どーもー!
髪と頭皮のことを真剣に考える美容師あっくんです。
今回のゲストさんはもうすぐ久しぶり友人達と会う予定があり、
やっぱり髪は綺麗にしておきたい♪ということでご来店くださったNさんです。

ヘアマニキュアはアレルギーの人でも安全でかぶれない?
Nさんは、様々なアレルギーがあり、使用出来るヘアカラーの種類にも限りがあります。
比較的安全だと言われる、ヘアマニキュアでも途中で気持ち悪くなったりかゆみが出たこともあります。
中にはジアミンアレルギーになってしまったので、それ以来ヘアマニキュアに変えたという方も多いと思います。
ヘアマニキュア(酸性染料)は、ヘアカラー(酸化染料)に比べてアレルギー性の低い染料であったり、
地肌に直接塗布しないために、安全性は高いと言われています。
しかし、そのヘアマニキュアでかぶれる方もいらっしゃいます。
もちろん割合でいうとかなり低いのですが、ヘアマニキュアでもダメな方はいてるのです!
植物の「ヘナ」でさえも、植物や草などのアレルギーがある方はかぶれてしまう方もおられますので、ヘアマニキュアも絶対では無いと知っておく必要があります。
ただ、そういった”ヘアマニキュアがダメだった”というお客様と何人かお話をしていて、
気付いた『共通点』がありましたのでお話したいと思います。
ヘアマニキュアがダメな人はお酒を飲めない?

まだまだデータとしてはそんなに多くないですし、確証を持てる話ではありませんが、
ヘアマニキュアがダメだった人の中にお酒(アルコール)が体質的に飲めないという方が何人かいらっしゃいました。
「ヘアマニキュアとアルコールになんの関係が??」
と思われる方もいらっしゃると思いますが、
ヘアマニキュアが髪の毛を染める仕組みとして、「ベンジルアルコール」というアルコールの力を使い染料を髪の毛に浸透させていきます。
体質的にアルコールがダメな方は、このヘアマニキュアに含まれるベンジルアルコールに対して反応してしまうことも考えられます。
消毒用のアルコールや肌についたヘアカラーを落とす時に使うリムーバーなんかでかぶれてしまう方もいらっしゃいます。(エタノール系)
ベンジルアルコールはエタノールよりも揮発性は少なくヘアマニキュア塗布中は反応していることになりますので、
地肌に直接付けないといっても少しは付着したり、シャンプーなどのお流しのときに頭皮には触れてしまいます。
なので、本当にアルコールに弱い体質だとヘアマニキュアでのアルコール成分が触れることがダメな方もいらっしゃる可能性があるのです。
初めてヘアマニキュアする方への注意点

ヘアマニキュアは化粧品分類でノンジアミンあり、パッチテストの義務もなく、
医薬部外品である酸化染毛剤と比べて刺激性やアレルギー性は少ないのですが、
初めてヘアマニキュアをするという方には、
- お酒を飲める体質ですか?
- エタノールなどの消毒液でかぶれたりしませんか?
なんてことを確認しておいた方がいいかもしれません。
後はやはり酸性染料そのものやタール系色素がダメな方、
界面活性剤や香料がダメな方もいらっしゃいます。
その原因が複数である場合もありますし、原因物質を特定するのはなかなか難しいですが、1つの目安としてもらってもいいかもしれません。
Nさんへのノンジアミンカラー
ジアミン系染料やヘアマニキュアが使えないということで、
今回のNさんはカラートリートメントベースのノンジアミンカラーで対応させていただきました。


施術中から帰られるまでは特にかゆみや刺激などもなく、安全に染めることができました♪
まとめ
安全だと言われるヘアマニキュアですが、それでもヘアマニキュアでかぶれたり、かゆくなったりという方はいらっしゃいます。
その原因は染料なのかそれ以外の成分なのかの特定はなかなか難しいですが、
初めてヘアマニキュアをされる場合には、
1つ、アルコールとかエタノールに弱い体質ではないかな?と確認してみるといいかもしれません。
そしてパッチテストしておくこともオススメします。
そして、ヘアマニキュアおよびどんな安全性が高いと言われているヘアカラーでも、
「絶対に安心安全なヘアカラーはない!」と思っておくことが大切です。
ではでは。
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あっくん★
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