どーもー!
髪と頭皮のことを真剣に考える美容師あっくんです。
新型コロナウイルスの流行により、
ここ最近は皆さん手洗い、うがい、マスク着用、手指消毒から、
身のまわりの触れるモノの消毒など徹底された対策をとっておられる様に思いますが、
あまりにも過剰過ぎるコロナ対策で、体調不良を起こした方々もいるそうです。
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「肺に白い影」医師も驚愕…原因はまさかの“過剰コロナ対策”
こちらの記事によると、中国河南省鄭州の病院に女性2人がめまいや脱力感などを訴え入院されました。
新型コロナウイルスへの警戒が続く中、病院はCTスキャンによる検査を行ったところ、
患者の肺からすりガラス状の白い影が見つかりました!
それはまさに新型コロナ肺炎の特徴とよく似ていたそうで、医師らは驚き、病院内に緊張が走りました。
しかし、患者は武漢に行ったことや海外渡航歴もなく、近所に感染確認患者もなく、
せき、呼吸困難などの症状がなかったそうです。
原因はまさかの過剰な”コロナ対策”
医師がさらに詳しく事情を聞いたところ、実は患者は新型コロナウイルスを恐れ、
毎日「84消毒液」という消毒剤を使って家じゅうを消毒していたことが判明しました!
「84消毒液」とは次亜塩素酸ナトリウムを主要成分とする商品との事で、
この次亜塩素酸ナトリウムは百倍倍程度に希釈して使用する事でウイルスや菌などの殺菌・消毒効果があるのですが、
非常にアルカリ性の強い、酸化力のある溶液です。
目に入ったら大変ですし、直接触れると皮膚に炎症を起こします。
そのため、次亜塩素酸ナトリウムを使用するときは、十分な換気を行ったうえで、直接手に触れないよう、家事用手袋をすることが必要です。
しかし、この患者さんは、
「よく知らず、少し水を入れて高濃度のまま使用を続けていた」
「消毒の後、窓を開けて換気することも知らなかった」
といった事をしていた事がわかりました。
このため医師らは、2人の女性に対し、新型コロナウイルスではなく、
長時間にわたり高濃度の「次亜塩素酸ナトリウム」を吸い込んだことによる“アレルギー性肺胞炎”との診断を下しました!
つまり、高濃度の化学物質(次亜塩素酸ナトリウム)を繰り返し吸い込んでしまっていた為に、
アレルギー反応によって肺胞に炎症が起きてしまったのです!
その後、医師らが患者に家の消毒液をアルコールに変えさせ、アレルギーの治療を行ったところ、2~3日後には無事症状が良くなったそうです。
新型コロナウイルスへの消毒などは大切ですが、
家の中に患者がおらず、通常の家庭の環境であれば、部屋中の過剰な消毒は不要で、
帰宅後よく手洗などを心がけ、食事の際に気をつけたり、ドアノブなどを清潔にしておくだけで、部屋中を消毒しなくても大丈夫です。
そして消毒液も”濃ければ濃いほど良い”というものではなく、
濃過ぎると人体にも影響を与えてしまうことがあります。きちんと正しい使い方を守るようにしましょう。
厚生労働省が発表している新型コロナウイルス対策も載せておきます。
こちらを参考にしながら適切な消毒を行ってください。
ではでは。
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肺にある小さな空気の袋(肺胞)や最も細い気道(細気管支)の内部や周囲に発生する炎症で、細菌やウィルスなどの病原体が原因でなく、有機物の粉塵や化学物質(これらを抗原と呼びます)を繰り返し吸い込んだことによるアレルギー反応が原因となります。
息切れ、せき、発熱といった症状が見られ、抗原を避けることにより、改善しますが、長期間抗原に曝露されていると炎症が慢性化し、肺がどんどん固くなります。