どーもー!
髪と頭皮のことを真剣に考える美容師あっくんです。
非常に優れた保水力を持ち、1グラムに対して6リットルもの水分を保つことができ、
化粧品やサプリ、注射など美容成分としての活用の幅も広い「ヒアルロン酸」
そんなヒアルロン酸には、
癌の”抑制作用”と”促進作用”という両極端な性質があるということを、東京大の研究チームが発表しました!
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ヒアルロン酸にがん抑制と促進作用 東大研究班「美容目的の投与慎重に」

美容医療などで広く用いられるヒアルロン酸には、細胞のがん化を抑える一方、がんの発症や進展を促すという正反対の二つの働きがあることを、東京大大学院の研究グループが発見した。新たながん予防や治療の開発につながる可能性があり、ヒアルロン酸の安易な使用にも一石を投じる研究成果だ。論文は9日付の米科学誌「デベロップメンタル・セル」の電子版に掲載された。
ヒアルロン酸の分子の大きさが影響する
同グループは、ヒトの正常な乳腺の培養細胞の実験で、細胞が合成し分泌する長いサイズのヒアルロン酸(高分子量ヒアルロン酸)が、細胞のがん化を抑える細胞内のメカニズムを活性化させることを突き止めた。
一方、高分子量ヒアルロン酸が分解されて生じる短いサイズのヒアルロン酸(低分子量ヒアルロン酸)は、同じメカニズムを逆に不活性化させ、がん化を促すことが分かった。
今回の発表によると、
ヒアルロン酸の分子が大きい場合は「善玉」としてがんを抑制するが、
細かく分解された分子の小さいヒアルロン酸は「悪玉」となって発がんを促す可能性があるということです、
善玉が悪玉に容易に変換されてしまう

畠山教授は「基礎医学の研究から、分解酵素が多く存在する体内環境では、善玉ヒアルロン酸が、がん促進に働く悪玉ヒアルロン酸に容易に変換されてしまうことが分かった。
化粧品として肌や髪に塗るようなヒアルロン酸は問題なさそうですが、
シワ取りや美容目的などで体内に投与してしまうと、
体内で悪玉ヒアルロン酸となりガンの促進を促してしまう可能性があるということです。
チームの畠山昌則教授も「体の中に安易に注入するのはリスクがある」と警鐘を鳴らしています。

ではでは。
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