どーもー!
髪と頭皮のことを真剣に考える美容師あっくんです。
ヘアカラーでのアレルギーの問題がテレビやメディアで少しずつ取り上げられる様になってきました。
元SMAPの中居くんもジアミンアレルギーだという事を自身の番組で公表しています。
実際にはたくさんの方がヘアカラーでのアレルギーに悩まされている事が考えられますが、
先日、タレントの梅宮アンナさんも自身のInstagramにて、皮膚炎やアレルギーで悩まされていることを明かしました。
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梅宮アンナ 脂漏性皮膚炎にブリーチ剤アレルギーも
タレント梅宮アンナ(48)が、持病だという「脂漏性皮膚炎」のほか、最近になって発症したというブリーチ剤によるアレルギーに悩まされていることを明かした。
梅宮は16日、インスタグラムを更新。「今日は、私の持つ持病と、最近で始めた新たなアレルギーについてお話しをしますね」と切り出し、「6年前くらいでした。頭皮が痒くなりはじめて 初めは、ブリーチや、カラーリングかな?って、日本で色々皮膚科に行ったのですが、どれも、痒みがなくならずで ある皮膚科に行ったら、脂漏性皮膚炎と言われて」と、治療を続けていることを明かした。
梅宮アンナさんインスタグラムにて頭皮トラブルを告白
タレントの梅宮アンナさんが自身のインスタグラムで、
「脂漏性皮膚炎」と、「ブリーチによるアレルギー」があることを明かしました。
脂漏性皮膚炎とは?
脂漏性皮膚炎は皮脂の分泌が多い場所(頭皮や鼻の周辺など)を中心に起こる皮膚炎です。
頭皮にカビの一種(マラセチアという真菌)が異常発生し、頭皮が炎症を起こしたり赤みや痒み、フケなどが出たりします。
症状が、ほかの皮膚炎(アレルギー性皮膚炎や刺激性皮膚炎)と似ているため、脂漏性皮膚炎とは知らないまま、かゆみなどに悩んでいる方はかなり多いと推定されています。
梅宮アンナさんも、
「頭皮が痒くなりはじめて 初めは、ブリーチや、カラーリングかな?って、日本で色々皮膚科に行ったのですが、どれも、痒みがなくならなずで ある皮膚科に行ったら、脂漏性皮膚炎と言われて」
と、頭皮の痒みは最初はヘアカラーなどが原因だと勘違いされていたそうです。
もし同様に皮膚の炎症による、赤みやかゆみなどをくり返されている方は、「脂漏性皮膚炎」を疑ってみてもいいでしょう。
そのためきちんと治療しないと、慢性化したり、再発したりしやすいので、早めに適切な対策をとることが大切です。
ブリーチのアレルギーとは?
「ブリーチ剤でのアレルギー」と「通常のヘアカラー剤でのアレルギー(ジアミンアレルギー)」を同じ様に思っている方もいるかも知れませんが、
ブリーチでアレルギーが起こる方と、ジアミンアレルギーが起こる方の原因物質は違います。
「ブリーチ剤」は、
1剤に配合される「過硫酸アンモニウム」や「過硫酸ナトリウム」などのパウダー状の強力なアルカリ剤と、
2剤に配合されている「過酸化水素」と混じることで、急激な脱色(ブリーチ力)を行うものです。
ブリーチ剤は、髪の毛の脱色はしますが、染料は一切入っておりませんので髪の毛は染まりません。
通常のヘアカラー剤は、
1剤に「ジアミン染料」と呼ばれる酸化染料と、アンモニアやモノエタノールアミンなどのアルカリ剤、
2剤に配合されている「過酸化水素」と混じることで、
「染色」と「脱色」を行います。
ジアミンアレルギーと言われる症状は、1剤に含まれる「ジアミン染料」に対するアレルギー反応です。
つまり、ジアミンアレルギーと言われる症状をお持ちの方は、”染料”に対するアレルギーなのですが、
ブリーチには染料が含まれていない為に、ジアミンアレルギーは起こしません。
ブリーチでアレルギー反応が起こる方は、「過硫酸ナトリウム」などの成分に対してアレルギーを起こしている事になります。
ただし、一般的にブリーチにアレルギーをお持ちだという方の割合はかなり少ないです。
その理由としては、ジアミンと比べると過硫酸はアレルギー性が低い物質であるということと、ブリーチをヘアカラーほど繰り返している方も比較的少ないからです。
梅宮アンナさんは、
「最近は、ブリーチ剤によるアレルギーが出始めています。ブリーチ。。私にとっては、大事な事で、、困る。ブリーチやると、身体が痒くなって。手や、唇 漏れ腫れて全身が痒くて。。アナフィラキシーショックの軽い版でしょうかね 髪を洗い流して3時間くらいで、元に戻ります。昔は、全然大丈夫だったのにな」
と言われている様に、昔からずっとブリーチを繰り返していた為にブリーチのアレルギーになっしまったと考えらます。
「脂漏性皮膚炎」対象方法
梅宮アンナさんの様に頭皮が「脂漏性皮膚炎」とみられる場合には、
基本的にヘアカラーをする事はオススメできません!!
ただでさえ脂漏性皮膚炎による炎症やかぶれている箇所にヘアカラー剤が付着すると、さらなる悪化を及ぼす可能性があります。
真菌に効くシャンプーなどを使用したり、お薬を塗ったりと、一度きちんと治療し、頭皮の湿疹や炎症などがおさまってからヘアカラーをする様にしましょう。
もし、「どうしてもヘアカラーしたい・・・」という方は、美容師さんに頭皮にカラー剤を付けないようにして染めれるのか確認してみましょう。
もともと頭皮に付けない「ヘアマニキュア」であればしみたり炎症を悪化させたりする可能性を下げる事ができます。
「ブリーチアレルギー」対処方法
ブリーチで頭皮がかぶれてしまった場合には、最初からアレルギーを疑うのではなく、
脂漏性皮膚炎や頭皮に異常はないのか、まずは確認してみましょう。
頭皮に異常は無いが、
ブリーチを使って染めている時に、頭皮がピリピリとしたり、痒くなったり、炎症を起こしてしまう時は、
アレルギーではなく「刺激性皮膚炎(かぶれ)」の可能性があります。
こういった刺激性皮膚炎の場合には、頭皮に保護のオイルを塗布してからカラーリングしたり、脂漏性皮膚炎と同じ様に頭皮に付けないようにブリーチを塗布してもらう事で防げたりします。
ただ、本当にブリーチに対してアレルギーをお持ちの場合には、もうブリーチを使用されないのが一番です。
梅宮アンナさんも今は”アナフィラキシーショックの軽い状態”といっていますが、このまま無理にブリーチを続けていると本当に命の危険を及ぼす可能性があります。
タレントというイメージを大切にするお仕事ですので、これまでの明るい髪色をやめるのは難しいのかもしれませんが、
身体の事を優先していただき、安全なヘアカラーのお薬や方法に切り替えてもらえたら良いのになと思います。
ではでは。
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あっくん★
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