どーもー!
大阪で髪や頭皮のことを真剣に考える美容師あっくんです。
白髪が出てくるとついつい抜いてしまうという方も多いと思いますが、
それがいつの間か癖になり、だんだんエスカレートしてしまうと抜くのをやめたくてもやめれなくなってしまうので注意が必要です。
〔もくじ〕
ほ白髪を抜いて抜毛症に。
今回のお客様は小学生の頃から髪の毛を抜いてしまう癖があり、一時的に抜かなくなる時もあったけども、
白髪がチラホラ出始めると、それが気になってまた抜いてしまう様になってしまったお客様です。
髪の毛を抜いてしまう癖、つまり『抜毛症(トリコチロマニア)』になってからはなかなか美容室に行きづらくなり、
約1年ほど美容室に行ってなかったというお客様です。
長さも伸びて、くせ毛もあり、毎日アイロンするのも大変なので、
ネットで見つけた抜毛症の理解のある美容師ということで、
勇気を出して縮毛矯正とカットのご予約をしてくださいました。
まずは Before
一見癖の強さもそれほどの様に見えますが、
実際には髪の毛の長さがかなりありますので、重さと重力に引っ張られ少し癖は伸びてある程度まとまっている状態です。
しかし、
内側の癖はそれなりに強く、
特に抜毛してしまう耳周りは短い髪の毛や、抜いた時や、触るときに起こる摩擦現象などにより、髪のダメージと短いことで癖が強く出てしまっています。
さらに毛先のダメージもそれなりにありますので、ここはカットとストレートの薬剤、処理剤をうまく使いながら整えていきたいと思います。
- 毛量 やや少なめ
- 髪の硬さ 普通
- 癖あり
- チラホラ白髪あり
- 抜毛箇所は傷みと短くなっているので注意
施術工程
以前はヘアカラーやパーマをしていた時期もあったそうですが、
今は本当に何もされていない状態でしたので、
ダメージの感じる毛先付近と抜毛箇所を除いて、ある程度まで一気にややハードタイプのストレート1剤を塗布していきます。
その後時間差で、抜毛されて短くなってダメージのあるところと毛先に対して適切な薬剤を塗布します。
その後、ブロー、ストレートアイロンで丁寧に癖を伸ばしていきます。
短いところもアイロンの挟めるところはアイロンを通していきますが、デリケートな箇所でもありますので、あまり無理せず軽めのスルーにしておきました。
最後に2剤の処理をして、
長さを整えたら完成です♪
仕上がり After
おおー!綺麗な黒髪ストレートになったー!(≧∇≦)
アジアンビューティな感じですね(*^^*)
(実際かなりの美人さんでした♪)
内側の脱毛箇所も目立たないくらいにおさまりましたし、
傷んでいた毛先も綺麗におさまりましたね♪
これで明日からのお手入れが楽になると思います。
白髪が気になって抜いてしまうのなら、またヘアカラーをされて髪色も楽しまれてもいいかなとも思いました♪
黒髪もすごくお似合いではあるので髪の毛に負担の少ない染め方もありますのでまたご相談ください(^^)
ではでは。
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あっくん★
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