どーもー!
髪と頭皮のことを真剣に考える美容師あっくんです。
冬になり、少しずつ気温も下がり、空気も乾燥し始めてきましたね。
空気が乾燥してくると、髪の毛がパサパサしてきたり、頭皮も乾燥して、フケとなって肩に落ちてきたりします。
さらに間違った洗い方をしていると、髪や頭皮にダメージを与えてしまいます。
そこで今回は、潤いがある髪や頭皮にするために、正しいシャンプーや洗い方について書いていきたいと思います。
〔もくじ〕
冬の乾燥から髪や頭皮を守る方法
頭皮を清潔にしようと考えすぎて、頭を洗いすぎている人はいないですか?
それがフケなどの髪のトラブルの原因になっている場合もあります。
皮脂のとり過ぎは頭皮トラブルのもと!
“頭皮を清潔にすること=頭皮の皮脂をしっかりとること”
だと勘違いしていませんか?
そもそも、皮脂は必ずしも悪いものではありません!
皮脂の役割とは「頭皮を保護すること」です。
はがれた角質が混ざり合って”皮脂膜”をつくり、そこにいくらかの”常在菌”が棲んでいるのが、健康な頭皮本来の状態。
”皮脂膜”は、皮膚に潤いを与えると同時に、外部からの物理的刺激や化学的刺激の侵入も防いでくれるバリア機能のような存在なのです。
皮脂と汗が混ざり合うことによって、皮膚の表面に薄い膜を作り、紫外線などから頭皮や髪を守ってくれています。
なので、洗浄力の強いシャンプーを使ったり、ゴシゴシと頭皮を強く擦るように洗ってしまうと、頭皮の皮脂を落とし過ぎてしまい、バリア機能が壊れ、頭皮にダメージがかかってしまうのです。
皮脂は本来頭皮の健康に適度に必要なものになります。
洗い方のイメージとしては、「顔を洗うときのように優し~く」
顔を洗う際に爪を立ててゴシゴシと洗う人はいないですよね!?
髪も同じように優しく洗うことが大事です。
洗い方としては、手でシャンプーをしっかりと泡を立ててから、髪にのせるようにしましょう。
市販のシャンプーなどには成分が強すぎるものが多いことは何度も言っていますが、
頭皮に優しいとイメージしがちな”スキャルプケア用シャンプー”といった名称がついてるシャンプーは、
逆に洗浄力がとても強めになっていることが多いので、成分をしっかり把握しておかないと、毎日使うには強すぎる場合があります。
どういったシャンプーが良いのかは信頼できる美容師さんに相談してみましょう。
まとめ
皮脂の汚れを落とせば、髪のトラブルが解決するというわけではありません。
すべて落としてしまえば、皮脂が過剰に分泌されてしまい、髪のトラブルが更に悪化してしまうこともあります。
冬の頭皮の乾燥にお悩みの方は必要以上に頭皮の皮脂などを取ってしまわないように気をつけてみてくださいね。
ではでは。
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