どーも!
髪と頭皮のことを真剣に考える美容師あっくんです♪
今回のお客様は、お電話からお問い合わせをいただいたWさんです。
ブログを見てご連絡をしてきてくださるということでお電話を変わると、
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でもどこでハセガワカラーをお知りになったんですか?
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前の美容師さんから「ハセガワカラー」で検索したら使っている美容室出てくると思うので、そこで染めてもらったらいいと教えていただきました
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といった感じのやりとりをさせていただきました。
〔もくじ〕
ところで、ハセガワカラーって?
さっきから出てくる「ハセガワカラー」って何だと思う人も多いと思います(笑)
おそらくほとんどの一般の方、そして美容師さんでもハセガワカラーなんて聞いたこともないでしょうw
そもそもハセガワカラーはカラー剤の名前では無いですからね(≧∇≦)
ハセガワカラーとは、長野県で最もマニアックな美容師(?!)とも言われている
長谷川圭史さんが考案したカラー剤の使用方法となります。
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こんな方(笑)
このハセガワカラーを少し具体的に言うと、
通常のアルカリカラー剤と塩基性HCカラー剤をミックスして使用する【ハイブリッド型】の方法になります。
なぜこの様な2種類のカラー剤をミックスして使用するかと言えば、
「アルカリカラー剤」にはジアミン染料が多く含まれていて、しっかりと茶色や黒には染まってくれて色持ちはいいのですが、
アルカリ剤による髪の毛のダメージとジアミン染料によるアレルギーの心配があります。
「塩基性HCカラー剤」は鮮やかな色が得意ですが色持ちがあまり良くありません。しかしアルカリ剤が少なくジアミンが含まれていませんので髪や頭皮へのダメージが少なくジアミンアレルギーの心配もありません。
この2つを混ぜ合わせることで髪へのダメージや頭皮の刺激を抑えつつ鮮やかな色を表現したり、ジアミン染料を減らし今後のジアミンアレルギーになる確率を下げることができるのです♪
今回のお客様は僕の旧ブログの時に長谷川さんの講習に行った記事を読んでご連絡してくださったようですね。
(僕はブログ内で”ハセガワカラー”という呼び方をしたことは一度もなかったと思うのでw)
それではご来店してくださったのでカウンセリングからしていきましょう!
まずはBefore
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本来1カ月に一度きちんとカラーされていたようですが、引っ越しなどのバタバタと美容院探して3ヶ月ほど空いてしまっています。
なので根元の白い毛と色落ちしてきて色褪せたところが出てきている状態です。
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特にこめかみの辺りに白髪が固まっています。
娘さんにも早く染めてきてって言われたそうです(笑)
ところで、
「前はどちらにお住まいだったんですか?」
Wさん「沖縄です。」
・・・
・・・
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おきなわー!Σ(゚д゚lll)
今までにゼロでは無いですが、やっぱり珍しいので驚いてしまいました(笑)
そんな沖縄美容室でジアミンアレルギーになってからは「ヘナ」でずっと染められていたようですが、やはりオレンジ味が強いので困っていた時にこのハセガワカラーをオススメされ使用されていたそうです。
ただしここで1つ僕の中で疑問が、
こちらのお客様はジアミンアレルギーとのことですが、前述した通りハセガワカラーの方法ではジアミンが含まれています。
そのまま「ハセガワカラー式」で使用してしまうとアレルギー反応が出てしまうと考えられますので、
これまでハセガワカラーで大丈夫だったということは、ミックスしたやり方では無く、髪の色も明るくなっていませんので、
「塩基性HCカラー」のみで染められていたのでは無いかと予想しました。
まぁこの辺の定義は一般の方には全く関係のないことなのでお気にせずにw
使用するカラー剤が決まれば、色を調合し、
施術スタート
白髪の固まっていた部分には染まりをよくするブースト剤を付けていきます。
その後髪色にあった塩基性HCカラーを、
ペタペタ
ペタペタ
加温して、クーリングしたら〜
はい!完成です♪
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おっ、
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おお、
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おぉー!自然な色合いで全体的にキレイに染まりました!(≧∇≦)
気になる内側の白いところも、
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バッチリ綺麗に染まりました♪
Wさん「ありがとうございます。これで娘に怒られません(笑)」
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さらに、ヘアスタイルのこともお聞きすると、くせ毛なので短くしたいと言うと美容師さんにいつも止められていたのこと。
今回も少しだけ毛先をカットさせていただきましたが、短くしても扱えないようなくせ毛ではないと思いましたので、次回は思い切ってボブくらいまで切ってイメチェンもしてみてもいいかもしれませんね(≧∀≦)
ぜひ来月もお待ちしております♪
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ではでは。
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