どーもー!
大阪で髪や頭皮のことを真剣に考える美容師あっくんです。
今回のゲスト様はジアミンアレルギーやヘアマニキュアなどでもアレルギー反応をしてしまう薬剤にとても敏感な方です。
〔もくじ〕
褪色の早いノンジアミンカラーはマメなメンテナンスが大切です。
市販のカラートリートメントでもダメなものもあったそうですが、
僕のところにご相談に来られて、何度かノンジアミンカラーを行いましたが、
今のところアレルギー症状が出ずにカラーリングできていますので、
とおっしゃってくださっています。
ただし、ノンジアミンカラーにも欠点は存在します
まずは Before
前回のご来店から50日ぶりのご来店です。
根元の白髪が伸びてきていることと、
前回染めた辺りが少し色落ちしていることがわかります。
ノンジアミンカラーは種類や使い方にももちろんよりますが、
ジアミンカラー(酸化染料)に比べて、刺激やアレルギー性、髪や頭皮へのダメージが少ない分、どうしても染まりが悪く、色落ちも早いという欠点があります。
すぐ染まって、色持ちが良いということは、やはりそれなりのパワーや刺激があるということです。
頭皮や髪の毛に優しいことをしたいと思うのならば、その欠点を理解し、それに合わせた方法をとることが必要だと思っています。
- 毛量 普通
- 癖無し
- 白髪率10〜20%程度
施術工程
ノンジアミンのカラーリングですが、
今回も塩基性HC染料をベースに染めていきます。
もちろん、アレルギー性の皮膚炎に加え、刺激性の皮膚炎からも頭皮を保護しておきたいので、顔周りのフェイスクリームは当然のこと、
頭皮にも保護クリームをたっぷり塗ってから塗布していきます。
塩基性HC染料を使ったノンジアミンの白髪染めは、ジアミン入りのアルカリカラーと違い髪の毛の表面辺りにしか染料が定着しないためにどうしても色落ちが早くなってしまいます。
染まりや色持ちを良くする方法として、
根元の伸びてきたリタッチ部分をメインで染めさせていただきますが、前回分の色が薄くなったところまで馴染ませていきます。
通算3回ほど重ねさせていただくと色落ちはしにくくなってきますので、
通常のジアミンカラーよりもマメなご来店によるカラーメンテナンスをオススメしています。(これまでジアミンカラーで染められていた時より少しだけ早めの間隔で染めにこられる方が多いです)
カットは、
前髪を伸ばしてサイドの髪とつながった前下がりボブを目指し伸ばし中のお客様ですので、
ネープを短く、後頭部はふんわりなる様に段を入れ、サイドは揃えるくらいにしてバランスを整えさせていただきました。
After
根元の白髪はノンジアミンでもちゃんとカバーしながら、バランスの良い前下がりボブに近づきました。
これでメンテナンス完了です♪
前回の色落ちを感じるところまでのリタッチにしておくことで、髪への負担も抑えつつ、白髪もカバーすることができます。
今後もノンジアミンカラーのリタッチベースで髪と頭皮に出来る限り負担を与えないようにしながら、ヘアカラーを楽しんでいきましょう。
ではでは。
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あっくん★
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