その時期に頭皮を傷めてしまうと毛髪の成長の邪魔をしたり髪の寿命が短くなる可能性もあります。

 

せめて思春期くらいになってくると3回目の入れ替わりが起こっており、男女ともにある程度丈夫な大人の髪の毛に生え変わってきていると考えられます。

高校生くらいまではほとんどの学校の校則で毛染めは禁止されていますし、それまではカラーをしない方がいいかと思われます。

 

なので僕は、

最低でも高校生以上になるまでは、カラーをすることはおすすめしていません!

 

たまに親御さんのカラー剤が余ったものでお子さんのカラーリングをしたという話も聞いたりしむすが、お家でのヘアカラーはさらなるトラブルの元となるので避けた方がいいと思います。

 

 

それはお子さんから「染めたい!」と言ってきてもです。

 

あっくん
その時だけのオシャレより、お子様の将来のことを考えてあげてみてくださいね

 

 

 

ではでは。

 

 

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大阪 寝屋川市 香里園駅 徒歩3分「hair's LOG(ヘアーズ ログ)のオーナーあっくんこと小野敦之(オノアツシ)です! ヘアケア・ヘアスタイル・美容に関わる正しくて為になる情報を楽しく発信しています。 特に髪の毛の傷みや、ヘアカラーにおけるアレルギーやかゆみなどの知識・経験においては同業者や美容メーカーからも厚い信頼をいただいき、ノンジアミンカラー「NODIA(ノジア)」をプロデュース。全国でセミナー開催し好評を得る。

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