どーもー！
大阪でジアミンアレルギー、ノンジアミンカラーについて真剣に考える美容師あっくんです。
今回のお客様は、アルカリカラーをしていたら頭皮のかゆみを感じ、
それから天然染料系のヘアカラーに変えられ染めていたものの、それでもかゆみが出てきたという事でご相談に来てくださいました。
様々なノンジアミンカラーを試されてきたお客様
ヘアカラーでかぶれる様になってから、
僕のところに来られる前にも、様々なノンジアミンカラーや刺激の少ないヘアカラーと言われるようなものを試されてこられたようで、
色々な情報が混ざりあってお客様も何が大丈夫で何がかぶれるのかわからなくなってしまっている状態でした。
まずは、ヘアカラーで起こるかぶれ、痒みのお話をさせていただき、
情報をできる限り整理しながら、お客様が使えそうなヘアカラーを考えていきます。
これまでに、アルカリカラーでかぶれたことはハッキリとわかっていらっしゃるので、『ジアミンアレルギー』である事は間違いないでしょうが、
ヘアカラーのかぶれ・アレルギーの原因は「ジアミン」だけとは限りません！
天然の植物染料であるヘナやインディゴ、安全だと言われているヘアマニキュアでもかぶれやアレルギーを起こしてしまう方がいらっしゃいます。
今回のお客様はアルカリカラーに加えて、
ヘナをしたときも頭皮に痒みを感じられたとおっしゃっていましたので、植物性アレルギーであったり、頭皮が敏感になっている可能性があります。
今回はそういった点を踏まえながら、
安全にカラーリング出来そうなヘアカラーを探りつつ慎重に施術していきたいと思います。
ヘナなどの植物性染料でもかぶれた方へのノンジアミンカラー
まずは Before
1か月ほど前に染められたそうですが、その箇所はほぼ色が落ちているように見え、
根元3〜4cmくらいの白髪が目立ってしまっています。
それ以前に染められた毛先の白髪も色落ちを感じますので、そこにも色を入れて綺麗にしていきたいと思います。
- 毛量 やや多め
- 硬さ やや硬め
- チリつく癖あり
- 白髪率30%〜
施術工程
今回のヘアカラーは出来る限り安全に行いたいので、
アレルギーや刺激の原因となりやすい
パラフェニレンジアミン パラアミノフェノール および『酸化染料』は一切使用せず、
過酸化水素やアンモニア、アルコール類なども使用しないでおきます。
そしてカラー塗布前には、頭皮にプロテクトオイルを塗布しておき頭皮への刺激や染着を出来る限り防ぎます。
根元はしっかりと染まるように調合したノンジアミンカラー(NODIA)を塗布し、
加温15分
その後、少し濃度を薄めたノンジアミンカラーを毛先まで塗布し、
そのまま15分おき全体を馴染ませます。
After 仕上がり
おおー！ノンジアミンカラーで根元から毛先まで綺麗に染まりましたー！（≧∇≦）
めくった内側や、毛先の色褪せていた箇所も、
ジアミン染料や、アンモニア、過酸化水素を一切使ってないというヘアカラーでは、
時間も通常のヘアカラーと同じくらいで、安心しながら満足のいく染まりではないかと思います。
この時も頭皮の痒みは全くなす、お家に帰ってからも痒みはでなかった様です♪
もちろんジアミン染料などに比べると色落ちは少し早いですので、今後の褪色具合や頭皮刺激を確認しながら、
より良く安心してヘアカラーを楽しんでもらえるようにお手伝いしたいと思っています！
ではでは。
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あっくん★
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