どーもー!
大阪で髪や頭皮のことを真剣に考える美容師あっくんです。
髪の毛が硬くて太くて多い方は、出てきた白髪もしっかりとされていて、白髪染めをしても染まりが悪いという事はありませんか?
〔もくじ〕
硬くて太く白髪をしっかりと染める方法
今回のお客様はそんな硬くて太くて、しかもくせ毛なのですが、
少しずつ増えてきた白髪が気になっておられます。
こういった髪の毛がしっかりとされている方は「撥水毛(はっすいもう)」などと呼ばれていて、水分を弾きやすく、パーマやカラー剤などの薬剤も浸透しにくい性質をもっています。
その為に白髪染めなどをされても、柔らかい髪質の方に比べて染まりにくいという事があります。
暗めの色にすると染まりやすくなるのですが、少し明るい髪色が良いという方であれば少し工夫が必要になってきます。
まずは Before
このようにしっかりとした髪質で白髪もピンピンとした感じがあります。
あまり暗くしないで、明るめの白髪染めを使いながら白髪もしっかりと染めていきたいと思います。
- 毛量 多い
- 毛質 硬め
- 癖あり
- 白髪あり
施術工程
《カラー 》
カラー剤の1剤(染料)は7レベルのブラウン系を使用して、
今回は2剤(酸化剤)の方に少し工夫をしていきます。
通常のクリームタイプ過酸化水素6%に『ヘキサローション』というリキッドタイプの過酸化水素をミックスします。
ヘキサローションは、リキッドタイプの為に薬剤の浸透性が良く、反応が早くなります。
さらにフェリオックス115-Aというキレート効果がある成分を配合しているためにキューティクルの損傷を抑えたり、
ジカルボン酸配合によりシステイン酸抑制効果、退色予防効果もある高機能性過酸化水素です。
ヘキサローションを使用する事でカラー剤の粘度は緩くなり、塗布もスピーディーにしやすくなります♪
根元にカラー剤塗布後、自然15分放置して、
時間差で毛先に塗布する事で、ダメージを抑えながら色味を合わせていきました。
After
おおー! 硬い太い白髪も明るいブラウンに綺麗に染まりましたー!(≧∇≦)
全体的に暗くならないで、かつ白髪がしっかりと染まっています♪
カラー剤を変えたり、事前処理などをして白髪をしっかりと染める方法などもありますが、
カラーの2剤を変えるだけでも染まりを良くしたり、発色を良くしたり、また滲みにくくしたりなどご要望に合わせてコントロールする事ができます。
ではでは。
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あっくん★
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https://www.shinbiyo.com/経営とサイエンス-2021年2月号/その他メディア掲載情報
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