どーもー!
髪と頭皮のことを真剣に考える美容師「あっくん」です。
大阪の寝屋川市で「hair’s LOG(ヘアーズ ログ)」という美容室をやっています。
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あっくん(小野敦之)プロフィール
年齢と共に変化してくる髪質。
普段のお使いのシャンプーやトリートメントを変えるのも大切ではありますが、
髪を生やすのは体から、
最も重視したいのは身体の「インナーケア」になってきます。
〔もくじ〕
健康な身体があってこそ美髪がつくられる
髪は体の内側から生まれてきます。
毛根の中では、毛細血管から栄養や酸素を受け取った毛母細胞が分裂を繰り返し、 髪を作り出しています。
この製造段階で質のいい髪を生やすことこそが、最高のヘアケアです。
髪は血の余り物
東洋医学では髪は「血余」と言われ、髪は血の余りものでできていると言われています。
体の生命維持活動に必要な場所に栄養が巡り、最後に届くのが髪や爪。
高価なトリートメントを買ったりする前に、
髪に行き届くだけの栄養を摂ることの方が健康な髪には大切な事になります。
健康な髪に必要な栄養素
まずは髪の8割を作る材料「タンパク質」
動物性の赤みの肉や魚、卵、乳製品のほか、豆製品から植物性のタンパク質も摂るようにしましょう。
摂ったタンパク質を体内で再合成するためには、
鉄、亜鉛、マンガンも意識したい栄養素になります。
「鉄分」は栄養と酸素を毛母細胞に届ける血液中のヘモグロビンを生成するのに必須。
「亜鉛」が不足すると毛周期のサイクルが乱れやす
くなり、薄毛や抜け毛につながります。
「マンガン」は、酵素を活性化する栄養素です。
鉄と亜鉛は豚レバー、牡蠣に多く、マンガンは生姜やシソの葉に含まれています。
そのほかビタミンCやB群も健康な髪づくりに貢献します。
摂った栄養を末端の頭頂まで届けるためには、血の巡りや代謝のよさも大切になります。
適度な運動と良質な睡眠をまずは心がけましょう。
体調が整えば、これから生える髪にも美の好循環が起き、肌も髪も自ずときれいになっていきます。
白髪ができるメカニズムとその最大のきっかけとは?
黒髪と白髪の違いは「メラニン色素」があるかないかです。
黒い色を作るメラニン色素はメラノサイトという色素細胞から生まれますが、その細胞を生み出す色素幹細胞の働きが維持できなくなると白髪が発生します。
色素幹細胞は、毛包のひとつひとつに存在する「バルジ領域」というところに、毛包幹細胞と一緒に存在しています。
毛包幹細胞とは、毛根の再生を受け持つ幹細胞で、前に生えていた毛が寿命を終えた後、次の髪を作る毛母細胞を送り出す役割をしています。
ここで色素幹細胞も行動を共にして、色素細胞
を送り出さなくてはいけないのに、
それがうまく働かないエラー状態で毛包だけが成長期サイクルに入ってしまうと、白髪になってしまいます。
その原因は、加齢はもとより、
- ストレス
- 血流
- 栄養不足
- ホルモンバランス
- 活性酸素
など複合的ですが、特にストレスは白髪のきっかけになりやすいと言われています。
メラノサイトは神経細胞から分化した起源を持つからです。
大きなストレスがかかるとメラノサイトが働かなくなって白髪が増えたり、逆に過剰反応してシミが増えたりします。
忙しくても好きなことに没頭したり、リラックスする時間を積極的につくりましょう。
まとめ
白髪、薄毛、抜け毛など年齢を重ねるごとに少しずつ髪質の変化があらわれます。
30歳前後から細胞レベルでの老化は既に始まっています。
女性ホルモンのプロゲステロンが徐々に減少し始め、ヘアサイクルの乱れも起こります。
40代になると、髪のうねりや白髪の増加、髪の毛が、傷みやすくなってきます。
そして、50代で更年期を迎える頃、今度は女性ホルモンのエストロゲンの減少が起こり、薄毛や抜け毛が加速してしまいます。
このようにエイジングの進行は必ず起こってしまうために、
早いうちから髪の製造元である身体のケアが大切です。
健康に保つためには少し努力が必要ですが、思い立ったその日から、食事、運動、ストレス解消など少しずつ意識していきましょう。
ではでは。
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バランスよく摂り入れるようにしましょう。