どーもー!
髪とお肌のことも真剣に考える美容師あっくんです。
以前に「コラーゲン」について書かせていただきましたが、
ということになりますが、、
それは体内からコラーゲンを増やしてあげるしかないのですね。
そこで今回は体内からコラーゲンを増やす方法について考えていきたいと思います♪
〔もくじ〕
コラーゲンの基礎知識
少しおさらいしておきますが、『コラーゲン』とは、タンパク質の一種で、体を構成する全タンパク質の約1/3を占めています。
体内のコラーゲンのうち、40%は皮膚に、20%は骨や軟骨に存在し、その他は血管や内臓など全身に広く分布しています。
細胞と細胞をつなぎ合わせる接着剤のような役割を果たしており、体を丈夫に、しなやかに維持する役割があるのです。
肌の『角質層』とは、
引用http://nikibi-bye.net/kiso/sikumi/
肌の土台である『真皮』の70%はコラーゲンでできています。
表皮を支えている真皮は、ベッドで例えるとマットのような役割です。
約70%を占めるコラーゲンがスプリングの役目を果たし、
そのコラーゲンをバラバラにならないようとめているのがエラスチンです。
しかし悲しいことに、コラーゲンは年齢と共に年々生成量が少なくなり質も悪くなってしまいます。
ベッドでいうとマットが古くなり、薄く弾力がなくなってくる状態で、結果として”シワ”や”たるみ”が生じてしまいます。
シワやたるみの原因
そして”シワ”や”たるみ”をつくる一番の原因は紫外線による”活性酸素”です。
紫外線によって発生した活性酸素によって、お肌が壊れてしまい、それがシワやたるみの原因になってしまうのです
ということは、シワやたるみのないぷるぷるのお肌を目指すに大切なのは”紫外線・活性酸素対策”という事になりますが、
もともとお肌のコラーゲンがしっかりしていれば、その紫外線から肌を守る役割となり、シワやたるみの発生を防ぐことができるのです。
そのためにコラーゲンを摂取しようと、コラーゲンを多く含む食材やドリンク・サプリメントなどで頑張って摂取しようとしてしまうのですが、
以前のお話の通り、飲んでも塗ってもコラーゲンは、直接お肌のコラーゲンにはなりません。
ぷるぷるのお肌を目指すには、コラーゲンを飲むのではなく、体内でコラーゲンを作り出すための素材を食べることがとっても大切になってきます。
それでは体内でコラーゲンを作り出すため素材となる栄養素とはどういったものなのでしょうか?
体内でコラーゲンを作り出すための3つの栄養素
①アミノ酸の元になるたんぱく質
アミノ酸はたんぱく質が元になっています。コラーゲンはそのたんぱく質の一種になります。体を構成する全タンパク質の約1/3を占めている大切な栄養素です。
たんぱく質は、
- 肉
- 魚
- 豆
- 卵
などに多く含まれます。普段の食事としてバランスよく食べておきましょう。
サプリメントで補うなら、コラーゲンではなくプロテインの方が効率的ですね。
②ビタミンC
体内でコラーゲンを生成させるにはコラーゲンのモトになるたんぱく質だけでなく、『ビタミンC』も必要です。
たんぱく質と共に積極的に摂取していきましょう!
ビタミンCを多く含む食べ物
- 赤ピーマン、ピーマン、カリフラワー、ブロッコリー、モロヘイヤなどの野菜類
- レモン、イチゴ、柿、キュウイ、オレンジなどの果実類
- お茶葉っぱ、抹茶、海苔、青のり、わかめ
などです。
しかしビタミンCはどうしても数時間経過すると、体外へ排出されてしまいます。
ビタミンCを摂取する為にその時だけ、、ビタミンCの食べ物を集中して食べてもあまり意味がありません。
できれば、3食の食事の中でバランスよくいただくことが大切です。
③鉄分
コラーゲンの生成にも一役かっているのが『鉄分』です。
不足するとお肌や髪の毛、爪に影響がでてきます。
鉄不足による血行不良で肩こりや腰痛、お肌のくすみクマの原因にもなります。
鉄分といえば、ほうれん草やひじき、プルーンなどを食べましょうといいますが、実は植物性由来の鉄分は吸収があまりよくありません。
(ひじきは実は鉄分が多くないという驚きの事実があるのですがそのお話はまた別の機会にw)
出来れば、肉系の鉄分(ヘム鉄)を摂りたいところです。
引用:http://supplement.wp-x.jp/heme_iron-518
ヘム鉄分を多く含む食品
- レバー
- 赤みの牛肉
- マグロやかつおなどの赤身系の魚
- 牡蠣、あさり、しじみなどの貝類
などです。
以上、これら「たんぱく質」「ビタミンC」「鉄分」の3つを上手く摂取することで体内でコラーゲンが生成されやすくなります。
お肌ぷるぷるを目指すなら、コラーゲンドリンクやサプリメントに頼らず、
コラーゲンを生成するための元になる上記3つを摂取するように心がけてみてくださいね。
まとめ
私たちの体の約30%をしめるコラーゲン。
ぷるぷるのお肌以外にもコラーゲンは私たちの内臓や血管やお肌、爪、そして髪の毛などあらゆる臓器のカタチを守る役割をしてくれる大切なものです。
“コラーゲン”を”コラーゲン”としてそのまま取り入れることはできませんが、コラーゲンを形成する材料を取り入れることは出来ます。
健康的な身体のためにもタンパク質、ビタミンC、鉄分をぜひ積極的に取り入れながらバランスの良い食事を心がけてみてくださいね。
ではでは。
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