髪がジリジリ!?『ビビリ毛』になってしまう原因とは!?

 

どーもー!

髪と頭皮の事を真剣に考える美容師あっくんてす。

 

 

今回は「ビビリ毛」について書いていきたいと思います。

 

お客様
ビビリ毛?

 

そう、一般の方には馴染みのない言葉かもしれません。

でも、パーマやカラーが大好きな方だったら、

これまで1度くらいは経験があるかもしれません!?

 

 

「ビビリ毛(もう)」とは!?

一般の方だと、髪の毛が傷み過ぎて、

チリチリ、ジリジリ、トロトロ

の状態になってしまった髪の毛と言ったらわかりやすいでしょう。

 

過度に髪の毛が痛んで、髪の毛の状態が維持出来なくなった。

超ダメージ毛のことを言います。

 

髪の毛全体(あるいは毛先だけ)が縮れてチリチリになってしまった…。

ビニールひもが溶けかかったような、見た目も手触りもジリジリした髪、

枝毛が止まらない、触ればどんどん切れた毛が出てくる、

髪がゴムのように伸びる、

濡らすとくちゃくちゃになる

こういった状態が「ビビリ毛」と呼ばれます。

 

髪表面のキューティクルが溶け、

髪の毛のタンパク質がぐちゃぐちゃになり、

正常な水分・油分も保てなくなくなった状態です。

 

つまり、

こんな感じになってしまった髪の毛です。

(ここまで酷い方は稀ではありますが)

 

一度このビビリ毛になってしまうと髪は元通りには戻りません!!

なので絶対にこんなことにならないように気をつけなければいけません。

 

それでは、どうしてこんなビビリ毛になってしまうのでしょうか?

 

ビビリ毛になってしまう原因とは!?

1番ビビリ毛になってしまいやすいパターンは、

縮毛矯正やデジタルパーマなどの、
薬剤を使った施術の失敗で起こりやすいです。

髪の毛が薬剤や熱のパワーに耐えきれず、

元々のあるべき形状を維持することが難しくなってしまった場合におこります。

 

なので縮毛矯正やデジパで、ビビリ毛になってしまう原因の大部分は、

美容師サイドの失敗・判断ミスが原因になることが多いです。

 

健康な髪の毛ならまだしも、

もともとダメージのある髪の毛に薬剤を付けるということは、

薬剤選択や放置時間、その他の行程の判断ミスが過度なダメージにつながります。

また技術が未熟なアシスタントや経験の浅いスタイリストが担当することによっても起こりやすくなります。

もちろん経験が浅くても上手な美容師さん、ベテランだけど苦手な美容師さんはいらっしゃいます
あっくん
ダメージし過ぎていて出来そうにないから美容師側も断る勇気も必要です

 

「縮毛矯正」や「デジタルパーマ」などは普段お家でされている、乾いた状態にアイロンするのとは違い、

パーマ剤によりやわらかくデリケートになっている状態の髪の毛に、
高温をあてて熱によるタンパク質の変性を行う技術です。

 

髪質やダメージによって、
使用する薬剤の強さや時間、行程なども計算して行う非常に難しい技術なのです!

これを大きく失敗してしまうとビビリ毛になってしまうのです。

 

後はブリーチの繰り返し、ハードなパーマの繰り返しなど、

強めの薬剤を使うメニューは、どうしてもビビリ毛を作る原因になりやすいです。

『ヘアブリーチ』髪を脱色するブリーチっていったいどんなもの?

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このように「ビビリ毛」は、

パーマやカラーなどをした場合に、美容師サイドの技術不足・判断ミス・経験不足などが原因で起こってしまうことが多いです。

 

しかし!

 

その美容師のミスを誘発してしまう原因が、

お客様側にもある場合もあります!

 

ビビリ毛を誘発してしまうお客様側の原因とは?

 

①普段使用されているヘアケア類

ビビリ毛の原因には実は、普段お家で使用されているしているホームケアも大きく関わってきます!

パーマやカラー、縮毛矯正などの薬剤を使用するメニューの場合、

どんなに髪に優しいと言われる薬剤を使用しても、

髪の毛に負担をかける技術なので、高い毛髪診断能力と薬剤知識が必要になります。

 

しかし、その正確な判断をしようと思ったときに、

普段のケアが妨げになっているかもしれないのです!

 

髪の毛はすでに成長を終えた細胞であり、

現在のトリートメントで”髪の毛を治す”ということは厳密にはできません。
(髪の毛をコーティングするか内部に似たような成分を入れるか、それも一時的なものでしだいに元に戻ってしまいます)

お家で使用されるトリートメントは見た目の誤魔化しでしかないので、
メイクでいうファンデーションの役割と言っていいでしょう。

ファンデーションは肌の欠点を隠すことができるように、
トリートメントは髪の毛のダメージを隠してくれます。

そんなファンデーションを塗りたくったような髪の毛、

例えば、市販のコーティング成分たっぷりのシャンプートリートメントを使用していたり、
洗い流さないタイプのトリートメントを毎日ふんだんに付けていたりすると、

一見それほどダメージしていないのかと間違えやすくなります。

もちろんそういった認識を持った美容師さんであれば、視診・触診・問診などで判断できるのですが

 

その判断ができなかったり、見誤るとトリートメントの奥に隠れた本来の髪の毛のダメージに気づかずに、

パーマや縮毛矯正、ハイトーンのカラーなどの施術をしてしまった場合、

びびり毛になる危険性は何倍にも膨れ上がってしまいます!

 

なので、お家で使われているシャンプーやトリートメントも変にベタベタしない物を選び、

アウトバストリートメントなんかも付け過ぎない方がいいでしょう。

 

②お家でヘアアイロンをよく使われる方

美容室のメニューで特に縮毛矯正やデジパなどは、薬剤のパワーに加えて、「熱」を加えることがダメージしてしまう原因になりやすいと書きました。

しかし、これは美容室での事に限らず、お家で毎日の様にヘアアイロンを使われる方にも起こりやすくなります。

薬剤が髪に付いていない状態でも高温のアイロンで毎日髪の毛をストレートにしたり、巻いたりするとダメージの原因となりやすく、

やり方によっては、それだけでビビリ毛になってしまいます。

お家でアイロンされる方は、正しくアイロンを使う事と、

ドライヤーやヘアアイロンの熱で髪の毛を傷ませない方法とは?

2017年9月22日

 

ビビリ毛になりにくい優れたヘアアイロンなどを使用する方がいいでしょう。

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③髪の履歴が複雑!

これはホームカラーで髪の色やダメージがムラムラになっていたり、

お家で毎日高温のコテやアイロンなどを使い、部分的にダメージを与えてしまっていたり、

 

美容室に行っても、

《カラー→パーマ→ストレート→メッシュ→黒染め》

みたいに、様々なメニューを繰り返し、

頻繁に髪型を変える方は要注意です!

これは髪の毛の状態が頭全体の中でとても複雑になってしまっているパターンです。

 

これは担当される美容師にとって、

薬剤選定や塗布技術などをとても複雑にさせてしまうことになり、

失敗の原因になりやすいです。

 

どんな髪質でもダメージ毛でも根元から毛先までこれ一本!みたいなお薬は今のとこありません!

 

美容師・美容室をコロコロ変える方も要注意

あと、美容室ジプシーとも言われるコロコロ美容室を変えられる方、クーポンに釣られていつも安いお店を巡っている方も要注意です!

それぞれの美容師さんが違った薬剤などを使用するために髪の毛のコンディションがバラバラになり、

カルテの共有も出来なくて、これまでの履歴がとても複雑になりやすいので、同じ様な原因になりやすいので気をつけてください。

 

 

つまり、

お客様側も美容師側も無茶なメニューや判断はしないように、

どちら側も気をつけなければいけません。

 

なぜなら、

一度でもビビリ毛になってしまった髪の毛は絶対に元通りにはならないからです!

あっくん
大事な事なので二回言いました

髪の毛の傷みは治らない!?(髪の毛のダメージを虫歯に例えてみた)

2017年3月11日

 

 

ビビリの原因 まとめ

髪がビビる原因で多いのは、

  • カラーやブリーチ、パーマのやり過ぎ
  • 家で高温のアイロンやコテされる方
  • 縮毛矯正・デジパなどを繰り返した時
  • 美容室をコロコロ変える方

などの時になりやすいです。

 

ビビリ毛にならないには、第1に美容室側の技術と知識の向上が必要であり、

“出来る出来ない”の判断を間違えないこと、

 

そして、お客様側は毎日のホームケアやセルフカラーや過度のアイロンなど、そして無茶なメニューなどもしないようにすることです。

本来無茶なことしなければそうそうなるものではないです 

 

何度も言いますが、ビビリ毛を完全に元通りの髪に戻すことはできません

ビビリ毛にならない様にすることが1番大切です。

 

 

 

ここまで読んでいただけたならば、

「ビビリ毛」についてわかっていただけたと思いますので、

実際にビビリ毛になってしまった方を修正させていただいたケースをご紹介させていただきます。

 

『縮毛矯正』強めの癖で毛先はビビリ毛!そんな髪にナチュラルなストレートへアーに♪

エイジングにより、以前より傷みやすくなってきた髪の毛に、

市販の白髪染めを繰り返しされているお客様です。

 

まずはBefore

見ての通り・・・

 

結構大変な状態です( ̄▽ ̄)

 

もともとクセが強いこともありますが、

髪のダメージと合わさってまとまらない状態です。

 

ヘアカラーはいつもホームカラーで白髪染めをされているので、

毛先は『ビビリ毛』と呼ばれるジリジリでガシガシのハイダメージ毛になってしまっています・・・

ブラッシングや少し引っ張ったりするだけで切れてしまうような髪の毛としてボロボロ状態です。

髪の毛の傷みは治らない!?(髪の毛のダメージを虫歯に例えてみた)

2017年3月11日

 

さすがにここまで傷んでしまうもどうしようもないので、

少し毛先は切らしてもらいますが、そこまで短くもしたくないとのことなので、

根元の癖は「縮毛矯正」でしっかりと伸ばしつつ、

毛先はお手入れのしやすいように「ビビリ毛修繕矯正」をしていきましょう!

 

施術行程

まず伸びているクセですが、

クセが強いにも関わらずヘアカラーによるダメージもあります。

こういったケースは、”薬剤選定”がとても大事です。

クセをしっかりと伸ばしたいと強い薬を使うとダメージが進んでよりボロボロになってしまいますし、

優しすぎる薬を選ぶとダメージを抑えれるもののクセが伸びが悪くなってしまいます。

 

“ストライクゾーン”は広くないので慎重に薬剤と放置時間を考えます。

 

それでは、

 

施術スタート!

 

ペタペタ

 

ペタペタ

 

中間~毛先は本当は薬を付けたくないのですが、

表面の荒れを整えるために、ごく弱いお薬を塗布してビビリ毛の”荒れ”を整えていきます。

 

その後、一度流してから、

髪の毛の栄養補給をたっぷりと、

そして、アイロンの熱から髪の毛を守るための処理剤を塗布しまして~

 

一度乾かした後、

特殊シルクプレートのストレートアイロンで、

 

やさし~く

 

やさし~く

 

根元から毛先までアイロンしていきます。

 

その後、固定の為の2剤をつけて、

薬剤の残留物を残さないようにしっかりと処理して、

仕上げのトリートメントをしっかりと揉み込んでいきます。

 

そのまましっかりと乾かしたら~

 

はい!完成です♪

おおー!癖はしっかりと伸びて、毛先のビビリはとてもキレイに収まりましたー!(≧∇≦)

クシすら通りにくかった毛先がサラサラになりました♪

 

根元の強い癖も・・・

しっかりとかつ自然に伸びていますね♪

 

しかし、お客様にも説明させていただきましたし、

ここまで読んでいただいている方にはお分かりの通り、

髪の毛キレイになりましたが決して髪の毛が『治った』わけではありません。

 

1度傷んでしまった髪の毛は元に戻ることはないのです・・・

今回もビビリ毛だった毛先は、

擬似的な栄養分を髪の毛に入れた上で、キューティクルの表面を整えて、誤魔化してるだけに過ぎません。

 

また日にちが経ってきたり、ヘアケアを怠ったり、ホームカラーなどを毛先まで塗布してしまうとダメージにより元に戻ってくることになるでしょう。

 

お手軽さがある「ホームカラー」ですが、

その分、ダメージへのリスクがたくさんあるという事をご理解しながら行ってくださいね!

 

 

髪の毛の状態によっては修復不可能だったり、お断りする場合もございますが、

くせ毛や髪の傷み、ビビリ毛でお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。

 

 

ではでは。

 

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あっくん★

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大阪、京阪千林駅すぐ、ART FOR ART`S千林店で美容師をしている、あっくんこと小野敦之(オノアツシ)です! ヘアケア・ヘアスタイル・美容に関わる正しくて為になる情報を楽しく発信しています。 特に髪の毛の傷みや、ヘアカラーにおけるアレルギーやかゆみなどの知識・経験においては同業者や美容メーカーからも厚い信頼をいただいき、ノンジアミンカラー「NODIA(ノジア)」をプロデュース。全国でセミナー開催し好評を得る。

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