どーもー!
髪と頭皮のことを真剣に考える美容師あっくんです。
大阪の寝屋川市で「hair’s LOG(ヘアーズ ログ)」という美容室をやっています。
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あっくん(小野敦之)プロフィール
ヘアブリーチを使用したヘアスタイルも流行しているので、それに伴い髪や頭皮へのトラブルも増加してきています。
ブリーチされる方はこの様なケースもあるので注意してください。
〔もくじ〕
美容院でブリーチした女性、化学熱傷で一生“部分ハゲ”に(英)
今から約1年前、「ブルネットの髪を軽めの色にしたい」と美容院を訪れた女性は、ブリーチ剤で後頭部に化学熱傷を負った。女性はのちに皮膚移植が必要となり、後頭部に部分ハゲが残ってしまった。24歳の女性の悪夢のような経験を『The Sun』などが伝えている。
ブリーチで髪がボロボロ、頭皮は大火傷に!?
英ロンドン南部サットンに住むエリー・スウェインさん(24歳)は、
昨年5月、ウェスト・サセックス州クローリーの「シグネチャーズ・ヘアー・スタジオ」というヘアサロンで、
髪の色素を落として脱色する「ヘアブリーチ」の施術を受けました。
ところがブリーチ剤を塗り、約10~15分後、
エリーさんは頭が燃えるような感覚を覚え、美容師の女性に薬剤を落とすようお願いしました。
もともとはブルネット(黒みがかった)の髪色だったというエリーさんは、当時のことをこのように振り返っています。
ブリーチで火傷をおってしまった経緯
「あの時はまるで頭全体が燃えているようで、美容師が頭に巻いたプラスチックを取るとオーブンのドアを開けた時のように湯気が立ち上ったのです。染髪時には髪はチリチリで鮮やかな黄色に変わっており、美容師はその髪にさらにカラー剤を塗り、色を変えようとしたのです。」
「それから5分後、私は再び頭が燃えているような痛みに襲われ、洗髪をお願いしたのです。髪はダメージが酷く、美容師は髪にコンディショナーをつけて洗い流し、『明朝、もう一度来て下さい』と言って頭を冷やすアイスパックをくれました。」
こうして翌朝、美容院を訪ねたエリーさんは「髪の痛みが酷いから」と長かった髪を肩の長さまでカットされた。しかしエリーさんの悪夢はさらに続いた。
「3、4日後のことです。ブリーチ剤を塗った頭皮に水ぶくれができ、膿が滲み出ていたのです。病院に行くと『感染症に罹っている』と言われ、抗生剤を処方してもらいました。」
「それから1週間経つと、私の頭部は黒に変色し、ついには感覚がなくなってしまいました。緊急外来で患部をきれいにしてもらいましたが、髪が頭皮にへばりついていただけでなく、私が頭を剃るのを嫌がったため、スタッフは熱傷がいかに深刻なのか気付かなかったようです。」
「そして2日後、今度は頭から流血し髪が抜け始めました。NHS111(電話医療相談)に電話すると、病院へすぐ行くように言われました。」
「病院では頭部を剃られ、後頭部の大部分を占める7×10センチの黒い熱傷があることが分かりました。医師には『感覚がないということは皮膚が壊死しているということ。皮膚移植以外に選択はない』と告げられ、ショックでその場で泣き崩れました。」
エリーさんの手術は昨年6月17日、ロンドンの「チェルシー・アンド・ウェストミンスター病院
(Chelsea and Westminster Hospital)」の熱傷専門病棟にて行われ、太腿の皮膚が頭部へと移植された。エリーさんは「皮膚移植をした部位は毛根が死んでしまい、髪は一生生えることはありません」と肩を落とし、手術後の様子についてこのように語った。
「化学熱傷で後頭部に大きなハゲができた私は、病院に行く時以外は外出しなくなりました。皮膚移植で太腿にも傷が残り、自分に自信がなくなり、精神的に酷く打ちのめされてしまったのです。」
「手術後は頭皮の検査だけでなく、太腿の傷跡を薄くする治療も積極的に行いました。またトラウマを克服するための精神的なカウンセリングも受けました。」
「現在は皮膚移植をした周辺の髪が少しだけ生えてきましたが、部分ハゲを隠すためのヘアエクステは一生必要になるのです。」
実はエリーさん、施術を受ける1年前に友達の紹介で同じ美容院を訪れ、毛先にカラーを入れたという。そして「この美容院なら大丈夫」とブリーチをしてもらったそうで、
「まさか美容院で人生を変えるような傷を負うとは考えてもいませんでした。ブリーチによる傷がどれほど酷いものか、多くの人に知ってもらいたいと思います」
と注意喚起した。
ブリーチ剤による頭皮かぶれはなぜ起こる!?
ヘアブリーチは美容室のメニューの中でも1.2を争うほど髪の毛を傷めてしまう施術です。
ただ、明るい髪色が好きな方、外国人みたいな髪色に憧れる方、デザイン性の高い髪型にしたい方、派手髪にしたい方、などには人気の高いメニューです。
特に日本人などのアジア人は、地毛が真っ黒のために、一度でもブリーチしないと出来ない髪色がたくさんあります。
その為にはブリーチ剤を使用して髪の毛を脱色する必要があるのですが、
この強い脱色作用は髪の毛にダメージを与えたり、頭皮かぶれを起こす原因にもなります。
ブリーチを使用して多い頭皮かぶれは、
「刺激性かぶれ」と呼ばれるものです。
これはブリーチの強い刺激により、塗布された頭皮がピリピリしたり、
酷ければ痛みや炎症を起こしてしまいます。
今回のエリーさんも、ブリーチによる頭皮かぶれを起こし、それが酷かったために、熱傷という症状まで悪化してしまったと考えられます。
海外では日本で使われているより、強い薬剤(10%以上の過酸化水素)などが認められている為に、
早くしっかり脱色できる反面、髪の毛と頭皮に強いダメージを与えてしまいます。
頭皮の状態があまり良くない時や、もともと頭皮が弱い方は、ブリーチ剤を頭皮に付けないで塗布してもらったり、
保護オイルなどを使って頭皮を守ってもらうと良いでしょう。
このニュースが報道されると、
- 「美容院を訴えるべき」
- 「美容院でのパッチテストは絶対必要」
- 「私も美容院でブリーチをして、激しく痛みすぐに落としてもらった」
- 「これは酷い」
- 「かなりの痛みだったのでは?」
- 「顔や喉にアレルギー反応がでなかったことは不幸中の幸い」
といったコメントがあがっていますが、
美容師さん側の明らかなミスがなかったとするなら、
頭皮の状態は個人差が大きいので、
ブリーチをする時は、頭皮が乾燥してなかったり、その前から炎症や痒みがないか、ご自身でも確認しておく事が大切です。
そして塗布されて違和感があった場合にはすぐにでも流してもらう様に伝えましょう!
刺激性かぶれは早く流せれば重大な事故や症状になりにくいです。
それと、パッチテストやアレルギーなどのご意見もありますが、
ブリーチが触れた箇所以外に目が腫れるとか、首や身体にも影響が出るなどの症状が出た場合にはアレルギーの可能性があります。
ブリーチを繰り返している方に起こりやすい症状です。
この様な症状が出た場合には、今後ブリーチを使用する事は、危険ですので絶対にやめましょう。
身体に無理させない範囲で、オシャレを楽しまれたら良いかと思います。
ではでは。
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